(Push Album) Close Your Eyes / Empty Hands And Heavy Hearts (2011)
Posted on
10月 27, 2011
by
tsukasa
Rate: 9.3/10.0
Genre: New School/Melodic/Hardcore
For Fans of: A Day To Remember, No Bragging Rights, A Loss For Words.
Country: Texas, US.
Label: Victory Records
Official: Myspace
1. Hope Slips Away (The World Is Ours to Change)
2. Empty Hands
3. Erie
4. Valleys
5. Injustice
6. Paper Thin
7. Wormwood
8. Keep the Lights On
9. Carry You
10. Wolves (ft. Jon Vigil from The Ghost Inside)
11. Scars
12. Heavy Hearts
Valleys
前作よりも更にタイトにストレートに攻めてきていますね。熱く迸るラウドサウンドに拳握っちゃいますよ!そんなテキサスの激アツバンド、Close Your Eyesの2ndをれぶー。
以前イタリアのStartodayのレビュー記事の際に、タフでスクリーミングなメロディックハードコアサウンドを「モダンオールドスクールメロディックハードコア」と長ったらしく意味不明な感じに言いました。それを敢えて踏まえて言うならば、今作は「ニュースクールメロディックハードコア」って感じです。ポップパンクともメロディックハードコアともハードコアともポスト・ハードコアとも違う、今までにあんまりなかったスタイルのメロディックなハードコアってイメージです。Igniteをもっとモダンにしたというか、A Loss For WordsやNo Bragging Rightsとかがそんなイメージです。まぁあくまで僕のイメージですが。決して一般的ではない表現です。
Erie
このバンドはA Day To Rememberのフォロワーってされる事が多いですし、前作聴いたらそれもわかるんですが、今作に於いてはちょっと違うかなって印象も。ポップコアって感じでもないんですよね。タフですし、メロディアスなんですが、こう・・・Ignite的なメロディックサウンドって感じ。一番近いかなって感じたのが上記でも述べたNo Bragging Rights。あそこまでのヘヴィネスやテクニックは押し出してはいない分よりストレートなストロングスタイルって感じですけど。そういう部分で彼らのハードコアの影響が良い具合に働いてる気がします。ギターアレンジもオクターブだったりシンプルなアレンジが目立ちます。駆け抜ける展開の曲も多いですし、聞いていて凄く気持ち良いです。
ただ「ストレートなアレンジ・シンプルな展開・駆け抜ける曲が多い」というのが、結果的に「似たような曲ばかり続くなぁ~」という感想を持ってしまうこともあるやもしれないです。
こういうスタイルこそ待っていたのだ!って人にとっては最高の作品であると思いますが。彼らも恐らく意図的にそういう疾走感を感じさせるアルバムにしたと思うんですよね。前作の1stでしっかりとドラマティックな展開を持つ曲を作れることを証明しているので、あまり※今後の作風の心配はしていないです。最後の曲とか前作を彷彿とさせますし。
(※つまり今後も似たような曲しか作れないセンスという心配)
Carry You
この作品を「激PUSH盤」にした事からお分かり戴けるように、今作のそのシンプルなスタイルは個人的には大ヒットでした。Rise AgainstやA Loss For Wordsのようなバンドがフェイバリットの僕には「小細工はいらんのですよ!」って感じのストレートに熱く格好良いバンドは大歓迎です。なので、今度出るFour Year Strongの新譜には期待しています。今まで一番好きなアルバムになりそう。
(ストレートなのは好きですけど、叙情派・激情系やポスト・ハードコアとかは変態的なのも好きです。どうでも良い情報ですね)
なんにせよ今作は正直今年のベスト10に入るアルバムになりそうです。勿論全ジャンル含めての。それくらい個人的にヒットしました。前作を好んで聞いていた層とも違う層の人達にも受け入れて貰えそうな作品だと思います!でもジャケが・・・ちょっと・・・こりゃCDショップで見かけても手に取るかしら・・・CDショップの皆さんのプッシュ具合によりますね・・・(笑)
Keep The Lights On
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