10 Best Albums/EP of 2019 + Best Songs Playlist on Spotify

2019年も結局更新をしなかったですが、何とかベスト記事だけはアップできました。
自分でチェックする意欲だったり、探す努力というのはやはり減っているような感じはありますが、皆さんの記事やツイッターだったり、ストリーミングサービスのおススメなんかで新しいアーティスト・バンドに出会えた幸せな年でもありました。特にKirk Franklinは本当に衝撃でした。



Friendly Fires / Inflorescent



前作"Pala (2011)"も素晴らしい作品でしたが、今作もまた彼ららしいノスタルジックなメロディとトラックに、Post Punk風味の小気味良い16ビートが刻まれてたまらない仕上がりに。アゲアゲEDMやドープなトラップとはまた違うトリップ感を味わえる良作です。


Kirk Franklin / Long Live Love



とんでもないアルバム。僕はこういうサウンドを聴きたかったんだ!と叫びたいくらいの衝撃でした。wikipediaによるとUrban Contemporary Gospelというらしいですが、Christian Contemporary Musicとはまた違うのかしら…CCMの中のUSGって感じでしょうか。とにかく、ゴスペル特有の繰り返しのフレーズから生まれる熱狂的なグルーヴと、圧倒的な多幸感にぶっ飛んじゃう名作オブ名作です。コンテンポラリーっていうだけあって、ビートやトラックなんかは今っぽいっちゃあ今っぽいんですが、ゴスペルに近代のビートを入れると何となく90's Pop/R&Bっぽくなる所も好きです。この10枚に関しては順位付けるつもりはないんですが、このアルバムだけは2019年No.1です。


Macseal / Super Enthusiast



10's Emoと言うと、90's Emoのリバイバルサウンドなんて言われることもありましたが、このバンドに関してはメロはCopelandや初期The All American Rejects等の00'sのサウンドも彷彿させて、僕的には凄く刺さりました。
昨今様々なニュアンスやシーンで使われる「エモ」ですが、この楽曲の持つメロディやサウンドがもたらす、懐かしさと切なさという言葉だけでは言い表せない感情こそが、僕にとってエモなのかなあと。


Martha / Love Keeps Kicking



Pop Punk好きからGuitar Pop~Powerpop好きにまで刺さる、ジャングリーでご機嫌なサウンド…ってだけじゃなくどこか泣ける切なさも併せて駆け出していく感じがまた良いですね!何より個人的にはこのじゃけからこのサウンドが全く想像出来ないところもまた良い。
あと関係ないんですが"WrestleMania VIII"のサビがBlink182の"First Date"っぽくて凄く好きです。


No Rome / Crying In The Prettiest Places



The 1975周りのアーティストだったり、フォロワーのバンドの中含めてダントツで好きなのが、No Rome。もう頼むから最近リリースしてるシングル含めたアルバムを出してくれって感じですが、前作に引き続き今作もEPでのリリース。浮遊感のあるトラックに、メロウでグルーヴ感のある「今」っぽいサウンドが本当に心地良いです。
EPだったし今作をベストに上げるか迷ったのですが、この作品の次(?)に出した"Trust3000 (feat. Dijon)"が最高に良過ぎたので、合わせ技一本ということで(意味不明)。


Origami Angel / Somewhere City



前述のMacsealが00'sなサウンドだとすれば、こちらは10'sフレーバー。Indie EmoサウンドにModern Pop Punkのタテノリのメロやリフが盛り込まれていて、近年のシーンを追い求めていた人にとっては「これこれ!」っていう痒い所に手が届く絶妙なバランスのサウンド。こりゃ人気出ますわ。


Somos / Prison On A Hill



言い方が悪いかもしれませんが、「予想外に良かった作品」でした。こんなメジャー感のあるNew Wave~Indie Rock感を出しているバンドでしたっけ?Pop Punk~Emoな音を出しているバンドだと思っていたので、良い意味で裏切られました。(しっかり聞きこんでいたわけではないので、前からそうだったのかもしれませんけど)
ありそうでないバランス感覚のサウンドえ、全体的に捨て曲なく長いこと楽しめる作品になりそうです。


The Run Up / In Motion



「男臭いメロディ×力強いシンガロング×疾走感(時々ピロピロギター)=最高」
Latterman、RVIVR、Iron Chic辺りのサウンドが好きな人はマストな感じでおススメです。


Young Guv / GUV I &Ⅱ



Young GuvことBen Cook氏の作品。しかしこの人プロジェクトやり過ぎて、どんな人でどんな音を鳴らす人か紹介するの大変なんですが、今作を紹介すれば一発いいんじゃないかって位、Ben Cook集大成の作品かなと勝手に思ってます。Garage/Rock/Guitarpop/Powerpop/Electro Popなどなど彼の魅力が存分に詰まった最高の作品です。


213 / Three Little Words



81年にレコーディングされ、お蔵入りとなった幻の音源がついにリリース。そこに至る経緯などはカナザワさんのブログをご参照していただければ。
Light Mellow on the web ~ turntable diary ~:THREE LITTLE WORDS / 213
とにもかくにも最高にグルーヴィで心地いいウェストコーストサウンド。メロディが最高なのはもちろん、特にもうリズム隊がたまんないです惜しむらくは楽曲が9曲なのと、もうこのメンバーでのリリースがないだろうというところ。それでも生活を彩る今年のヘビロテの一枚でした。うーん最高。


今年はもう少し更新の仕方考えたいかなあと思います。いつも言ってますけどね。とにかく今年もよろしくお願いします。


2020/01/02 追記

今年のベストソング集的なプレイリストをSpotifyで作ったので、もし良かったチェックしてみて下さい。嫁さんも作ってくれたのでそちらも是非。

<僕>


<嫁さん>



1 件のコメント:
  1. はじめまして!Young guvは私も2019年の中でベストを争う良さでした!

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