Honey Sugar Milk Chocolates / 28 Damn's (2013)






Rate: 9.1/10.0
Genre: Melodic/Cruzian Punk/Hardcore
For Fans of: All, Snuff, Noshow.
Country: Tokyo, Japan.
Label: BEERHOLE RECORZ
Official: Link







Cruzianな捻くれPop感と独特のノリを消化した上で、日本人の心を擽りまくる泣きのメロディを展開。UK Melodicともまた違う暖かさからくる「Sad」な感情が本当に心地良い!

Cruz Recordsのバンドのような、あの独特のノリや雰囲気を無理に再現しようとしとすると、何とも言えないサブカル感溢れるPop Punkになる感じがするんですが、このバンドは自然体で表現出来ているような印象。つまり彼らにとってCruzianサウンドは、彼らを形作る要素の1つであって(勿論大きな部分ではあるのでしょうが)、それを再現する事にやっきになってるわけではないという事。「そういうの普通じゃん」と思うかもしれませんが、AllやBig Drill Carのあの中毒性…無理にでも似たような事したくなるに決まってるじゃないですか!むしろ敢えてあのサウンドを再現する事によって発生する上述のサブカル感が、良い感じにB級ポップパンクしてて涎が止まりませんというマニアも多いはず。現にそういうバンドも世界を見渡しても結構居ますし、僕もそういうのが大好きなわけですが…。

例えば…




Review: G-Whiz / The Pop Punk Singles Collection 1989-2006 (2006)

話は戻って


ともかく、このHoney Sugar Milk Chocolateというバンドの新作は、マニア志向なCruzファンを楽しませつつ、メジャー感すら漂わせる垢抜けた雰囲気も持ち合わせてる凄いバンド。

やはり「うたごころ」を持ち合わせた説得力のあるボーカルが素晴らしいですよね。結局僕も反応してしまう部分はメロディなわけです。Punk Rockの持つ硬派な格好良さを損なうこと無く、「キャッチーだ」という感覚を軟派な印象にしてしまわない、力強くもポジティブでエネルギッシュな歌声を響かせています。メロウな曲も漢臭く聴かせてくれる程に。"P29"とかまさに。

時に駆け抜け、時に聴かせるリズムを刻むドラムに、切れ味鋭くも泣かせるフレーズを鳴らすギター。そして曲のメロウな部分を形作ってるベースライン。ベースがウネウネ動き回ると曲がポップになるんですよね。どれも素晴らしく、多くのMelodic Punkファンに聴いてもらいたい作品になってますよ!Snuff的なソリッドで哀愁のあるメロディが好きな人にもオススメかも。



ただやっぱり!前半で「それだけではない」と言いながらも、Cruzianサウンドのファンとしては、随所に見え隠れするStepeh EgertonやKarl AlvarezやBill Stevensonな部分を探してしまうわけです(笑)
"Gibson-Marshall"のインストナンバーはALLリスペクトなのかしら…と妄想したり、まるでStephen EgertonとBillが共作したかのようなCruzian Hardcoreナンバー"Meat Plate"に興奮したし、Karl Alvarezがベースを弾いてるかのようなイントロ、そしてギターの最初のジャーンというコード感がヤバ過ぎる"Goodbye To Another One"にはニヤニヤが止まりませんでした。"Do I Want"なんか、歌メロやノリ、リフやフレーズがもう秀逸過ぎてヤバイですね!Scott時代のALLが好きな人はドツボなはず!とまあ、こういう事(バンドの中のALL的な部分を探し出し勝手に妄想する事)ばっかりしてるからALLファンは気持ち悪がられているのではないかと思うのですが(笑)
Passive Chordとかにも感じた、Japanese Cruzianサウンドの良い意味で青臭い部分が強調された"Boy"もたまらなく好きです。イントロのギターがモータウンっぽい音運びで、より好き。このバンドはギターのフレーズがまた良いですよね。例えば"Sweathog And Men In Blue"のCHORUSパートのギターフレーズなんかも、BodyjarやThe Tank、Textbook辺りが好きな人が悶絶しそうなBig Drill Carの匂いを感じれてヤバイですね。

そして今作のマスタリングは、The Blasting RoomにてJason Livermoreの手によって行われたそうですよ!道理でカリフォルニアの乾いた匂いを感じるわけです!(注:The Blasting Roomはコロラド州にあります。)

とまあ話があちらこちらに飛んで、段々レビューしてて何言ってるかわからなくなるくらい興奮していますが、それくらいヤバイ作品って事です!「うたごころ」を感じる力強いパンクロックが好きなら是非ともオススメ!!
こういうサウンドが好きで、Cruzian Pop Punkってなんぞ?と思った方は、タイトル下の[Cruzian Pop Punk]というタグをクリックして頂くと、僕が今までレビューしたCruzianサウンドを感じる作品が表示されますので、気になる方は是非!今後もドンドンレビューして行きたいと思うのでそちらも宜しければ是非。

今年はちょっと新作のレビューを控えて、過去作をメインにレビューしていくことになると思います。ちょっとそろそろお金貯めないと結婚も出来ないので…泣。新作レビューは他サイトさんに任せて、2013年以前のレビューをのんびりしていきたいと思います。今年の目標は無理せず週一以上更新です(笑)
今年も宜しくお願いします。

Tracklist

    1. Ordinary
    2. James
    3. Fair Enough
    4. Gibson-Marshall
    5. Do I Want
    6. Y A K I T O R I
    7. BOY
    8. Wonder
    9. Meat Plate
    10. Goodbye To Another One
    11.Wheel Track
    12. P-29
    13. Sweat Hog And Men In Blue
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