洋楽いいとこ取りコンピ 「ALLの個人的裏ベストを作ってみた」



Genre: Punk/Hardcore/Rock
For Fans of: Descendents, Dag Nasty, Big Drill Car.
Country: California, US
Label: Cruz Records, Epitaph, O&O
Myspace: http://www.myspace.com/all

01. Hooidge (Alvarez, Smalley)
02. Sex in the Way (Stevenson)
03. Wrong Again (Smalley)
04. I Hate to Love (Alvarez)
05. Box (Reynolds)
06. No Traffic (Reynolds)
07. Carnage (Stevenson)
08. Prison (Reynolds)
09. Sum (Alvarez)
10. Casual Girl (Lombardo)
11. Nobody's (Alvarez)
12. Wonder (Reynolds)
13. Can't Say (Alvarez, Stevenson)
14. 'Cause (Alvarez)
15. Guilty (Stevenson)
16. Birthday I.O.U. (Stevenson)
17. Miranda (Price)
18. Button It (Price)
19. Insensitive (Egerton?)
20. World's On Heroin (Egerton, Stevenson)
21. Silly Me (Stevenson)
22. Vida Blue (Alvarez)
23. Problematic (Egerton? Stevenson?)
24. Carry You (Alvarez)
25. Alive (Price)
27. Make Believe (Stevenson)
28. College Town (Alvarez?)

M.1.2 Allroy Sez (1988)
M-3.4 Allroy for Prez (1988)
M-5.6.7  Allroy's Revenge (1989)
M-8.9 Allroy Saves (1990)
M-10 New Girl, Old Story (1991)
M-11.12 Percolater (1992)
M-13 Dot (1992)
M-14.15.16. Breaking Things (1993)
M-17.18 Pummel (1995)
M-19 V.A The Blasting Room (1998)
M-20.21.22 Mass Nerder (1998)
M-23 Punk-O-Rama5 (1999)
M-24.25.26.27 Problematic (2000)
M-27 V.A. Disarming Violence (2000)

以前のBad Religionの個人的ベスト記事が楽しかったので、今回は大本命のALLでやってみました。
ただALLでやったら、彼らのベスト盤である「ALL」と殆ど選曲が同じだったので(笑)ちょっと裏ベストというタイトルで、ベスト盤に選曲されていない曲から選曲という形でやってみました。
上の画像は裏ベストって言うことでいつも虐められてる音符君の逆襲という形で描きました。タイトルはどうなるんでしょうね・・・B面ベスト的アルバムですので「Allroy's Remains」とか?変ですねかね(笑)

Allroy Sez (1988)


Hooidge

元Dag NastyのDave Smalleyが在籍していた時代のALLです。ALL加入前から有名だった為に、サポート感があってしっくり来ないって人が多いですね。でも彼の時代の曲も素晴らしい曲はたくさんありますよ!

Sex in the Way

ぶっちゃけ何でこの曲がベスト入らなかったんだよってくらい名曲。この「どぅっどぅどぅーどぅ♪」っていうベースを聴くとALLって気がしてテンションマックス!カールのベースは最高ですね。ここら辺のシャッフルな感じのリズムを上手く使うのがALLとDESCENDENTSの明確な違いの一つかも?




Allroy for Prez (1988)


Wrong Again

Dave時代最後のアルバム。EP扱いのアルバムですが、個人的に前作よりも良い曲が多い気がします。この曲も今のDown By Lawに受け継がれている感じがあるDaveらしい曲。

I Hate To Love

歌の入り方の独特のリズムはALLらしいですね。ってかALLらしいな~と思える曲ってKarl Alvarez (Ba.)が作ってる印象があります。もしくはScott Reynols (Vo.)。Stephen Egerton(Gt.)の激しい曲や、Bill Stevenson (Dr.)の名曲はDESCENDENTSとの差が余り無い気がします。ALLらしさって言うのは、Karlの生み出す独特のテンポなんじゃないかと思います。




