Sum41 / Screaming Bloody Murder (2011)



Rate: 7.6/10.0
Genre: Punk/Rock/Gothic
For Fans of: Green Day, Yellowcard, Alkaline Trio.
Country: Ontario, Canada
Label: Island

1. Reason To Believe
2. Screaming Bloody Murder
3. Skumfuk
4. Time For You To Go
5. Jessica Kill
6. What I Am To Say
7. Holy Image Of Lies
8. Sick Of Everyone
9. Happiness Machine
10. Crash
11. Blood In My Eyes
12. Baby You Don’t Wanna Know
13. Back Where I Belong
14. Exit Song

Myspace

Screaming Bloody Murder


いつも言いますけど、こういう知名度の高く人気のあるバンドのニューアルバムの評価というのは難しいと思うんです。色んな人が聴く故に、それぞれが求めるバンド像が違うと思うんですよね。彼らの場合・・・
「彼らはメタリックであるべき」
「やんちゃなパンクだ!衝動だよ!」
「UKパンク・UKロックに影響を受けたサウンドも良いね」
「ダークな感じが最高!」
等々。

あまり有名でないバンドだったりすると、聞き手の感性も近い人達が多かったりすると思うんですよ。
ただ、ここまで肥大化しているバンドはやはり様々な評価が出てくると思います。
まぁ僕はそういった俯瞰的な立場から物を見れないので、僕位置個人の感想から言うと、このアルバムは「普通」です。

ただ他の凡百の「突き抜けていないパンクバンド」の「普通のアルバム」と、セールス的にも突き抜けている彼らの「普通のアルバム」は違うわけで・・・なので良いアルバムなのは間違いないですよ。でも、ファン以外は買うまでの事はないかな・・・って気がします。


Jessica Kill


前作Underclass Heroよりもある程度方向性は同じ方向を向けているのか、まとまったアルバムな感じもします。ダークでパンクで、ハードでロックで、エッヂが利いているサウンドって感じです。ドラマティックな展開などアレンジはバンドのゴシックな雰囲気をより強めていますね。
ただ上述のように、僕も彼らに求めるモノがある訳で・・・それが1stのようなハジけたアルバムなんです。

正直こういうサウンドであればChuckの方が良いかな・・・って感じです。飛び抜けたシングル曲も前作よりない気がしますし。(少なくとも前作の"Underclass Hero""With Me""Walking Disaster"は僕は大好きでした。)
というか前作の評価低いようですが、僕としては1stと同じくらい好きなんですよね。1stは全曲大好きですが(思い出補正多々有り)、前作(4th)はシングルの切れ味が凄く良かった印象だったので。やはりシングルが良いアルバムは、飽きも早いですが、何だかんだ言ってまた聞くと良いもんですよ。2nd、3rdも格好良いんですが、"Walking Disaster"が入ってるだけで4thが勝ってしまいます。


What Am I To Say


まぁでも、そうは言ってもSum41。聴きこめば聴きこむ程、愛着が湧いてきます。一聴して「微妙・・・」と思いながらも、後々に「意外と良いな・・・」となって、最終的に「良いアルバムだよね」ってなるのが彼らのアルバム。そういう意味でも彼らは実力のあるバンドなんですよね。キッズに人気故に叩かれやすいですが。
なのでオススメは「誰かから借りる」→「・・・」→「返す」→「思い出した時に聴く」→「あれ?」→「意外と気に入ったのでCDを買う」みたいな流れが良いんじゃないかと。

僕の結論。1st>(思い出の壁)>4th>2nd≧3rd>5thって感じです。あれ?一番低い。


Walking Disaster (4thより)


Summer (1stより)
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