Iron Chic / The Constant One (2013)






Rate: 9.6/10.0
Genre: Rough Melodic/Indie/Punk
For Fans of: RVIVR, Spraynard, Timeshares.
Country: New York, US.
Label: Bridge Nine Records
Official: facebook






こりゃたまらん。RVIVRも良かったですが、このバンドもまた「本物」の風格を放つ素晴らしい音を鳴らしています。つまり流行りとかなんだとか関係なく、聴いた瞬間に「これなんだよ!」と確信めいた感触を得られる「本当に良いサウンドを鳴らすバンド」という事。前作よりもIndie感が増し、泣きのギターフレーズが強烈に感じるIron Chicの2ndアルバムをレビュー。

Wolf Dix Rd.


伝説的なまでの人気を誇るLattermanのメンバーが所属するバンドとして、同じような境遇のRVIVRと共に注目されていたバンドIron Chic。彼らのサウンドを聴くと、本当にフォロワーバンドとは違うな…と思わせる本物感。上述のように、「これこれ!俺達が聴きたいのはこういうサウンドなんだ!」とガッツポーズさせる程にツボを付いてくるんですよ。ザクザク刻むコード、その裏でギターフレーズが泣きまくり、「ありきたり」ではないのについ口ずさみたくなるメロディ、気付いたらシンガロングしている彼らの歌声の熱量、その全てがこちらの心を揺さぶり、時に突き刺ささり、時に包み込んでくれます。
ミドルテンポでシンガロングやIndie Punkな泣きのメロディを歌うのも大好物ですが、個人的には"Prototypes"や"Don't Drive Angry"のようなファストな曲も入っていて嬉しい限り。やっぱり作品の中でテンポの部分でメリハリがあるのは良いですね。

Don't Drive Angry


RVIVR好きも悶絶の歌いまわしの"Bogus Journey"、イントロからのCHORUSまでの展開・フレーズが完璧過ぎる"Wolf Dix Rd."は必聴です!
他にも"Spooky Action At A Distance"なんか最初っから最後までシンガロングしちゃってるし、"Sounds Like A Pretty Brutal Murder"のまさにMelodic Punkな爽快なギターフレーズに熱量の篭ったメロディのギャップもまた良し!Indie Emo系が好きな人も涙してしまいそうなエモーショナルなギターが飛び交う"True Miserable Experience"もオススメ!
今年を代表する1枚にならざるを得ない作品ですよこりゃ。

しかしアレですね…こんだけ良い作品をRVIVRと共に同時にリリースされると、誰しもが妄想したであろうRVIVRとIron ChicのJapan Tourっていうニュースが来年辺り降って湧いてこないかなあ…なんて(他人任せ)

Sounds Like A Pretty Brutal Murder


Tracklist

    1. The End
    2. Bogus Journey
    3. (Castle) Numbskull
    4. Wolf Dix Rd.
    5. Prototypes
    6. Spooky Action at a Distance
    7. Sounds Like a Pretty Brutal Murder
    8. A Serious House on Serious Earth
    9. True Miserable Experience
    10. Don't Drive Angry
    11. Whatever Happened to The Man of Tomorrow?







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