この当時(2002-2004)は、Popular MusicではないAlternative(Rock/Punk/Hardcore)な音を出していたバンドで、シャウトを多様する若手バンド全般に「Screamoバンド」とレッテル貼りされていたように思えます。まあそうやってやたらめったらScreamoバンドとしてプッシュしてくれたおかげで、様々なタイプのバンドに触れるきっかけにもなった人も多いのではないかなと前向きに捉えています。
それに、当時のそのかっちりとしていない「PunkだかRockだかEmoだかPost HardcoreだかHardcoreだかなんだか定義する事が馬鹿らしく感じるサウンド」が、僕にとって絶妙なバランスでたまらないわけです。
という訳で、そんな時代にエモーショナルで激しめな音楽をやってるバンドで、僕が好きな曲を中心に集めてみました。ふわっとした定義で集めたので、タイトルも長くなってしまいました…汗。ここをどうにでも取れるようにしておかないと、後々面倒な事になるので。
それとなるべく当時を懐かしむためにMusic Videoがある曲をプレイリストにしました。CDを入れるとPVが見れたりしたんですよね…懐かしい。
Playlist
01. Alexisonfire - Pulmonary Archery (2002)
02. Finch - Letters To You (2002)
03. Glassjaw - Cosmopolitan Blood Loss (2002)
04. My Chemical Romance - Honey This Mirror Isn't Big Enough... (2002)
05. Taking Back Sunday - Cute Without the "E" (Cut From the Team) (2002)
06. The Used - The Taste Of Ink (2002)
07. Armor For Sleep - Dream To Make Believe (2003)
08. Boys Night Out - I Got Puched In The Nose... (2003)
09. Brand New - Sic Transit Gloria...Glory Fades (2003)
10. Funeral For A Friend - Escape Artists Never Die (2003)
11. Saosin - Seven Years (2003)
12. Silverstein - Smashed Into Pieces (2003)
13. A Static Lullaby - Lip Gloss & Let Down (2003)
14. Story Of The Year - Until The Day I Die (2003)
15. Thursday - Signals Over The Air (2003)
16. Thrice - Stare At The Sun (2003)
17. A Thorn For Every Heart - February (2004)
18. Emery - Walls (2004)
19. From First To Last - Note To Self (2004)
20. Greeley Estates - OutSide of This (2004)
21. Halifax - Sydney (2004)
22. Hawthorne Heights - Ohio Is for Lovers (2004)
23. Senses Fail - Rum is For Drinking, Not For Burning (2004)
24. Underoath - Reinventing Your Exit (2004)
My Favorite Screamo/Post Hardcore/Emotive Rock Songs (2002-2005)
http://www.youtube.com/playlist?list=PLOPMYwBrtQq-2wLQhi9aomqOA2D2H3oGE
Review
この時代のバンドの曲を集めていると、懐かしいですね。Melodic Hardcore/Punkなんかは今でも聞くので懐かしいという事もあまりないのですが、このテのバンドは普段余り聞かない分懐かしさも一入というか。
近年人気の「低音への追求(よりヘヴィなサウンドに)」と、「リズムミュージックとしての魅力
(ノリ重視のリフと展開)」が前に出たScreamoも格好良いとは思うんですが、この時代のバンド達の「疾走感・重さ・攻撃性・エモさ・キャッチーさ」が「絶妙のバランス」だと感じてしまうのです。まあココら辺は好みだし、勿論全部が全部そうだとは言い切れないのですが。とにかく、この時代のScreamoと呼ばれていたバンドらはAlternative Rock的…もっと言えばPunk的な音に近いっていう部分で僕の琴線に触れるのではないかと思うのです。
このプレイリストで特に好きなのはCanadaのAlexisonfireですね。このバンドは今でもよく聴きます。激情系HCテイストな畳み掛ける攻撃的サウンドが本当に格好良い!浮遊感がありながらもキレのあるギターワークに、千切れるばかりに叫ぶシャウト、時折被せるクリーンパート。個人的にこの時期の彼らはAt The Drive Inに匹敵するような無敵感を纏ったバンドだと盲信していました。
同郷のBoys Night Outも格好良いですよね。この当時は違いますが、後から解散後The Fullblast(CanadaのMelodic Hardcoreバンド)のメンバー、DrumsのAndy LewisがこちらではGuitarとして加入するんですね。僕はそれきっかけでBoys Night Outを聴き始めたのでリアルタイムではないんですが、これがまた良いんです。メロディと程よい疾走感が初期Saves The Day的でツボでした。
この流れでCanadaのSilversteinも。比較的短命と言われているScreamoバンドの中でも、彼らは今も尚第一線で輝き続けていますね。彼らへの信頼が尽きないのは、彼らが格好良いと思ってるラウドサウンドが、当時から今も根本の部分でブレていない所です。それに出す作品、変わってないなあという安心感と共に、新しい刺激を与えてくれるのも凄い。ちなみにVocalのShane Toddがティーンエイジャーの頃、組んでいたMelodic Hardcoreバンド"Jerk Circus"には、上記のThe Fullblastのメンバー2人も在籍しています。その2人の内の1人がBoys Night Outに加入したAndy Lewisと、The Fullblast解散後にA Wilhelm Screamに加入したBassのBrian Robinsonという、とんでもないバンド。
Jerk Circus - Eighteen
そしてこの時期のSaosinはもう最強で最高ですね。Anthony戻ってきて…。
Story Of The Yearはやっぱり1stですね!という人も多いのでは?インタビュー記事なんかを読んだりすると、本人達的には1stのようなメジャー志向の曲はあまりやりたくなくて、2ndのようなメタリックでギラギラしたサウンドをやりたかったのかなという感じもしますが。とは言え僕的には、Punk色の強い1stは凄く好きなので、The Usedの1stも含め、John Feldmannの流石のプロデュース力よ…と思いますけどね。
Hawthorne Heightsも思い出のバンドの1つ。当時は現在のように何でもかんでも試聴出来たわけではないのですが、Official SiteにいったりPurevolumeのようなStreaming Siteに行くと、バンドのSample MP3がダウンロード出来たんですよね。これが本当に嬉しくてありがたくて。Hawthorne HeightsやSilverstein等はVictory RecordsのOfficialからMP3をダウンロードして知ったバンドです。EpitaphやFat Wreck Chords、Fueled By Ramenとかでも配布してましたね。しかもリードトラックとかを落とせたり出来たのでかなり嬉しかったです。
Underoathのこの曲はちょっと衝撃的でした。イントロから最後に至るまでの全てのアレンジ・メロディ・展開が完璧だと感じました。個人的に僕が求めるこの時代のScreamoサウンドの全てがここに詰まっています。
最後に
相変わらずReview部分の文がレビューになっていないわけですが。まあ僕のブログなんてこんなもんです。
この記事をちょっと読んで、当時のシーンや思い出を振り返ってもらったり、周りの人との話のネタになってくれればと思います。
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