調子にのって第2回もやってみました。以前から見つけていたThe Replacementsをカバーしてプレイしている動画が結構たまったので、ここで紹介しておきたいと思います。
アメリカの80~90年代インディーシーンに於いて、R.E.MやHüsker Düらと共に欠かせない存在であるThe Replacements。90年代以降のモダンロック、オルタナロック、パワーポップ、パンク、ハードコア等に影響を与えた彼らのサウンドは今聴いても強く心を揺さぶります。
初期のハードコア・パンクサウンドから、後期のフォーク・ポップロックサウンドへの転換は好みの差こそあれど、ファンにすんなり受け入れられてる気がします。僕は後期のほうが断然好きですけど。
Bastards Of Young
イントロの印象的なギターフレーズに合わせて歌うメロが素晴らしいですね。
Green Day / Surrender - Bastards Of Young
2:06からBastards Of Youngです。この動画はさっき見つけました。さっきの記事でサレンダーの話あ出たので、Green Dayってサレンダーカバーしてたよ・・・な・・・と確認の意味で動画を探してたら見つけました(笑) The Replacementsのwikiを読むとヴォーカルのBillie Joe Armstrongはかなり好きみたいですね。「人生を変えた」と言わせるほど。
"It was amazing. It changed my whole life. If it wasn't for that, I might've spent my whole time playing in bad speed-metal bands." (wiki引用)
Against Me! / Bastards Of Young
Against Me!はやっぱり好きだったんだろうなぁって感じがします。こういうフォーキーなロックバンド好きそうなサウンドですもんね。
Can't Hardly Wait
この5thの"Please Meet To Me (1987)"は本当にスンバラシイと思います。僕が生まれた年にリリースされたのもなにか理由が・・・(笑)イントロが流れた瞬間痺れました。
Band Of Horses / Can't Hardly Wait
インディーロックバンドらしい彼らの優しいアコースティックアレンジが泣けますね。彼らの好むレイドバックなルーツロックにインディー的な要素が加わった後期のReplacementsサウンドはドンピシャなんでしょうね。Band Of Horses自体も良バンドなので良かったらチェックを。Coldplay、Fleet Foxes、Temper Trap好きにオススメ。→"Is There Ghost"
Gin Blossoms / Can't Hardly Wait
まぁ間違いなく彼らはモロ影響を受けたバンドですよね。Gooの次に(笑) Gooは影響なんてもんじゃないですよね(笑)
Gin Blossomのこの間出したアルバムはしっくりこなかったんですよね。やっぱり1stが最高すぎです。
Drag The River / Can't Hardly Wait
まさかChadの歌うThe Replacementsを聞けるとは・・・!ALLのChad Priceが在籍するオルタナカントリーバンドDrag The Riverもまたこの曲をカバーしています。USトラッドサウンドが好きなオルタナ系バンドのアンセム的な曲なんでしょうね。
Sharks / Can't Hardly Wait
客の盛り上がりが無いのがちょっと悲しいですが、一番しっくり来るカバーです。小細工なしのストレートなアレンジが胸を打ちます。もしかして・・・来日でもこのカバーやっちゃったりするのかな!!
Left Of The Dial
しかしこのアルバム4thの"Tim(1985)"が皆好きなんですね。確かに良いアルバムですけど。初期のカバーをする人がかなり少ない・・・というか僕は現状見つけられてないです。やっぱ皆も後期のほうが好きなんでしょうか。
The Ataris / Left Of The Dial
新作が初期のサウンドに戻ると聞いて歓喜している人も多いであろう、The Atarisによるカバー。まぁThe AtarisっていうかKris個人によるカバーって感じですね。
The Gaslight Anthem / Left Of The Dial
ヴォーカルのブライアンはソロでライブをする時もこの曲を良く弾き語りするそうです。確かにそういう動画が結構有りますね。しかし彼らが演奏しても全く違和感ないですね(笑) このアレンジの音源が凄く欲しい・・・
Grand Atlantic / Left Of The Dial
オージーパワーポップバンドGrand Atlanticのカバー。僕はこのバンドは未聴なんですが、来日するくらい人気があるんですね。今度チェックしてみます。
他に彼らのBig Starのカバーがあるので、本当にこういうサウンドが好きなんですね。The ReplacementsのフロントマンのPaulもBig StarのAlex Chiltonが大好きですから。
Unsatisfied
この3rdの"Let It Be (1984)"のアルバムからPaulのトラッドサウンド色が強くなっていきます。そして、もう一人のメインソングライターであるBobが牽引していたハードコア・パンクサウンドは徐々に鳴りを潜めていき、ついには脱退してしまいます。(そしてその後酒と薬の飲み過ぎで死んでしまいます。)
Hole / Unsatisfied
まさかのコートニー嬢がカバーするとは。しかしそんなに叫ばないでくれ・・・と言いたくなります(笑)しかしそれこそがHoleらしいのかもしれません。
Touche Amore- Unsatisfied
※2013/2/27追加
US激情系ハードコアバンドがカバーすると…中々どうして良いじゃないですか。がむしゃらにハードコアするわけじゃなくて、原曲のリスペクトが感じられるギターのサウンドが良い感じ。
The Queers - Unsatisfied
※2013/2/27追加
The Queersにソコまで思い入れがないせいか、良いカバーとはあんまり思えないんですが、何回か
聴いてると良く聴こえてくる不思議。
Achin To Be
6thの"Don't Tell a Soul (1989)"なんかまで来るともう完全にPaul Westerburgのソロって感じがします。解散直前のサウンドのゆったりサウンドが好きな方はPaulのソロも行けますよ。
Achin To Be / Pinhead Gunpowder
Pinhead GunpowderはBillie Joe Armstrongのサイドプロジェクトの一つです。こっちでもこのカバーするくらいですから彼は純粋にファンなんでしょうね(笑)
こんなにも素晴らしい曲があるのかと思えるほど大好きな曲。The Replacementsの中でも一番好き。
The Ataris / Alex Chilton
またまたThe Atarisです。KrisもBillie大ファンなんでしょうね。ただお客さんに言いたいのが・・・3:21~以降はクラップハンズ+シンガロングするべきでしょ!!
