Genre: Fast Melodic/Technical/Punk
For Fans of: Adhesive, Satanic Surfers, Forus.
Country: Sweden
Label: Kickass Records / High speed flower Records & DTFH
1. The Greater Distance
2. Reverse
3. This Machine And I
4. Fifty Feet Under
5. State Of Grace
6. Skeletons
7. Reason Is Able But Hatred Is Mad
8. Sinking Ships
9. Cold
10. Stories
11. Ghosts Of Old
12. Drained
13. Shout At The World
14. What Separates Us All
Myspace
Fifty Feet Under
相変わらず良いバンドを日本に送り出してくれる、High speed flower Recordsさんの激押しバンド、From The Tracksの3rdフルアルバムをれぶー。
何ちゅーか・・・これこそ高速メロディックだ!っていう意志が伝わってくる程の、速度・技術・展開に圧倒されてしまいます。最初はポカーンって感じで聴いてたんですが、徐々にその良さを噛み締めていく感じ・・・。曲自体が短いのであっという間にアルバムが終わってしまいます。気がついたらもう一回最初っから聞き返したくなる中毒性があります。
Reason Is Able But Hatred Is Mad
恐らくはその一筋縄ではいかない展開・癖のあるメロディが中々消化できないので、もう一回聞きたくなるんです。まぁ普通だったら聞き返すまでもないんですが、彼らは曲の所々に何か引っかかる物を感じるんですよね。「小さな傷」って言うか・・・こう・・・
「…!このリフ!何か今凄かったな・・・」
「今の展開エモいな~」
「何か今のメロディ凄い良かったような・・・もう一回巻き戻して・・・」
と言ったように、試聴後に跡を残していくんです。そこを気にして何回も聴いてく内に新たに傷(気になる部分)を発見し・・・というポジティブな流れ。
そして何度も聴く内に全体像を掴み始め、その頃にはすっかり展開を覚えて大好きになってる・・・といった感じ。The Fullblastを好きになった時もこんな感じでした。最初聴いて「格好いいんだけど・・・ん~・・・もう一回聴こう・・・」と繰り返すうちにフェイバリットバンドになってました。
State Of Grace
そうは言っても前作よりも、曲そのものがソリッドになってます。余計なものを削ぎ落として、聴きやすさは増していると思います。その分切れ味も前作より増し、引っかかる「傷」もより深く・大きなものになってます。そしてその傷の深さ・大きさが、曲の衝撃・愛着であり、バンドへの評価であるとするならば・・・今作は間違いなく彼らの最高傑作であることは間違いないです!!今年のメロディック狂のマスト盤ですよ!!
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From The Tracks / The Greater Distance (2011)
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