Rate: 9.7/10.0
Genre: Emotional/Pop Punk/Punk
For Fans of: New Found Glory, The Movielife, The Wonder Years.
County: Detroit, US
Label: Triple Crown/ICE GRILL$ RECORDS
1. Arrows
2. I Was Born In The Dark
3. X's On Trees
4. We're Still Pioneers
5. Teeth
6. Oh, Why Can't We Start Old and Get Younger?
7. Summer
8. Life Is Killing Me
9. I Am The Challenger
10. Paintings Of Paul Revere
11. I Locked My Time Capsule
12. The Wild Bunch
13. I Grew Up In a Legion Hall *
14. Five Years *
15. Like Ships In The Night *
* Bonus Tracks
以前からかなり人気のあったFireworksの2ndアルバムが待望のリリース。これで更に人気が出るのではないでしょうか。正にこういうモノをモダンポップパンクの指針とすべきじゃないのだろうかという作品。
近年Pop Punk×HardcoreなスタイルをEasycoreやPopcoreという称し方で流行しているモダンポップパンクシーン。今まで普通にパワーポップライクなポップパンクを展開していたバンドもこぞってブレイクダウンを「挿入」したり、シンガロングを「混入」させたり・・・皆自分が格好良いと思う事を取り入れていきました。確かに格好良いと僕も思います(事実ここでもたくさんレビューするくらい好き)。でも僕がポップパンクに一番求めているのはそういうんじゃあなくて・・・
僕がティーンの時に狂ったように聴いたバンドたち、Blink182やNew Found Glory、Simple Plan・・・彼らは純粋にパンクっていうスタイルで素晴らしいメロディを吐き出していました。ひたすら速い所が良い、シンガロングが格好いい、歌詞が良い・・・色々好きになるキッカケや好きなポイントはあるけれど、やっぱり彼らをスターダムに押し上げたのはグッドメロディな部分だと思うのです。
そしてこのFireworksの新作には、「皆、本当に大事なのはこういう音楽なのさ!」とばかりにグッドメロディの応酬。忘れかけていたポップパンクの持っていた力を強く感じました。聞いているだけで元気が、勇気が湧いてくる力を。そして彼らは今作で間違いなく次のシーンを担う存在になったと思います。
Life Is Killing Me
まぁ上で色々言いましたけど、やっぱり疾走感のある曲はいいですね(笑) ただずっと速いんではなくで展開にメリハリがついて曲自体の完成度が跳ね上がって良くなっているように思えます。メロディ自体の歌いまわしもポップパンクってよりは、USインディー的な繊細でエモーショナルな感じも受けます。
I Grew Up In A Legion Hall
ボーナストラックも良作EP「Bonfire」から3曲収録と豪華。(残り1曲"Seasick"は1stアルバムのボーナストラックとして収録済み)
今作は本当に素晴らしかったです。聴き終わったと時に、「あそこがどう」とかそういう感情の前に、素直に「聞いて良かった」と思える気持ちの良い曲が沢山でした。また1stが聞きたくなりましたよ!
個人的彼らのPVは好きなので、どの曲がPVになるのか今から楽しみです。
Detroit
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