Rate: 8.4/10.0
Genre: Ska/Punk/Rock
For Fans of: Rancid, The Bouncing Souls, Swingin' Utters.
Country: Boston, US.
Label: Paper + Plastick
01. Proud
02. The Brink
03. Louisville Slugger
04. Secret Machines
05. Freedom of Recession
06. Anywhere But Here
07. Dead Man
08. Where In The World
09. Farewell Show
10. Jackson Dawn
11. Some Of Mine
12. All Or None
13. The Years
Myspace
Louisville Slugger
前作よりもスカ色は薄くなったものの、力強いシンガロングナンバーが揃った良作になっていると思います。フォーク・ケルト・ブルース等のトラディショナル色の強いパンクなんかが好きな人にオススメなアルバムだと思います。
前作は勢いに任せたって言えるくらいスカチューンを詰め込んでいました。むしろそれはそれで良かったと思います。あのノリは初期にしか出せないやんちゃっぷりっていうか・・・とにかく始めてアレを聴いたら、まずテンションが上がりますよ。上がらざるを得ません。
それで今作はゆるーいレゲエな感じの曲もありますし、上述のシンガロングナンバーもあります。ただ初期衝動に任せた作品から、一皮むけた感があります。まあ衝撃的な進化ってわけではなく、自然な進化って感じで、前作ファンも違和感なく気に入ると思います。
っていうか今作と前作を合わせてプレイリストを作ってシャッフルして聴くと恐ろしくバランスが良くて面白い。
Farewell Show
サウンドプロダクションでもプロデューサーに元Teen IdolsのMatt Drastic、エンジニアにDescendentsのStephen Egertonが参加。このコンビは最近のPaper + Plastickの名コンビになりつつありますね。(Blacklist Royalsとか、The Dopaminesとか)
Stephenは同レーベルのProtagonistやRed City Radioも手がけていますよね。ソロも出しているからなのか、最近はもうお抱えスタッフ的な・・・(笑)
以前「Bill Stevenson(Descendents/All)とJason Livermoreのコンビは彼らの色が入り過ぎて、たまに微妙になる時がある」的な事を言いましたが、Stephenに関してはサウンドが凄く良くなっていて、余りプロデューサーとしての色が主張して無くて良い感じだと思います。敢えて言うならギターの音がStephenっぽくなって、ファンにはたまらない感じになる。
※上ではBillは~微妙とか言ってますけど、基本的に信者なので大抵は彼の関わる作品は盲目的に大好きですけどね。
Proud
話が逸れました。
今作でパンク・ロックの王道コードを抑えつつグッドメロディを奏でるっていうスタイルが成功していて、バンドとして確実に成長していると思います。速い曲もちらほらあって、それが良いアクセントにもなってるし、前作より飽きが来ない作品だと思います。
個人的にも要チェックなレーベルPaper + Plastickのバンドということで、今後も注目していきたいです。
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