Allroy's Revenge (1989)


Box

大名盤と言われるAllroy's Revengeの大好きな曲。本当に捨て曲なしの素晴らしいアルバムです。
こういう風にコロコロとリズムの感じが変わるのを軽快に歌ってのけるのは2代目ヴォーカリストScottの魅力ですね。

No Traffic

これはScott作曲。ひねた感じのPowerpopライクなメロディが気持ちいいです。

Carnage

ライブでもよくプレイされる人気曲。ALL慣れしてない時に聴くと、物凄く聴き所がわからなくて敬遠してしまいそうな曲ですが、慣れると凄くたまらない曲。Cruzサウンドは慣れるのにちょっと時間がかかりますけど、一旦虜になると、以後そういうサウンドを一瞬聞いただけで好きになってしまう程の魅力があります。




Allroy Saves (1990)


Prison

この曲もScottならではの軽快なナンバー。普通にこういう曲展開とかギターとベースのかけ合わせ方とか思いつかないですよ。現在でもこういうバンドいないんじゃないでしょうか。2:01くらいの高いパートが好き。

Sum

このアルバムは割と変化球な曲が多かったんですが、この曲は直球なポップナンバー。パワーポップっぽくて気持ち良い。




New Girl, Old Story (1991)


Casual Girl

この曲は以前Descendentsに在籍していたベーシストのTony Lombardoがソロを出すということで、ALLのメンバーが全面サポートしたというアルバム。じゃあコレもALLでいいですよね?って感じで選曲しました。一応ALLのwikiのディスコグラフィーの所にありましたし。
ベーシストのソロアルバムのせいか、やたらとベースの鳴りが良いです。




Percolater (1992)


Nobody's

このアルバムは前半が神がかってます。"Nothin'"、"Dot"、"Nobody's"、"Wonder"、"Minute"と名曲が連続してます。この曲は途中ロックっぽいリフで落とした感じの展開になったら急に走り出すし、そしたらまた落として、テンポが戻ったと思ったら、最後は段々早くなって・・・という凄い曲。でも癖になります。

Wonder

日本のALL大好きバンド、NOSHOWもカヴァーしていましたね。この動画やたら音質悪いので「ワサワサ」してますけど気にしないで下さい・・・(笑)
この曲もストレートな曲で気持ち良い!ALLの魅力は変態的な展開の曲でじれさせて(でも気がついたらハマってる)、こういうストレートな曲でスカっとするってのもありますよね。魅力魅力いってますけど・・・魅力あり過ぎですよね。



Dot (1992)


Can't Say

これまた大名曲。これもまたベストに入らなかったのが謎の曲ですね。今でもライブでプレイされます。Karlの独特のテンポに、Billの気持ちの良いメロディが上手く絡んだ素晴らしい曲です!裏ベストの中でも大好きな曲!





Breaking Things (1993)


'Cause

このアルバムからScottが脱退し、3代目ヴォーカリストのChad Priceが加入。3人の中で一番パンクっぽい声で人気を博します。この時期から力強いロックでパンクなナンバーが増えてきますね。ギターリフが最高に好き。

Guilty

これ何気にPVあるんですよね。youtubeで探せなかったんですけど、まさかのニコニコ動画にありました。曲のタイトルとメロディでBillの曲とわかる名曲ですね。

Birthday I.O.U.

