Rate: 9.2/10.0
Genre: Screaming Melodic/Metalcore/Punk
For Fans of: Stick To Your Guns, No Bragging Rights, Light Your Anchor.
Country: Oerel, German.
Label: Quality Steel Records
Official: facebook
Tiny-Y-Sonが改名し、Anchors & Heartsになってから初めてのフルレングス。相変わらずの格好良さに一安心。叙情派Metalcoreなヘヴィネスと叙情性も追加されちゃったりして、前作とはまた一味違った感じに。どんなにヘヴィなリフで落とした展開があっても、メロディパートになれば疾走展開になってくれる相変わらずのMelodicサウンドにニヤニヤが止まりません。
Landscapes
前作"Embracing Uncertainty"は割かしStrike Anywhere、A Wilhelm Screamとかみたいな駆け抜けるMelodic Hardcoreって感じで、音もPunk/Hardcoreなガシャガシャした粗雑感もあったんですが、今作ではサウンドプロダクションもグッと変わって太くタイトなMetalcore的な重厚さ。前作はDonotsのメンバーとの共同プロデュースってこともあって、ああいうPunk的な音だったのかなと。そういう意味では前作のような音をイメージした人にはちょっとクドく感じる部分もあるかも。
とは言え、近年のヘヴィなサウンドに慣れっこで、前述のような叙情派MetalcoreやNo Bragging Rights、Stick To Your GunsのようなストロングスタイルのMelodic Hardcoreが好きな人はドツボにハマるサウンド!"Extraterrestrial Warfare"なんて、もろIgnite直系のメロディって感じだし。かと思えば、"This World We Keep Alive"ではエモーショナルなフレーズが飛び交うモダンなサウンドだし、本当に最近のラウドシーンが好きな人にはたまらないはず。
このヘヴィネスや攻撃性、キャッチーさやメロディパート等のバランス感は、2000年代中期のScreamo…Story Of The YearやSilversteinとかを彷彿とさせるし、そこら辺が好きな人もイケるかも。前のめりなまでに攻撃的に駆け抜けるって感じもFast Melodic好きの心を擽りそう。
Scene Style Fuck
This World We Keep Alive
割りと似たような展開・パターンの曲が多い気もしますが、むしろ好きな展開ばかりなのでこれでOK!「メロディックバンドといえば金太郎飴的作品」ってな感じにはマジョリティですからね!畳み掛けるようなシャウトとメロディの応酬、ちょっと落としてきたかと思えば全速力で駆け抜けていく、裏ではエモーショナルなフレーズが鳴りながらメロディパートが流れていく…もうこんな展開飽きるはずがありませんよ!!そう!!これだよこれなんだよ!!っていう最近の痒い所に手が届くサウンドに興奮しっぱなし!!
是非ぜひチェックしてみて下さい!オススメです!
This Is Real
Tracklist
1. The Lake Of Tolerance Mountain
2. This Is A Riot!
3. Scene. Style. Fuck.
4. This World We Keep Alive
5. Stay Awake (The Walking Dead)
6. Extraterrestrial Warfare
7. Pieces
8. Landscapes
9. Lifetimes
10. Erase Rewind
0 件のコメント:
コメントを投稿