Still Rings True / Tear Down The Walls (2011)
一言レビュー「以前よりも攻撃性が増したシリアスなメロディックハードコア」
Genre: Melodic/Hardcore/Punk
For Fans of: After The Fall, In-Sane, Such Gold.
Country: New York, US
Label: Third Time Lucky Records
1. Tear Down The Walls
2. This Is A Threat
3. What We Carry Inside
4. Beyond Repair
5. Take It Back
6. Until The Day
7. I Am The Ghost
8. Empty Words
9. Anger Is A Gift
10. All We Need
Myspace
Beyond Repair
前作の1stフルアルバムは、セルフリリース故かバラエティに富むアルバムでした。ポップパンクや、最近のポップコア的展開を見せたり、はたまた高速メロディックを思わせるような疾走感溢れるナンバーだったりと・・・彼らが影響された音楽を知ることができた一枚と言えます。
今作は一転・・・というわけでもないですけど、前作の高速メロディックにあたる、攻撃的な曲がひしめいています。畳み掛けるリフやヴォーカルの熱い歌い方が一番の魅力であり、そこが攻撃的とも言えます。In-SaneとかRaised By Apesみたいに熱い3ピースメロディックバンドが好きな人にもオススメですね。
All We Need
どこかアメリカっぽくないカナダメロディックのような硬質さみたいなのを感じるんですよね。音作りとかもシャリシャリしててそれっぽいし。そういうのが良い感じに切迫感やらシリアスさを出せてるのかな。彼らと同郷のNYのバンドAfter The Fallもカナダっぽいな~って思ってたんですが、違うんですよね。そういった意味でもAfter The Fall好きにもオススメかも?
ある種前作のようなバラエティに富んでいて、尚且つ流行のサウンドを取り入れていた方が、一発目の試聴後の耳当たりの良さも人気も出そうな感じがしますが、それを良しとはしなかった彼ら。その変化をプラスと取るかマイナスと取るかは正しく聞き手次第ですが・・・僕個人としては、つまり変わった・変化というよりは、彼らの音楽的スタイルの一つの側面に過ぎないのでは?って感じ。
彼らの前作から見るに、また何かのきっかけでスタイルを変更しそうな感じもします。なので今作の評価としては「これはこれであり!」という感じですね。これ以降ずっとメロディックって気もしないんですよね。また次のEPなりアルバムなりでどんなStill Rings Trueのスタイルを見せてくれるか楽しみです。
予想としてはPolar Bear Clubみたいな感じになるとか。
彼らのキャリアの全てをディストロしてくれているPUNX SAVE THE EATRHさんが今作もディストロして下さるそうです。僕も何度かお世話になりましたけれど、迅速な対応でいつも素晴らしいです。気になった方は是非チェックを。
Still Rings True "Tear Down The Walls" 1000円(予定)
注文方法
レビュー見てより聴くのが楽しみになりました!早く聴きたい!Suicidal Machinesみたいにアルバムごとに雰囲気変わるんですかね。次回作が早くも気になりますねw
返信削除>>hoshikickさん
返信削除コメントありがとうございます!
引き出しが多いバンドは聴いていて楽しいですよね。次作も期待です。