Satin Gum - Alex Chilton
ペンシルバニアのAlternative/PowerpopバンドSatin Gumのカバー。確かにAlex ChiltonはPowerpopにも通じる所はありますよね。このバンドが去年にリリースしたLP2という作品が中々良かったのでオリジナルの方もチェックしてみて下さい。The Replacements辺りの80's College Rockの影響を感じられて良いですよ。
このカバーもシンプルながらもギターが気持よく決まるアレンジで良カバー!
これはBob作曲のかなり初期の曲ですね。しかもレアトラック。このアルバム"All for Nothing/Nothing for All (1997)"はベストとレアトラック集の二枚組で一見お得なんですが、音質が少し悪いのが玉に瑕。ただヴォリュームは中々なので満足は出来ると思います。ただ入門編としてはこの次に出た"Don't You Know Who I Think I Was? (2006)"の方がオススメ。音質・選曲の良さもさることながら、新曲2曲収録が熱い。しかも素晴らしい曲。
The Get Up Kids / Beer For Breakfast
Achin To Be / Pinhead Gunpowder
Pinhead GunpowderはBillie Joe Armstrongのサイドプロジェクトの一つです。こっちでもこのカバーするくらいですから彼は純粋にファンなんでしょうね(笑)
Alex Chilton
こんなにも素晴らしい曲があるのかと思えるほど大好きな曲。The Replacementsの中でも一番好き。
The Ataris / Alex Chilton
またまたThe Atarisです。KrisもBillie大ファンなんでしょうね。ただお客さんに言いたいのが・・・3:21~以降はクラップハンズ+シンガロングするべきでしょ!!
Satin Gum - Alex Chilton
ペンシルバニアのAlternative/PowerpopバンドSatin Gumのカバー。確かにAlex ChiltonはPowerpopにも通じる所はありますよね。このバンドが去年にリリースしたLP2という作品が中々良かったのでオリジナルの方もチェックしてみて下さい。The Replacements辺りの80's College Rockの影響を感じられて良いですよ。
このカバーもシンプルながらもギターが気持よく決まるアレンジで良カバー!
Beer For Breakfast
これはBob作曲のかなり初期の曲ですね。しかもレアトラック。このアルバム"All for Nothing/Nothing for All (1997)"はベストとレアトラック集の二枚組で一見お得なんですが、音質が少し悪いのが玉に瑕。ただヴォリュームは中々なので満足は出来ると思います。ただ入門編としてはこの次に出た"Don't You Know Who I Think I Was? (2006)"の方がオススメ。音質・選曲の良さもさることながら、新曲2曲収録が熱い。しかも素晴らしい曲。
The Get Up Kids / Beer For Breakfast
そんなマニアックなレアトラックをカバーしたバンドはThe Get Up Kids!これをカヴァーするとは・・・かなりのファンですね。ぶっちゃけ僕も結構聞き込んでる自信があったんですが、これはあまり聴いた記憶の無い曲(笑) これを機に聞き込みましたが、聞けば聞くほど味が出てきますね。もろパンク!って感じですよね。これがどんどん変わっていったらBobも嫌になるよな・・・
Swingin' Party
皆大好きアルバム"Tim"より。この曲はネオアコな感じがしてグラスゴーのバンド!と言われたら納得してしまいそうな空気感ですね。
Kindness / Swinging Party
まかさのローファイ・ディスコサウンドアレンジ・・・(笑)バックトラックはDFAっぽいんですが、派手な音やトラックを少なくしてかなりへなちょこローファイサウンドな感じになってます。UKっぽいサウンドとは言いましたが、UKのバンドがこんな風にアレンジしてしまうとは(笑)
Kids Don't Follow
イントロの疾走感とドライブ感のあるリフにテンションマックス!彼らがロックバンドとしてもハードコアパンクバンドとしても素晴らしかった事を証明してくれる初期の名曲です。
Titus Andronicus - 'Kids Don't Follow'
これも良いカバー。全力でこの曲を楽しんでプレイしてる感じがあって見ていても気持ち良いです。何よりこの曲自体ライブでカバーするにはピッタリのノリの曲かも。この曲知らなくても自然と体が動いちゃいます。勿論彼らの演奏が素晴らしいからってのも多分にありますが。
特別枠 Goo Goo Dolls / We Are The Normal
この曲はGoo Goo DollsのJohnとThe ReplacementsのPaulが共作した名曲。共作ということで特別枠に入れました。
未聴の方は、良かったらこれを機にThe Replacementsを聴いてみてくれたら嬉しいです!
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