「懐かしのパソコンゲーム」と言っても、フロッピーディスクでやるような「ゴルフ」「ブロック崩し」は流石に古過ぎるので、windows95以降の光ディスクの個人的名作ゲームを紹介していきます。
ちなみに今回は音楽関係ありません(断言)。あ~あったなあ、懐かしいなあとか思ってくれたら嬉しいです。
Hover! (Microsoft, 1995)
ゲーム名 (開発元もしくは出版元, リリース年)
初めて起動した時、何をするゲームか全くわからなかった僕は、ただ壁にぶつかって遊んでいました。(意味不明)
しかしいざルールがわかるとかなり面白いですね。コンピュータのホバーよりも先に自分の旗を取った方が勝ちというルールなんです。Windowsの迷路スクリーンセーバーで画面酔いする僕としては、余り得意なゲームではないですが、楽しかったですね。
Windows 3D Maze Screensaver
アリーナ (Datt Japan, 1995)
富士通製のPCにプリインストールされている「GAMEPACK」というゲーム集。そんな「GAMEPACK」で最も面白いと思うのが「アリーナ」というRPG。
ストーリーもエンディングも無く、ただ闘技場(アリーナ)でモンスターと戦い、経験値と賞金と名声を得る事を目指す作業ゲーになりかねない、単調な仕様。しかしこれが癖になる面白さなんです。
良く言えば、子供でも出来るシンプルなシステムとも。ひたすら戦闘→育成→戦闘というシステムで、最初は倒せなかった敵を倒すという、RPGのカタルシスのみに特化したゲームってわけです。
一度やりだすと止まらなくなる魅力があります。
このGAMEPACKが収録された富士通製PC「FMV」は、windows95の爆発的な売れ行きに併せた低価格路線で、当時国内でシェアNO.1のNECを超えてNO.1となったそうな(wiki参照)。というわけでFMVのみ収録のゲームと言えど、このアリーナというゲームをプレイした人は意外と多いようです。
Battle Beast (7th Level, 1995)
今思えば、動物愛護団体も真っ青のこのゲーム。ただミュータントタートルズが好きな人にはたまらない雰囲気なはず。しかもこれ、通信対戦も可能だったというから驚き。まあ当時インターネットを繋ぐなんて事、よっぽどのことがない限り出来ませんでしたが。ダイアルアップの料金のかかり具合のヤバさは半端じゃないですよね。
当時はルーニー・テューンズみたいな、こういうちょっとイカれた感じの海外のアニメ等が好きだったので、こういう雰囲気を何が楽しいかもわからず好んでプレイしていました。正直あんまり敵を倒した記憶もないです。ただ今見てもグッと来るゲーム観ですね。
Microsoft Fury3 (Microsoft, 1995)
この3乗の3という事で、Fury Cubeと読みます。これは正直今見てもウズウズする位面白かったですね。横スクロール、あるいは縦スクロールしかやった事のないシューティングに、3Dの箱庭型で、指令に従って敵の基地やロボットを把握していくというゲームは衝撃的でした。このゲームも英語なんですが、やってると何となく分かるので、問題なく遊べました。
地表に存在する敵や基地だけじゃなく、山や地下に隠れている基地を見つけ出して潜入する事もあって、凄くワクワクしました。子供って秘密基地とか横穴って何であんなに興奮するんでしょうね。
確かセットでSidewinderというJoystickが付いて来ましたが、はっきり言って使いにくかったので、両手に持つ、所謂普通のJoypadでプレイしてました。
まるで本物のパイロットのような気分になれるSidewinder!殆ど使っていません。しかも中々他の用途に使えないので、まるでスーファミのスーパースコープのような末路に…
こっちがMicrosoftのGamepad。この両脇の突起の裏にはNintendo64のZボタンのようにLRボタンが付いています。意外と使い易い。
MechWarrior 2: 31st Century Combat (Activision, 1995)
何処かの派閥に所属し、勢力を争いながら様々な星で、戦闘や工作活動をしていくんですが、ミッションをこなせば、階級も上がり使えるロボットも増えたり、そのロボットも武装をカスタマイズすることが出来て、本当に面白い。コストや重量も制限があって、色々考えながらミッションに合うカスタマイズをしていきます。
両手、両肩、頭の5箇所にそれぞれ武器を装備出来るんですが、その部分を破損するとその武器を使えなくなったり、オーバーヒートしやすくなったりと色々考えられたシステムでしたね。まあ当時の僕なんかそんなの関係なく、重火器ばかり装備して、オーバーヒート関係なく撃ちまくってましたけど。すぐゲームオーバーしてしまいました。
