Rate: 7.5/10.0
Genre: Alterntive/Modern Rock/Pop
For Fans of: Lifehouse, Needtobreathe, One Republic.
Country: Tennessee, US.
Label: Epic
01. Heartbeat
02. The Fighter
03. Turn Me On
04. Run for Your Life
05. The Wind
06. 1961
07. I Can Barely Say
08. Munich
09. Here We Are
10. 48 to Go
11. Rainy Zurich
12. Be Still
Official
Heartbeat
1stでブレイク(売上200万枚以上)し、一発屋かと思わせといて・・・初登場全米アルバムチャート1位取ったり、シングルが200万ダウンロードされたりと、意外にも人気。さり気なく1st、2ndともにグラミーノミネートしてるし。
まあそんな彼らの3rdアルバム。このアルバム自体も同チャートで初登場4位だとか。
オルタナ系を得意としつつも、Bruce SpringsteenやThe Black Crowes、The Wallflowers等を手がけるブレンダン・オブライエンによって彼らの良い意味で泥臭い部分が出てきたと思います。TennesseeはNashvilleでレコーディングしたっていうのも彼らのそういうロックな部分を出させるためでしょうか?
とは言ってもThe Frayですから、いきなりピアノをハモンドオルガンにして60年代風のブルースロックに!ってわけではないです。全編歌モノではありますが、静かにエモーショナルで叙情的に歌い上げるって曲は減りました。ピアノボーカルの彼の歌声がフォーカスされるようなアルバムではなく、ジャケットのようなバンド一丸でぶつかってくるようなサウンドになった印象。なので疾走感みたいなのは感じられるようになりましたし、よりモダンロック臭がプンプンしてきました。
上記の3バンドは勿論、Matchbox Twenty、The Wallflowers、SwitchfootのようのガチガチのUSロックや、Coldplay、Snow Patrol、The Scriptのような美メロロックとか言われちゃってるUKロックが好きな人にオススメです。
1961
ただ個人的には通して聴くと飽きがきそうな感じのアルバムですけど。前作、前々作のような聴かせるキラーチューンが聴きたかったです。(Over My Head、You Found Meのような)
それでも良い曲は確かにあって、それを単体で聴くとやはり彼らは良いバンドだと強く思えます。
"Heartbeat"とか"The Wind"、"1961"、"48 To Go"とか凄い良い感じ。特に"48 to Go"は良い!Needtobreatheのようなフォーク、カントリーライクなモダンロックサウンドがたまらん!今後もこういう曲が増えていけば良いと思います。
やっぱりこのバンドは、ドラマのタイアップとかでシングルがバカ売れして知名度を伸ばしてきたバンドですから、どうしても「そういう美メロなキラーチューン」を期待してしまいます。今回はそういうのを意識してたのかわかりませんが、そういう曲が無い。彼らのロックバンドとしての意気込みみたいなのは感じられたのですが・・・如何せんそういう人(美メロを期待する人)達を見返すような作品ではなかったかなと思いました。
それでも良い曲はあるし、後半の叙情的で美しいメロディの曲が並ぶと、やっぱり良いバンドだなあと思います。ただ「タイアップ向きでこれは売れる!」って曲は無かったかも・・・なので初めて聴く人は1stか2ndの方が良いかなあと。ファンは勿論買うのをお勧めしますよ。
48 To Go
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