A Day To Remember / Common Courtesy (2013)





Rate: 8.7/10.0
Genre: Pop Punk/Hardcore/Metalcore
For Fans of: Chunk! No Captain Chunk!, Till We Drop, In Her Own Words.
Country: Florida, US.
Label: Unsigned
Official: facebook





このバンドのメロディパートのフックは何なんでしょうね。特にCHORUSパート、いわゆるサビ的なパートに入った時の躍動感のある節回しを聴くと、やはり彼らのフォロワーが多くいるのも納得の魅力がそこにはあります。Pop Punk meets Hardcoreというサウンドを1つの高みに押し上げた立役者である彼らの、紆余曲折を経ながらもリリースにこぎつけた5thアルバムをレビュー。

Right Back At It Again


フォロワー的なPop Punk/Hardcoreバンドとひと味ちがうのは、展開力やリフの引き出し…と言うよりは、上記でも述べたメロディのフック!Pop PunkやMelodic Hardcoreに影響を受けたというポジティブで力強いメロディライン…その節回しや、どこか哀愁を感じるボーカルのトーンの感じはMillencolinを彷彿とさせてニヤっとしてしまいます。
正直なとこ、このバンドのヘヴィなパートには食傷気味なる事があるのですが、そのメロディのフックにどうしてもまた聴きたくなる中毒性が含まれているので、つい何度も聴いてしまいます。この作品だと"City Of Ocala"や"Right Back At It Again"のようなPop Punk色の強い曲を繰り返し聴いちゃいますね。
続く"Sometimes You're The Hammer, Sometimes You're The Nail"のようなシリアスなテイストで、ヘヴィパートとメロディパートの対比を楽しむ感じなんかは、Metalcore/Screamo好きも当然グッと来るはず。

Best Of Me


他にもA Day To Remember節炸裂の力強いCHORUSパートの"Best Of Me"やアコースティックギターと綺麗なコーラスが広がる"I'm Already Gone"に、カラッとしたUS Modern Rockナンバーの"I Surrender"、3 Doors Down的Post Grungeナンバー"End Of Me"と、以前よりメロディを強調した曲が増えた印象でした。過去の中でも一番聴きやすい作品になったのではないでしょうか。
この記事で載せた3曲は特にキャッチーでフックのあるメロディの曲なので是非チェックしてみてください。まあ全体的に見ると、"Homesick (2009)"の方がヘヴィネスとポップネスとのバランスが良い気がしますが、その3曲含め今作の方がメロディ特化のキラーチューンが増えてきている気がするので、両者を比べると甲乙付け難いですね。というかここ"Homesick"からのここ最近3作はどれもクオリティ高いですよね。凄いバンドですわ。

I Surrender


Tracklist

    1. City of Ocala
    2. Right Back At It Again
    3. Sometimes You're The Hammer, Sometimes You're The Nail
    4. Dead & Buried
    5. Best of Me
    6. I'm Already Gone
    7. Violence (Enough Is Enough)
    8. Life @ 11
    9. I Surrender
    10. Life Lessons Learned The Hard Way
    11. End Of Me
    12. The Document Speaks For Itself
    13. I Remember

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