この曲も大好き!疾走感がたまらなく気持ち良い!ライブでもよくやりますよね。




Pummel (1995)


Miranda

このアルバムは当時流行っていたグランジのサウンドに引っ張られた駄作・・・と当時叩かれたそうです。個人的にはそこまで叩く作品かな~と思いますけど。「?」っていう曲はあるんですが、素晴らし曲がたくさんあります。"Self-Righteous"、"Million Bucks"、"Long Distance"、"Breakin' Up"とベストに収録されるキラーチューンが4曲も入ってるんですよ?そしてこの曲もまたキラーチューン!これを駄作という人は何なんだ!と・・・。まぁ好みの問題ですから何とも言えないんですが(笑)
確かにScott時代の軽快さはなくなりましたよね。ある意味Cruzサウンドらしくはないのかもしれません。まぁでもこれもまたALLだと思いますけどね。Mass Nerderから入った僕としてはむしろコレがALLらしさ!っていう印象でした。

Button It

Chadらしい疾走パンク!いやこれはもはや青春パンク!駆け抜けろ!!1分も無いのも痛快。




V.A The Blasting Room (1998)


Insensitive

これはBlasting Roomのコンピに収録されている曲です。曲は誰作なんでしょうね?リフとか的にStephen Egertonっぽいですけどね。裏ベストという事で、アルバム未収録音源とかも選曲してみました。

Mass Nerder (1998)


World's On Heroin

これを入れずしてこのブログの記事は書けませんよ・・・という訳で選曲。ALL初体験のこの曲、ひたすらドキドキワクワクしてました。DESCENDENTSの「Everything Sucks」で既に彼らのサウンドの通過儀礼は済ませた僕には、このアルバムは御馳走の山でした。

Silly Me

この曲のドラムがひたすら好きです。良くエアドラムして腕を痛めてます。そしてビルの口を縦に開けて叩くモノマネしながら痛めてます。それぐらい好きです。

Vida Blue

リフやアレンジを変えて段々盛り上がっていくコーラスパートが最高に好きです。「だだだんっ!Vida Blur~♪」っていう決め方も格好良い!




Punk-O-Rama5 (1999)


Problematic

前作「Mass Nerder」からEpitaphへと移籍している彼らも人気コンピPunk-O-Ramaに参戦してます。これは凄く好きな曲(ギターソロが凄く好き)なんですけど、誰の曲かわからないんですよね。予想としてはStephenとBillだと思うんですけど。




Problematic (2000)


Carry You

歌詞が良いですよね。もちろん意味もですが、その音、歌いまわしにはこの歌詞しかしっくりこないんだよね!っていうくらいハマる歌詞を当ててきます。なのでメロディの良さと相まってさらに魅力的な曲に感じます。

Alive

これもまたChadの青春パンクソング。歌詞が青臭すぎて好きです。「自転車に乗って角を曲がるを君を待っていた」とか「映画を見て泣いている君の隣に座って手を握った」とかたまらん。
別れても夢の中では君と一緒さとかいうひたすらに青臭い歌詞が当時恋愛中の高校生の僕にはたまらなく胸にぐっと来ました。思い出の曲です。

Make Believe

個人的にChad時代で一番名曲なんじゃないかと思ってる曲です。まぁ異論は超認めます。ただその理由も僕の思い入れが強いだけなんですけどね。この1:40くらいの歌詞にある「I'm not ready to be thirty-two (32歳の男のようには振る舞えない)」とあるんですが、多分僕もその年になっても大人らしく振舞うことは出来ないだろうなぁと思ってしまいます。




V.A. Disarming Violence (2000)


College Town

この曲はこの記事書いてる際に知りました。ALL名義では一番新しい曲っぽいですね。まぁぶっちゃけこれそんなにしっくり来てないんですが、裏ベストのおまけとして入れてみました。

まとめ


ふぅ~疲れました。
今回の記事で分かった事は、そのバンドが好きであれば好きである程、レビューが凄くフワッとした感じになるという事です(笑)「凄い好き!」「名曲!」「たまらん!」「魅力!」とかしか言ってないですよね(*´Д`*)>タハハ

久しぶりにALL漬けの一日でしたが、やっぱ最高ですね。他のバンドが聞けなくなりそうなくらい波がやって来ましたよ!ALLの波が!やっぱりALLの方が好きかもなぁ~。たまらん!!!
皆の裏ベスト的おすすめソングは何でしょうかね?
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