Rate: 8.3/10.0
Genre: Pop Punk/Pop Rock/Powerpop
For Fans of: Every Avenue, The Maine, Quietdrive.
Country: Florida, US.
Label: Fearless Records/Kick Rock Invasion
Official: Official Site
リリースして初週で30,000枚を売上げ、Billboard 200(アルバムチャート)で10位を獲得するという、人気っぷりを見せつけてくれたMayday Paradeの4thアルバムをレビュー。彼らが安定してファン層を広げている要因の一つには、初期から一貫したグッドメロディのPop Rock/Pop Punkサウンドで在り続けている事なのかな…と今作を聴いて感じました。
Girls
変にソリッドな方向に傾いてギラギラした攻撃的サウンドになるわけでもなく、ポップサウンドに飽きてAlternativeな音を鳴らしてみたり、急にスケールアップしてスタジアムロックをやってみたり…という過去のPop Punkバンドの多くが通った道に続く事無く、自分たちのやりたい音楽とファンが求める音楽が同じ方向で在り続けているんですよね。実力のあるバンドでこういうスタイルだとやっぱり嬉しいですよね。そういった積み重ねが、「このテのサウンドだったらコイツラでしょ!」という信頼に繋がってくると思うんです。でもそれが自分たちを騙してファンに合わせた音をやっても辛いだけで長続きはしない筈。4作目にして、そのグッドメロディなUS Pop Rockを貫いている彼らのやりたい事はやはりこういうサウンドなんだ…と同じ方向を向けている事にファンとしては安心と嬉しさがこみ上げてくるのではないでしょうか?
Sorry, Not Sorry
彼らも2005年に結成して8年近く経ちました。同時期に活躍した盟友達が解散や活動休止してしまう中で、変わらずグッドメロディを鳴らし続ける姿は、熱心なファンのみならずポジティブなパワーを貰える筈。この姿に刺激を受けて、再びValenciaやEvery Avenueらには戻って来て欲しい所です。
作品の中身に関してザックリした事を言えば、「ファンなら問答無用で買い」のいつものMayday Paradeです。彼ららしい甘いメロディの"Girls"や""Demons"も前作より疾走感を十分に感じる爽やかさです。個人的には"Sorry, Not Sorry"のCHORUSパートの節回しがかなりツボでした。
グッドメロディ好きは要チェックの作品です。
Tracklist
01. Ghosts
02. Girls
03. Last Night For A Table Of Two
04. 12 Through 15
05. The Torment of Existence Weighed Against The Horror Of Nonbeing
06. Even Robots Need Blankets
07. Repent And Repeat
08. Demons
09. Sorry, Not Sorry
10. Nothing You Can Live Without, Nothing You Can Do About
11. Hold Onto Me
12. Angels
13. Ghosts (Early demo version) - Japan Bonus track
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