Treated / Where Life Takes Us (2012)






Rate: 8.5/10.0
Genre: Metalcore/Melodic/Hardcore
For Fans of: The Ghost Inside, For The Fallen Dreams, Chunk! No, Catain Chunk!.
Country: Burgenland, Austria
Label: District 763 Records
Official: facebook





オーストリアの叙情派メタルコアバンド、Treatedの1stをレビュー。ヘヴィなサウンドで駆け抜ける格好良さもさる事ながら、時折入ってくるエモーショナルなフレーズ、そしてPop Punkバンドさながらのキャッチーなメロディも飛び込んできたりと、Popcore/Screamoファンも反応しそうなモダンサウンド。

Where We Stand


実際はキャッチーなメロが入る曲は多くはなくて、やはりヘヴィで叙情的なフレーズが絡むモダンなMetalcoreサウンドが魅力かなと思います。時にエモーショナルでAmbientに、時にオクターブでメロディックに、そして時に切れ味のあるメタリックなリフが、曲展開をよりドラマティックに演出しています。
そのサウンドの重さ具合も畳み掛ける展開も、お腹いっぱいにならない丁度いい。それに一個の展開がクド過ぎずに短く、コロコロ展開していくのも良い。一つ一つのリフもキャッチーだし、ストイックかつヘヴィで凶悪になりがちなイメージのMetalcoreでも、取っ付き易くて、エモーショナルなのに何処かポジティブな感じすらあります。

Speak For Yourself


今後彼らがどういう方向性になるかはわかりませんが、個人的にはもっとメロディパートのある曲を増やして欲しいなあと思います。このバンドに収録されてる数曲のメロディパートありの曲…"Speak for Yourself"、"The Privilege to Live"、"Grand Line"、"Where Life Takes Us"なんかは本当に良いメロディで、欧州系Pop Punkが好きな人なんかはツボな感じなはずです。それこそChunk! No, Captain Chunk!とか好きな人は絶対。ラストの"Where Life Takes Us"とか聴くと、もう次作ではEmo/Pop Punkバンドになってもおかしくないのでは?なんて思ったり(笑)
このメロディありの曲と、叙情派な曲とが半分半分くらいになったら僕的にはかなり嬉しい感じ。まあこの叙情派Metalcoreな曲も格好良いんですけどね!そういう意味でも今後の動向が楽しみなバンド!

Where Life Takes Us


Tracklist

    1. Chances & Choices
    2. Where We Stand
    3. Speak For Yourself
    4. Breather
    5. A Size 9 Where the Sun Don’t Shine
    6. The Privilege to Live
    7. Reviving
    8. Loyal Hearts
    9. Grand Line
    10. Moving Continents
    11. One Four One
    12. Signals
    13. Northern Lights
    14. Where Life Takes Us
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