例年通り僕もジャンル別(大雑把にですが分けて)にTOP5をセレクトしていきたいと思います。
この記事では、2012年にリリースされたAlternative/Rock/Pop/Blues/Soul/R&B/AORと何だかゴチャゴチャした分け方。まあ要はロックを含めたポピュラー・ミュージックって感じです。
Andre Solomko & Vinyl Jam / Où es-tu maintenant ?
Genre: Jazz/Funk/Fusion
フィンランドのJazz Funkバンド"Vinyl Jam"と、プロデューサー兼ロシア人サクソフォニストのAndre Solomkoのプロジェクトの1st LP。メロウ・グルーヴとアーバンなシティポップをJazz Funkをベースにプレイしてて・・・もう最高!!僕の好きな要素しか詰まっていないサウンドに日々悶絶です。今年出たThe New MastersoundsのようなDeep Funkサウンドも良いですが、こういうシャレオツなサウンドもたまりませんね。流石北欧ですね。
8分、10分が全く長く感じない曲展開も素晴らしい。超オススメ。
The Gaslight Anthem / Handwritten
Genre: Heartland Rock/Folk/Punk
止まらないHeartland Rock化とでも言えばいいのでしょうか・・・作を追う毎にスケール感を増していくNew Jerseyのロックバンド、The Gaslight Anthemの4thアルバム。
こういった方向性は賛否両論あるかもしれませんが、個人的にはPunkなサウンドだった初期よりも好きな感じ。彼らの最高傑作だとも思っています。
しっかりとした足取りで歌い上げてこそ魅力が出るメロディとヴォーカルを擁するバンドだと僕は思っているので、こういう70'sなHeartland Rock(Bruce Springsteen、Bob Seger, Tom Petty、John Mellencamp等)ってやつへの傾倒は大正解だと思います。
The Gaslight Anthem - Mulholland Drive
Robert Cray Band / Nothin' But Love
Genre: Blues/Soul/コンテンポラリーブルース/モダンエレクトリックブルースの中でも柔軟に色んな音楽を消化していったRobert Crayの新作。色んな音を洗練して表現する能力が高すぎるのか、ブルースとしての悲哀や重さがみたいなのが足りないなんて言われてるそうですが、このSoul/Blues/Country/Rock/Jazzを絶妙なバランスで大衆的なブルースとして表現しているのが凄いと思うんですよね。(根っこにはメンフィスソウルとテキサスブルースがあるそうな)これはこれで最高ってやつです。
59歳にして、嫌な苦味を感じさせずに飄々とブルースする姿が格好良い。ブルースってものに苦手意識をしてる人の壁をヒョイッと超えてしまいそうな飄々さが。
Robert Cray - A Memo
Sonic Station / Sonic Station
Genre: AOR/Hard Pop/Rock
スウェーデンのAORプロジェクトSonic Stationの1st。Journey等を彷彿させるようなメロウハードなロックサウンドにウェスト・コーストなAORの要素が入ったサウンド。ただハードポップなだけではなく、ウェスト・コーストの要素が入っているのが重要なんです!僕的に!(笑)
去年もベストに挙げたOle Borud然り、上記のAndre Solomko & Vinyl Jam然り、このSonic Station然り、そう言えば"L.A. Project"でAORを唸らしたPeter Friestedtもスウェーデンでしたね・・・北欧AORは本当に今も尚熱いですね!!
Sonic Station - Love's Gonna Show The Way
Your Favorite Trainwreck / Your Favorite Trainwreck
Genre: Alternative/Country/Punk
GamefaceとFarsideのメンバーが結成したRevelation Recordsなスーパーバンド、Your Favorite Trainwreckの1st。面子が素晴らしいのもそうですが、肝心の中身も素晴らしい。
The EaglesやThe Allman Brothers Band、70'sのSouthern Rockサウンドに、The Replacements、R.E.M等の80's College Rock、Soul Asylum、Gin Blossoms、Goo Goo Dolls等の90's Alternative Rockが好きな人にもオススメです!また、それらに影響を受けたThe Ataris、Lucero、Drag The River、The Gaslight Anthemなんかが好きな人にもオススメです!
しかしこういうサウンドのバンドやってみたいなあ…でもこんな曲作れねえよ…
Top 6- Album
この5枚。最初は10枚にしてたんですが、10枚ずつベスト記事書いていくと絶対キツくなると思い、5枚ずつに減らしました。
選考に残ったものの惜しくもTOP5入りを逃したアルバムは
Donald Fagen / Sunken Condos
Ed Sheeran / +
John Mayer / Born and Raised
Kalapana / MELLOWGROOVE Breeze of kalapana
Lucero / Women & Work
Michael "Iron Man" Burks / Show of Strength
Kalapanaはベスト盤だったので、ズルいかなあと思い除外しました(意味不明)。
Ed Sheeran、Josh Osho、Michael Kiwanuka辺りのアコースティックをフィーチャーしたソウルアーティストも好きで聴いていましたが、Top5と比較すると、聴き込みが足りないかも。
Donald Fagenはギターの音さえクリアだったらなあ・・・
John Mayerはカントリーもいい曲書けるんですが、ブルースギターを唸らせて欲しいです。
Michael Burksはアレが遺作だなんて悲し過ぎるくらい歌モノブルースとして完成度高かったですね。
Luceroは何で入れなかったんだろうってくらい良いアルバムです。James Carrを思わせるようなメンフィスソウルがあったりして、たまりませんでした。
Lucero - It may be too late
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