他の活動で言えば、Paul Westerberg(The Replacements)のライブでギター弾いてたり、Robert Pollard(Guided by Voices)と"The Keene Brothers"ってバンドやってたり、Paul Chastain(Velvet Crush)と"The Small Square"ってバンドやってたりしてるそうな。すげえ。
ゲスト参加レベルで言えば、Goo Goo Dollsの名盤"Dizzy Up The Girl"の"Broadway"でもギター弾いてたり、Gin BlossomsのRobin Wilsonの企画アルバム(?)"The Poppin' Wheelies"に楽曲提供("Places That Are Gone","Babyface","Back Again")してたりもしてます。ひゃー。
他にも調べてみると、Goo Goo Dollsのレア音源集"Rarities"ではTommy Keeneのカバー"Nothing Can Change You"をやってたり、Beach Slangの"The Deadbeat Bang of Heartbreak City"収録の"Tommy In The 80s"はTommy Stinson(The Replacements)じゃなくて、Tommy Keeneのことみたいですし(pitchfork参照)、両バンドともしっかり影響受けてるみたいですね。やっぱり双方の音を聴いても頷けますもんね。
Alternative Rockというと、80's Hard Rockシーンへのカウンターカルチャーとしての面が印象付いちゃいますが、彼の作品を聴くと、やはりAlternativeシーンも過去から連綿と続く音楽の1つだなあと感じます。70'sのRock色をしっかり感じさせるシンプルなPowerpopに、80'sのUKのIndie/Guitarpop辺りのアレンジや空気感を含ませながらも、やっぱりUSのカラッとしている彼のサウンドは、しっかりと90'sのAltenative/Indieシーンにバトンを繋いでいったんじゃないかと妄想しちゃいます。Geffenからもリリースされてるし、全米に展開されてたりしてたのかしら。
オープニングナンバーにしてキラーチューンの"Nothing Can Change You"はGoo Goo Dollsファンを悶絶させるギターフレーズとCHORUSパートのハモりの応酬です。"Light of Love"のAlternativeみを感じるイントロや、80's UKっぽい空気感やアレンジの"Based on Happy Times"なんかが入ってるあたり、80年代から90年代の過渡期って感じで良いですね。
レコードで言えばB面のオープニングナンバーである"Highwire Days"もまたキラーチューン。Guitarpopっぽさのある印象的なアルペジオのフレーズが散りばめられた楽曲なんですが、しっかりガシガシとブリッジミュートのギターがリズムを引っ張るVERSEパートが楽曲のキラキラ感を抑えていて、結果的によりアルペジオのパートが切なく印象的に聴こえるんですよね。逆に"If We Run Away"はもうIndie/Guitarpopに振り切っててキラキラしてて、それはそれで素敵。
関係ないですが"Hanging On to Yesterday"のイントロを聴くと、The Replacementsの"Bastards of Young"が始まりそうでドキッとします。いや音階も違うし、フレーズが似てもいないんですけどね。
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