Rate: 9.3/10.0
Genre: Melodic/Hardcore/Punk
For Fans of: Pennywise, Satanic Surfers, Belvedere.
Country: Quebec, Canada.
Label: LES DISQUES NOMADE/BELLS ON RECORDS.
Facebook: https://www.facebook.com/mutepunk
1. Bates Motel
2. Wolf's Den
3. The Tempest
4. Homesick & Tired
5. Nevermore
6. Calcul(h)ating
7. Opium Dream (日本盤限定ボーナストラック)
8. Strangers Back Again
9. Neon Valley
10. To Be With You
11. Shadow Of A Doubt
12. Hard Luck Woman (日本盤限定ボーナストラック)
Bates Motel
※Bells On Recordsから再発されるそうなので、トラックリストを更新して再レビューしてみました。
パンクバンドとしてのレベルは飛躍的に上がっている気がします。サウンド・展開もタイトになっているし、聞いた時スカっとするような金属的で硬質なメタリックなギターも健在ですし。メロディックもメロディアスと言うよりはシンプルになった事によって聴きやすくなった印象。
ある種高速メロディックバンドに見られる、様々な要素が詰め込まれた濃密性ってのは前作の方が上な気もするので、前作の方がメタリックで速くて最高!って人も多くいると思います。でも個人的には今作の方が好きですね。曲としての完成度(まとまり的な意味で)が高い曲がこっちの方が良い感じです。ただパンクソングのシンプルさを持っていると言っても、前作と比べてなので・・・カナダメロディックバンドのテクニカルなフレーズの応酬は健在!
Nevemore
"Bates Motel"はPennywise/Ignite系の力強く前のめりに駆け抜けていくオープニングナンバー。ただ突っ走るのではなく、タメやシンガロングにピロピロパート等が織り込まれていて、今作の完成度の高さが伺えます。
"Wolf's Den"や"The Tempest"のような北欧メロディックのような「漢らしいクサさ」も押し出していて、カナダの硬質さと相俟って熱い熱い!The Tempestなんか、テクニカルさとそのクサさにメタル好きも反応しちゃうかも?
最初の3曲がかなり男臭い高速メロディックだったのが、"Homesick & Tired"ではキャッチーなメロディックナンバーを聴かせてくれます。こういう曲でもちょいちょいピロピロいってるのは彼ららしい。
このドライブ感/疾走感こそSkatepunk!ってな"Nevermore"に、エモーショナルなフレーズも飛び交うTakecover Recordsサウンドな"Strangers Back Again"、00'sな匂いのするポップなミドルナンバー"Neon Valley"は個人的にツボですね!Neon ValleyなんかNot By Choiceの影すらチラつきます。まあその辺は僕がNBC好き過ぎるからでしょうが。
Tp Be With You
圧巻は"To Be With You"のカバー!こりゃメロディック好きなら「原曲超えした!」と叫びたくなる完成度の高さ。まあ特に変な事してないんですが、それが良いですね。かなり原曲を意識したアレンジなんですが、決め所を押さえつつ、骨太に突っ走っていてまた良いんですね。
World's On Heroin: Atlas Losing Grip / State Of Unrest (2011)
World's On Heroin: The Swellers / Good For Me (2011)
0 件のコメント:
コメントを投稿