Pour Habit / Got Your Back (2011)



一言レビュー「しっかりとFAT節のメロディックハードコアを高クオリティでやれている数少ないバンド」

Genre: Melodic Hardcore/Technical/Skate Punk
For Fans of: NOFX, Strung Out, The Offspring.
Country: California, US.
Label: Fat Wreck Chords

1. Dead Solldier's Bay
2. Heads Of State
3. Greenery
4. Matter Of Opinion
5. East 69th
6. Head In The Clouds (Danny's Song)
7. Party
8. Teens Turned To Fiends
9. Tomahawk
10. For All Who Have Given And Lost
11. Gutterblock Boy
12. The Expert
13. Conscience Mind Of Revelation

Myspace

East 69th


引き出しが増えましたね。と真っ先に感じました。何と無く一辺倒に感じてしまった前作1stと比べ、今作は曲ごとにムラがあって面白い。テクニカルな部分や、疾走感のある展開等、彼らの魅力は色々あるけれど、詰まる所ハイトーンヴォーカルを立たせるためのお膳立てなのでは?と思うくらい「スターン!」と入ってきて気持ち良いですね。

Teens Turned To Fiends


他の高速メロディックとはちょっと毛色が違うのは、Pennywise的なスラッシーなリフがザクザクが入ってくるからでしょうか?そういう意味でメロディアスだったり哀愁感を感じさせるギターリフ、あるいはメロディラインが持ち味の高速メロディック勢とは、違ったサウンドになります。
そのスラッシーなリフに乗っかるメロディも、ストリートハードコア・パンクなシャウトのトーンで歌う為に、「メロディアスだなぁ」とかメロディに酔いしれる前に、アナーキーなハードコア・パンクを聴いた痛快さと爽快感が胸に沸き上がってくるんですよね。長いですね。説明が。すみませんね。

ドラムのフィルインの感じだったり展開だったりが、今の主流のサウンドでもないので、サウンドやバンドで例えようとすると、NOFXやBad Brainsとかまで遡っちゃうんですよね。そこがこのバンドの凄いっていうか、注目される部分の一つだとも思います。それがハイクオリティで出来てるって所が。レゲエっぽい感じのゆるいサウンドの曲もあり、今後はダビーな曲も出てくるかも?このバンドは引き出しが多そうなので、The Clash的な風に色々やってもいいと思いますし、UKハードコアみたいなことしても面白そう。

Conscience Mind of Revelation


やっぱり前より一曲に詰め込まれてる情報量が多くて、聴き応えがあります。Hit The Switchのメンバー(Gt)が加入したのも要因の一つなのでしょうか?パッとしない曲も中々に多いですけれど、展開力、メロディ、リフがグッと良くなっているので、聴きやすさと攻撃性と中毒性がバランスよくなっている良盤だと思います!




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