一言レビュー「80'sポスト・パンク、90'sネオアコの影響が感じられる良質インディーロック」
Genre: Indie Pop/Indie Rock/Guitar Pop
For Fan of: The Smith, Belle & Sebastian, The Drums.
Country: Auckland, New Zealand.
Label: Frenchkiss, Speak n Spell, 51 records.
01. You Should Do Better
02. Nausea
03. By Your Side
04. Hollowed Out
05. Oh Hell
06. All It Takes
07. Fooling No One
08. Down & Out
09. Buried
Myspace
You Should Do Better
もはや1stのインディーロックを越えて、ギターポップ?と言える程ネオアコ的な匂いが強くなった作品。個人的にはかなり嬉しい展開ですね。前作のBERNARD BUTLER(ex-SUEDE)プロデュースによるデビューアルバムで人気の出た彼らですが、今作はセルフプロデュースという形を取ったのが良かったのかしら?
前作はビッグネームが関わった作品なので、それが理由で知名度は上がりました。しかしサウンドを聞けば、今作の方が良い・・・気がします。好みの問題なんでしょうけれど(まぁソコを気にしすぎたらレビューの意味が無いのでそのまま行きます)。今作のセルフプロデュースで完全な実力が出たわけなんですが・・・これで彼らの才能が素晴らしかったんだ!というのがハッキリ証明されましたね。
Fooling No One
80年代のThe Smith、90年代初期のTrashcan Sinatrasに影響を受けたようなネオアコサウンドが最高に気持ちいい。上述のベル・アンド・セバスチャンやトラッシュキャン・シナトラスのようなグラスゴー出身かと思わせる程のサウンドの空気感。曲を聞いているだけで霧のかかった田舎町に居るかのようなサウンドを奏でる彼らですが、ニュージーランドのバンドなんですよね。あそこからココまで名前が売れるっての凄いですね。
懐古的なサウンドメイキングは、最近のNYの80年代のリバイバル的なインディーロックサウンドのバンドと似ていますね。そういう意味でThe Drumsとか好きな人にもオススメかも。後はやっぱりグラスゴー好きはマスト!
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