ミッションをクリアしても、指定時間までに、指定場所に行かないと母艦みたいなのに戻れずにミッション失敗みたいになるのも面白いですね。「γ地点に行け」みたいな事に言われても、当時の僕には「なんじゃそりゃ」って感じでしたが。
Pitfall: The Mayan Adventure (Activision, 1995)
邦題は「ピットフォール マヤの大冒険」です。元はAtari 2600専用ゲームだったようですが、PC版だけではなく、どうやらスーパーファミコンや、メガドライブ版もあるようで、そちらの方でプレイした方も多いかもしれません。その後、GBAやWiiのバーチャルコンソール等でも移植されているようで、人気のある作品のようです。
洋ゲー特有のヌルヌルした動きと、わざとらしい効果音、美麗なグラフィックスがたまりません。同様に、グラフィックスの良さ故にゴチャゴチャしているせいで、何処から足場で何処から背景なのかわかりにくい。更に2Dアクションゲーム特有の右に進めばゴールという事もなく、前述の足場の分かり難さから、ゴールまでの道のりを見つけるのが大変。ヒント無しの仕掛けや、一撃死のトラップ等、やりこまずにいられない要素ばかりです。
HPゲージも洒落ていて、ダメージを食らうと右上のワニが主人公を食べようと少しづつ近付いていきます。
様々なハードでリリースされていますが、今回調べてみた所、グラフィックスの良さや画面の大きさ、ヌルヌル感や音質的にPC版の方が良さそうな感じがします。
ルナティックドーン 開かれた前途 (ARTDINK, 1995)
これも名作!まず世界を最初に創造します。秩序+混沌+善+悪のバランスを決めると、それに対応した国の勢力が変わり、人の性格や雰囲気も変わっていくようです。悪や混沌のバランスが強いと、街に居て突然冒険者に襲われる事もしばしば。まさに世紀末な世界を作ることも可能のようです。
また本人の行動で、キャラクターの性格が変わり、それによって属性が決められます。悪い事ばっかりしていると、秩序や善を属性とした魔法や攻撃に弱くなる、という感じです。
この世界で動く殆どのキャラクターに性格や属性、名前にアイテム・装備、設定が割り振られていて、それぞれが独自に行動していきます。依頼をこなしたり、自身が設定したキャラクターにロール・プレイングさせることによって、そういった他のキャラたちと行動を共にしたり、戦ったり、あるいは殺しあったりすることもあります。
冒険者の広場に行くと、選択肢が表示されますが、「話す」「誘う」「盗む」「襲う」という考えられない行動選択(笑)ちなみに盗むが失敗すると戦闘になります。例え1人の人間を盗んだり襲ったりしても、その人物が仲間を連れて歩いていると、その全員で殺しにかかってきます。悪さばかりしていると、仲間にも愛想をつかされたりします(仲間が善の性格の場合)。また街の評価が下がり、街の衛兵が襲ってくることもあり、指名手配犯になり、その国に居難くなることも。
家を建て、店を出すことも出来ますし、結婚して子供を生むことが出来ます。またその成長した子供をプレイすることも可能。やろうと思えば永遠にプレイすることが可能です。
なので、これといった終わらせ方はなく、自分で設定を決めて演じ、物語を作っていくTRPGのような楽しみ方が出来ます。確か100年だか数百年だかに一度魔王みたいなのも現れて、それを倒すと、吟遊詩人に詠われる位の伝説になったりもします。そういう終わらせ方でも良いですよね。
宅配をしたり護衛をしたり、密輸したりものを強奪したり、ダンジョンに潜ったり救出したり、世界を救ったり滅ぼしたり、色々出来る名作RPGだと思います。
Big Red Racing (Domark, 1996)
友人の家でやっていたスーパーマリオカート。あれは何処にぶつかってもスピンするだけでしたが、このゲームはぶつかり過ぎると爆発します。しかもホバークラフトみたいなステージなんかもあって色々新鮮でした。
車体のタイプやカラー、ロゴを決めれたりするのも子供心をくすぐりましたね。まあキャラクターは何か全員アレでしたけど。
他にもワロビージャックの大冒険というクソゲーや、1人でも出来るPC用モノポリーとかありましたが、今回はこれくらいで。
次回はちゃんとゲーム音楽に絡めた記事にしたいと思います。PS2とかにしようかしら。
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