Rate: 7.8/10.0
Genre: Powerpop/Punk/Rock
For Fans of: The Mr. T Experience, Mike TV, The Capitalist Kids.
Country: California, US.
Label: Reprise.
Official: http://www.greenday.com/
01. Nuclear Family
02. Stay The Night
03. Carpe Diem
04. Let Yourself Go
05. Kill The DJ
06. Fell For You
07. Loss Of Control
08. Troublemaker
09. Angel Blue
10. Sweet 16
11. Rusty James
12. Oh Love
Green Day - Stay The Night
熱心なファンの間ではどういう立ち位置の作品になっているかはわかりませんが、個人的には「アリ」な作品だったかなあという印象でした。
まあ、ただ今回も「何でこのバンドがここまで全世界で大ヒットしているのだろう」という気持ちにはなってしまいました。勿論他人の好みに対して言及する事程馬鹿らしいものはないとは分かっていますが(汗)
メロディアスな曲が持つフックはかなりのパワーを持っているので、もっとパワーポップな感じに傾倒していったら、僕的にハマりそうだなあって感じです。それだけ、今作で彼らのパワーポップ的なアプローチの楽曲が上手くいっていた気がします。前作、前々作のような大仰なお題目も掲げられていませんし、シンプルなコードでポップなメロディで3分前後の曲をガチャガチャ鳴らしていく感じは、非常にキャッチーでした。後半3曲は本当に良い感じでした。
僕個人が勝手に彼らに抱いている印象として、変化球や手をかけたアプローチをする程微妙になってく気がするので、今作のように下手に変なことしないでグッドメロディをシンプルに鳴らしていって欲しいです。
Green Day - Sweet 16
"Dookie"時代を思い出させる"Stay The Night"の青臭いメロディアスなパンクや、"American Idiot"辺りのリフ/雰囲気の"Let Yourself Go"、"Warning"期の「Oh~Oh~」コーラス/メロディの感じが蘇ってくる"Rusty James"等、従来のファンも納得の楽曲も収録。
他にもThe Killersライクな踊れるロックチューン"Kill The DJ"、The Hivesのようなガレージパンク"Troublemaker"等、余り見ないアプローチの曲もありなので、アルバムを通して聴いてもダラダラとした印象にはならなかったです。
まあでも個人的に、全曲パッとしないというか突き抜けた感じの曲が無かったかなあと感じました。ファンは買いだと思いますが、そうでない方には今作は僕としてはオススメできる作品ではないかも。普通に"Dookie"から入るのが良いかなあと。
最後に、最近のGreen Dayを聴くといつも聴きたくなってしまうMike TVの"American Idol"を紹介します。
Mike TV - American Idol
UKのポップパンクバンドで、Green Day大好きだそうな。まあサウンドからそれは分かりますし、何より上記動画の歌詞や映像を見てもらえれば更に分かってもらえると思います。
ぶっちゃけGreen DayよりGreen Dayしてて、良いメロディ鳴らしてると思います。これこそオススメ!
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