一言レビュー「何を心配する必要があったのだろうか」
Genre: Rock/Brit Pop/Indie Rock
For Fans of: The Beatles, Oasis, Viva Brother.
Country: Manchester, UK.
Label: SONY/EMI
01. Everybody's On The Run
02. Dream On
03. If I Had A Gun...
04. The Death Of You And Me
05. (I Wanna Live In A Dream In My) Record Machine
06. AKA... What A Life!
07. Soldier Boys And Jesus Freaks
08. AKA... Broken Arrow
09. (Stranded On) The Wrong Beach
10. Stop The Clocks
11. A Simple Game Of Genius (Bonus Track)
12. The Good Rebel
Myspace
If Had a Gun
何を心配する必要があったのだろうか・・・と思うくらいノエル・ギャラガーの創りだした曲は凄く「らしい」曲ばかりでした。
彼のOasisでの素晴らしい楽曲陣と比較してしまうと、個人的にやや突き抜けない感がある気がします。ですが、彼がOasisを脱退してBeady Eyeはそこそこ軌道に乗っている今、心配されていたノエルのソロデビュー作がしっかりとした作品としてリリースされた事を素直に喜ぶべきだとも思いました。
AKA... What a Life!
「Oasisと比較」と言いましたが、やろうとしてることも違うので、彼とそれの「曲の良し悪しを比較」っていうのはちょっと違うのかもしれないですけどね。
Oasisでのノエル・ギャラガーは世界的人気のスタジアムロックバンドのソングライターとして曲を作っていただろうし、何よりリアム・ギャラガーっていう強烈な個性を持ったシンガーがいましたし。
ソロでの彼はシンガソングライターとして、つまり個人としての意識が高いソングライティングになってる気がします。
スケール感やロック感はOasisよりも弱いですが、優しい曲調だったり素直な展開、アコースティックギターを中心とした楽器に、シンセなど打ち込み(ノリノリな感じではないですよ)を入れたりしてます。バンドを匂わせる楽曲が無くて、あくまで個人・ノエル・ギャラガーとしての個性が出まくってるアルバムになっていると思います。
Stop The Clocks
そういう意味ではメロディーはモロにOasisだったとしても、Oasisファンは全部ハマルぜ!と言ったら違うとは思うんですよね。むしろ今までOasisがダメだったインディーロック好きの人がハマる・・・なんてことはあるかもしれません。インディーロックの空気感やシューゲイズ的な雰囲気も感じれるので、Oasis時代とはやはり違うノエル・ギャラガーが垣間見れると思います。
Oasis時代よりもちょっぴり素直になって、もっとポップで内省的な作品が楽しめるかもしれません。ポップと言ってもちょっと一筋縄ではいかない感じなのは、ノエル・ギャラガーらしいです。
The Good Rebel
※この曲が素晴らしすぎるので日本盤を買うべきです!
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