Rate: 8.3/10.0
Genre: Indie Rock/Guitar Pop/Post Punk
For Fans of: The Smiths, Orange Juice, The Heartbreaks.
Country: Sheffield, UK.
Label: Fierce Panda/Vinyl Junkie
Official: http://www.thecrookes.co.uk/
1. Afterglow
2. Maybe In the Dark
3. Stars
4. American Girls
5. The Cooler King
6. Hold Fast
7. Sal Paradise
8. Sofie
9. Where Did Our Love Go?
10. The I Love You Bridge
11. Honey*
12. Japanese Girls*
13. Collecting Skies*
*Bonus Track
Afterglow
オープニングトラックのブレイクだけで僕のハートは彼らに撃ちぬかれてしまいました。そんな彼らの2ndアルバムは多くのUKロック/ギターポップファンのハートを撃ち抜くのもそりゃ当然納得ってな具合に、ロマンティックな甘さで聴き手を爽やかに魅了してくれました。
近年のバンドが持つメランコリックさと彼ら自身の魅力の一つであろう詩的なリリックが、ただの「甘ったるいギターポップバンド」ではなく、多くの人に「ロマンティックなバンド」と肯定的に評価されているのだと思います。
何でも元OasisのNoel Gallagherが『素晴らしいリリックセンスを感じさせる』って言ったそうな。何だかんだお兄ちゃんは良いバンドは素直に褒めますよね。
比べるのもあれですが、The Heartbreaksはひたすら青臭くて甘酸っぱいですが、こちらは割りと大人びてるかも。老成と言うよりは、The Heartbreaksよりも王道的というか普遍的な英国ギターポップって感じかも。
Maybe In The Dark
美しい旋律をジャガジャガ掻き鳴らして生まれるネオアコ的なビート感が、聴き手をウキウキさせますね。アルバム全体もダレた感じもなくて、疾走感すら感じさせます。そういう所が甘ったるいではなく、キレのある甘さに繋がってるのかなあと。後思ったよりUKロック的な腰の入り方(意味不明)してるので、ギターポップって言うには結構硬派な印象もあるかも。
僕の表現のセンスの無さはさておき、この疾走感・性急感が曲自体・アルバム自体の印象を良くするだけでなく、変化球なしのストレートにポップソングを鳴らす彼らの実直さが伝わってくるようで、バンド自体の姿勢(アティチュードってやつです)の印象も良い感じになるのは・・・僕だけ?
American Girls
ジャングリーなギターポップソングも勿論彼らの魅力ですが、ヴォーカルとギターだけっていう弾き語りソング"The I Love You Bridge"が特に素晴らしいかなと思います。彼らの純粋にギターフレーズとメロディの良さが誤魔化しの利かないアレンジで表現されています。ギターとヴォーカルを一発撮りって感じなのも良いですね。シングル曲もオススメですがこちらもオススメ!
スマートなルックスも本国のみならず日本では人気に一役買うかも?これで大型フェスで来日したらファンはもっと増えそうですね。「ポップマニアだけの宝物」にならないよう人気が出て欲しいですね。
The I Love You Bridge
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