(Push Album) Counterparts / The Current Will Carry Us (2011)



Rate: 9.2/10.0
Genre: New School/Hardcore/Metalcore
For Fans of: Misery Signals, The Carrier, Hundredth.
Country: Ontario, Canada.
Label: Victory 
Official: Myspace

1. The Disconnect
2. I Am No One
3. The Constant
4. MMVII
5. Optimist
6. Jumping Ship
7. Pedestal
8. Thank God
9. Uncertainty
10. Sinking
11. Reflection

Jumping Ship


It PrevailsやHundredth等、1stが好評だったバンド達もそれを超える素晴らしい2ndアルバムを世に送り出し、VolumesやHeart In Handのような新人バンドも1stアルバムを好意的に迎えられています。For The Fallen Dreamsの3rdも素晴らしい出来だとか(まだ聴いてないです…)。そしてあのLife In Your Wayも再結成を果たし、ニューアルバムのリリースを11月末に控えているとか!同じくらいの時期により叙情派っぽくなったと噂のConfessionもリリースするそうな!

もう素晴らしすぎる叙情派ラッシュの中、個人的に死ぬ程楽しみにしているバンドが遂にリリースしました!カナダはオンタリオの叙情派ニュースクールハードコアバンドCounterpartsの2ndアルバムですよ!

The Constant


前作でも強く感じていましたが、やっぱりギターの音選びのセンスが半端じゃないです、このバンド。それでいて今作の展開の持って行き方が、少しカオティックになっている印象でした。そのせいでヘヴィなリフがより印象的に感じられて、綺麗な叙情的フレーズとの対比が取れてて、曲に良い影響与えていると思いました。Taken程とは言いませんけど、ドラマチックな展開とは違う、攻撃的な混沌(カオス)が確かに存在していました。

やっぱモダンオールドスクールも真っ青な素晴らしいアクターブ、アルペジオフレーズも健在だったのも嬉しかったです。1stの"Prophets"のオクターブパートを何回聞いたことか・・・。
モダンオールドスクールと言いましたが、Counterpartsも彼らが放つようなパッショネイトなサウンドを持ってるのもまた魅力です。タフさや膨大な熱量を抱え、力強い疾走感を以って駆け抜けるサウンドには迫力を感じます。
そういう迫力を持ったバンドは、総じて問答無用の格好よさがあるんですよね。聴きやすい、聴きにくいってのをすっ飛ばして、ハートにズドンとくる感じ。

Pedestal


前作を超える作品っていう感じもしませんでした。前作は前作で、あの展開がスムーズじゃない感じも逆に良かった気もします。今回の完成度の高い楽曲も良いですしね。そして好みの問題でどっちかが好き・・・というわけでもなく、恐らく殆どのファンの方が「前作も名盤だし、今作もまた名盤だ。」という評価なんじゃないか・・・と勝手に思ってます。それくらい素晴らしい地力を持ったバンドだと思います。

世界に名を知らしめる程、表に出にくいジャンルではありますが、世界中にいるラウドミュージック好き全てに一度聞いてもらいたい、迫力のあるバンドだと思います。勿論前作と合わせて!

やっぱ今年出たどの叙情派バンドの作品よりも迫力がある気がする。「凄み」的な意味で、物凄いオーラが出てきている。It Prevailsも凄みが出ているけれど、別の感じ。あっちは泣き叫んでる感じだけど、こっちはものすごい形相で駆け抜けて転んで駆け抜けて・・・って感じ。意味分かんない例えですね。

とにかく名盤!!



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