Amber Pacific / The Turn (2014)





Rate: 8.5/10.0
Genre: Melodic/Pop Punk/Rock
For Fans of: Yellowcard, All Time Low, Quietdrive.
Country: Washington, US.
Label: Digitally Sound Records.
Link: facebook





僕にとっての00年代のPop Punkは、90'sの象徴的なPunkであるMelodic Hardcoreサウンドに、ポピュラーシーンに影響を受けたようなカラッとしたUS Pop Rockなメロディが載ったようなPop Punkサウンド。なので、それこそ疾走チューンもあれば、バラードのような曲もあるし、妙にロッキンな曲もあったりして、変に振り幅のあるアルバム内容だったり。ここらへんの流れはAll Time Low以降のPop Punkシーンに強く影響を与えてると思うんですよね。
そんな00'sサウンドを象徴するようなサウンドを変わらず新作でも聴かせてくれるAmber Pacificの4thをレビュー。実はVictoryから出した3rdは一切聴いていないので変わらず聴かせてくれいるかどうかはわからないんですけどね(小声)

Amber Pacific - Undone


リアルタイムで彼らをガッツリ聴いていない僕ですら「おぉ!」と唸った程の00's感ですから、リアルタイムで聴きまくっていたファンの方は興奮必至なのではないでしょうか?それ程に迸る2004〜06感と言いますか…オープニングを飾る"Undone"のVERSEからの展開を聴いていても、「オーオー」フレーズがあったら、その後4つ打ちのノリノリにいきそうなもんですが、しっかりと2ビートの疾走展開になってますからね。
ずっとではなく、思い出したように顔を出すFace To Faceっぽいベースも何だかやっぱり00'sっぽい。どうやら今作ではゲストボーカルでも参加しているMike Herreraがベースをサポートしてるそうな。Hopeless Records時代から一緒にサポートし合ってたみたいですからね。
Hopeless時代といえば、今作ではHopeless時代の人気作2作でボーカルを取っていたオリジナルボーカルのMatt Youngが復帰したそうな。上記でも述べましたが、僕はそもそもVictory時代の違うボーカルを知らないので、「祝復帰!」という実感はないのですが、やはりそれでも今作を聴いていて「彼以外じゃ考えられないな」と思わせるしっくり感はありますね。

Next To Me


狙いまくってる感のあるデュエットバラードの"Next To Me"は狙い通り聴き入ってしまうし、ピロピロ&ファストな"Safe For Now"はやはり聴いていてワクワクしますね。"Next To Me"に関してもそうですしが、こういうクリスチャン臭のする昇華性のあるメロディは何だかんだ好きになっちゃいます。
"You Get What You Get"なんかを聴いても、All Time Lowを好きな層にもしっかりヒットしそうな気もしますが、如何せんこの復活作とも言える作品のプロモーションが日本ではそこまで行われてはいないと思うので、「え?リリースしてたの?」みたいな感じの人も多いかも?そういう意味では大きいレーベルに所属するって事は大事な事ではあるんでしょうね。日本にも販路があるような大きなレーベルに所属する事は。

兎にも角にも、このリリースによって動きが活発になるであろう彼らの今後はチェックですね!

Safe For Now



Tracklist

    01. Undone (feat. Mike Herrera)
    02. Young Love
    03. When I Found You (feat. Alex Gaskarth)
    04. Next To Me (feat. Darianne Westcott)
    05. Safe For Now
    06. I’ll Beat The Odds
    07. Don’t Let It Fall Through
    08. You Get What You Get
    09. Who You Are
    10. Would You?
0 件のコメント:
コメントを投稿

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...