Bayside / Killing Time (2011)

Genre: Melodic Punk/Alternative/Emotional
For Fans of: Jimmy Eat World, Punchline, The Alkaline Trio.
Country: N.Y, US
Label: Wind-Up Records

1. Already Gone
2. Sick, Sick, Sick
3. Mona Lisa
4. It's Not A Bad Little War
5. Sinking and Swimming on Long Island
6. Seeing Sound
7. The Wrong Way
8. On Love On Life
9. The New Flesh
10. Killing Time

Myspace

Sick, Sick, Sick


BaysideがVicotryからWind-Upに移籍ってのは結構ビックリしました。調べてみたら同じくNYを拠点にしているから、別にそこまで変でもないのかもしれませんけど・・・。やっぱりEvanescenceやCreed、Finger Elevenらのヘヴィサウンドな連中と並ぶと違和感ありますね(笑) Cartelが居た事が救いですね。

まぁそんな事は関係なしに、かなり良いアルバムが出来たようです。レーベルの色と関係あるのか無いのかわかりませんが、サウンドも前作よりもタフでロックな感じになってますね。オルタナな感じで一筋縄ではいかないメロディも、力強いサウンドに相まって、よりエモーショナルになってます。

アルバムからシングルカットされた1st Singleの"Sick, Sick, Sick"もAlkaline Trioのようなダークな雰囲気を醸し出しながら力強く疾走してる感じが男臭くて良いです！！


The Wrong Way


曲に疾走感はあるんですけど、前のめりでもないし、軽くもない。しっかりと地に足をつけてロックなサウンドを出しながら走っていて、安定感があります。サウンドそのものが渋い！っていうわけじゃないんですが、姿勢・スタイルが渋いです！！
サウンドのバランスが凄く上手くいってるのか、低音が凄く気持良いんですよね。
調べたらGil Norton先生じゃないか！！Foo FightersとかJimmy Eat WorldとかSum 41とか、ロックでパンキッシュでエモーショナルに定評のあるギル先生ならば納得の出来ですね。

個人的にはIn Case Of FireとGeneral Fiascoの成功は彼による所が多いと思う。凄いGil Nortonっぽいサウンドになってるし。今度出るFuturesの1stフルも先生がプロデュースするらしい。Alternative/Indie/Emoなサウンドが魅力な彼らにはピッタリですね。超楽しみ。
Futuresのオススメ曲→Futures / The Boy Who Cried Wolf


Killing Time


最後にこういうスケールを感じさせる落としたロックナンバーをかましてくる辺りがニクいですね。。これにストリングス系を絡ませたら、完全にWind-Upサウンド。ハードロック化していくのも面白いかもしれませんね。前作のインディー系な感じを見るに、彼らは引き出し多そうですし。
後、ハードなサウンドになった事によって、Anthony(Vo/Gt)の声のノビもイキイキしているように思えます。凄い良い声してますよね。こういう感じの声好きなんですよね。

激PUSH！とまではいきませんが、限りなく激PUSHに近い良盤でした。