Pentimento / Pentimento (2013)



Rate: 8.6/10.0
Genre: Indie/Punk/Emo
For Fans of: Hot Water Music, Brand New, Make Do And Mend.
Country: N.Y, US.
Label: ICE GRILL$ RECORDS/Paper + Plastick Records
Official: http://www.pentimentony.com/

01. Unless
02. Circles
03. Conscience (Consequence)
04. The Wind
05. No One Lets You Know
06. It Happens To The Best Of Us *
07. The Rain *
08. Days Away
09. The Bridge
10. Almost Atlantic
11. Subtle Words
12. For Winter
13. On Summer
*Bonus Tracks

Almost Atlantic


「渋く」て「エモーショナル」な「Punk」。言葉にしてしまえば、3つを並べるだけですので簡単ですが、これらを成立させる難しさったらないですよね。確かな熱量と、勢いだけではない繊細さを、Punk Rockっていう土台の上で真摯に表現してるからこそ、こちらもグッと…彼らの曲にエモーショナルに感じてしまうのだと思います。そういった音階からくるエモさだけではなく、その姿勢や真摯さを楽曲から感じてグッと来てしまうバンドだと、Hot Water MusicやPolar Bear Clubとかもそうかもしれませんね。

For Winter


個人的には、渋過ぎずにキャッチーで、かつ繊細過ぎずにメロディアスというバランス感覚が好きでした。かゆい所に手が届くサウンド。この調度良さはThe Atarisの"So Long, Astoria"に通ずる感じ。勿論ナヨっとしたEmo好きだし、ピロピロしたキンセラコアなEmoも好きだけれど、こういう僕が期待するPunkの魅力を持ち合わせていながら、そのEmoを感じれるサウンドは貴重なのです。
僕が期待するPunkの魅力というのは、今回の事で言うと「ある程度の骨太さと核(コア)のあるサウンド」と「キャッチーさ」、そして「シンプルな構成」の3つです。これらが土台としてあるサウンドはやっぱり大好きなんです。そういった上でエモーショナルなサウンドをやられたらたまんないです。何というか、「結果的に聴く側がエモく感じちゃいましたパターン」のサウンドが。このバンドとは違いますが、Samiamが個人的にそれ。




まあ何でそういうサウンドが貴重なのかというと、僕がそこまで掘り下げていないから…知識が全然ないのです…好きではあるんですけどね(汗)なのでこうやって日本盤としてリリースして頂けると、目につきやすくてありがたいんです。CDショップ行って試聴機になんかあったらもう最高。今作の場合Bonus Trackがまたヤバいので是非日本盤を。"The Rain"たまらん。

後アルバムの後半の展開が良いですね。"Days Away"のTurnover好きの心を擽る疾走エモーショナルパンクだし、"The Bridge"も現行Pop Punkのサウンドが好きな人も涎が出そうなキャッチーさ。スケール感のあるストリングスアレンジが心地良い"Subtle Words"のブツ切りエンドからの"For Winter"への流れとか特にヤバイです。"For Winter"がただでさえ名曲なのに、よりグッと気持ちが入ります。オススメです。

Days Away


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