Rate: 6.9/10.0
Genre: Alternative/Loud Rock/Emo
For Fans of: Hoobastank, The Blackout, Madina Lake.
Country: Wales, UK.
Label: Sony/Epic/Fearless
1. Bring 'Em Down
2. We Bring An Arsenal
3. Another Shot
4. Jesus Walks
5. A Song For Where I'm From
6. A Little Reminder That I'll Never Forget
7. Better Off Dead
8. Heart On Loan
9. Somedays
10. Can't Get Enough
Official
Bring 'Em Down
ガッカリ感が半端じゃない今作。正直彼らならもっと出来るんじゃないか?と思わざるを得ませんでした。アレンジやメロディの練り具合というか。あるいはロックバンドとしてのヒリヒリする要素等、そういうのが感じられない、のっぺりとした大味なアルバムになっています。
これが新人のバンドならば、「良いメロディ感覚を持ってるバンドだ、次作が本当に楽しみ」とか言えるんですが、このバンドが大好きなので結構ガックシきてます。まあ3rd、4th辺りからちょっと違う方向に来てるな…と感じていたので、正直な所そこまでではないですけど。
A song for where I'm from
ぶっちゃけクソアルバムではないんですよ。シンプルなアレンジにする事によって、単純にメロディの良さを際立たせようとしてる感じ。ロックバンドの5thとしては全く悪くない作品なんですが、彼らの良い意味でのごった煮感が全く無い。ポストLostprophets、あるいはLostprophetsのフォロワーと呼ばれるバンドは多く現れたラウドロックシーンに於いて、オリジナルと言える彼らがLostprophetsフォロワーっぽいわかりやすい纏まったサウンドになってるような印象。
そもそもの彼らがわかりにくく纏まってないサウンドなわけではないですが、もっとスリリングな展開のロックソングをプレイしてた気がするんですよ。1曲目の"Bring 'Em Down"が良い感じだっただけに余計惜しいです。
何て言うか彼らのサウンドってNew Metal/Post Grunge/Mixtureを通過した感じが魅力だったんですよね。今作は割りとハードロックっぽい大味なシンプルさ?イアンの格好とかそんな感じだし。
Better Off Dead
ただ、口当たりは間違いなく良くなったので、広く受け入れられるサウンドになったかもしれません。もう少しカラッとしたサウンドになってたら90's USロック好きにはタマらないかも?そういう意味でも賛否両論かも。彼らに何を求めているのか。そこら辺で今作は評価は別れると思います。
どれを求めても、ちょっと弱いかなあという感じです。彼らの武器が殆ど生かせてない気がします。
次作でドラマーを交代して、手数の多い変態ドラマーとか入れちゃえばガラッと変わるかも?なんてバカな事を考えながら、彼らの今後に思いを馳せます。ボーカルのイアン以外ライブの演奏は上手いですからね。ドラムとボーカルさえ・・・やっぱり2代目ドラマーのIlan Rubin時代のライブは圧巻でした。あの時代のメンバーで1st、2ndを再録して欲しかった!
↓2ndの曲達
We Are Godzilla You Are Japan
Start Something
Goodbye Tonight
このアルバムのドラムの引き出しがもう少し多かったらとんでもないアルバムだった・・・
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