David Cook / This Loud Morning (2011)



一言レビュー「アメリカン・アイドル・シーズン7の優勝者の待望の2nd」

Genre: Pop/Rock/Alternative
For Fans of: Bryan Adams, Lifehouse, Daughtry.
Country: Missouri, US.
Label: RCA

1. Circadian
2. Right Here, with You
3. We Believe
4. Fade Into Me
5. Hard to Believe
6. Take Me As I Am
7. Time Marches On
8. The Last Goodbye
9. Paper Heart
10. 4 Letter Word
11. Goodbye to The Girl
12. Rapid Eye Movement

Myspace



アメリカン・アイドル出身者って全米を巻き込むようにして1stが大人気になるんですけど、2ndは一部の固定ファンしか買わない為に、人気が低迷するってパターンがよくあるんですが・・・彼の場合どうなるでしょうか。

作品自体は、'00s以降人気な感じのルーツを強く感じさせつつ、スケール感を出すアメリカンロックを展開。プロデュースがMatt Serletic (Rob Thomas, Matchbox Twenty, Collective Soul)ですからね、そういう雰囲気が上手く出せてるんでしょうね。

つまりは上記のバンドが好きな人達には満足できる作品です。ただやはりコレといった名曲が存在しないのが、弱いかなぁって感じがします。やっぱりこういうアーティスト・バンドって有線やラジオでシングルをヒットさせてから、アルバムの売上を伸ばしていくっていうスタイルが多いと思うんですよね。
まぁでも上のThe Last Goodbyeは結構良い感じなのでヒットするかも?でもキタキタキタ!!!って感じではないので・・・んむむ。でも僕は日本人ですからね。本国の人の感じる部分をもしかしたら揺さぶりまくる名曲なのかもしれませんね。そこら辺はわかんないですけど。

ただその分、アルバムとしてのまとまった雰囲気や完成度は確実に前作を凌駕しています。アルバムを通して聴いていて全く苦ではないですし、じわじわと彼の魅力に気づいていくこと間違い無しです。こういう熱い夏の夕方にピッタリな、丁度良い彼の暑苦しさが心地いいですよ!

Paper Heart


アメリカン・アイドルの時から思ってましたけど、彼はこういうアコースティックスタイルでこそ魅力を真に発揮する気がします。




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