Farside / Rigged (1994)




Rate: 9.5/10.0
Genre: Alternative/Emo/Melodic Punk
For Fans of: Sense Field, Samiam, Moving Targets.
Country: California, US.
Label: Revelation Records.
Link: facebook






次作の"The Monroe Doctrine (1999)"が名盤と言われる事も多いですが、今作も負けず劣らずの作品!
ただ平坦に駆け抜ける疾走感ではなく、緊張感をもたせる緩急を操る展開が魅せる疾走感というか…それに、時折入る切ないフレーズが強烈な90'sな匂いを放っていて、よりエモーショナルな気持ちになります。Post Hardcore的な静と動ってわけではなく、ロッキンなギターリフで展開やノリを操ってるって感じです。ココら辺は良質なHardcoreバンドを多数輩出していたRevelation Recordsらしいバンドと言えるかも。

Square One


僕は当時を知るわけではないですが、所謂90年代と言えばEpitaph系のSkate Punkを想像しますが、そういうものが今一番熱いサウンドとして展開していた中で、この作品を聴いた人達の衝撃ってのは確かにあったのかなと想います。割りかし、Dr.Strange系な感じなので、唯一無二ではなかったのかもしれませんが。そういう意味ではRevelation Records好きの人たち(つまりHardcore/Youth Crew好きの人たち)は色んな意味で衝撃だったのかも。
とにかく、モヤモヤをふっとばす爽快なサウンドともまた違う、心のざらついた部分に余計に触れてくる…でも妙にそれが心地良いって感じのサウンド。Grunge程自暴自棄になっているわけでも絶望してるわけではなくて、Punk的なMove Forwardな姿勢も感じられるんですよね。このAlternative/Emo/Punkのバランスが絶妙な感じが最高なわけです。

Audience


ドライビンなサウンドで緩急自在の"Square One"、ミドルテンポで聴かせる"Page"、そしてCruzian好きも立ち上がってしまう"Buck"と前半から良曲続き。特に"Buck"はBig Drill Car的な匂いのするキャッチーなメロディで、でもギターは影のある感じ…僕の中のUKメロディック好きの部分が大騒ぎしています。後半の"Kill Me"を聴いても大騒ぎしてましたよ。
そして何と言っても「疾走感とメロディ、そしてエモーショナルなギター」の3拍子が完璧に揃った"Audience"!大名曲ですよ!まずは一度聴いてみてください!

そしてイントロだけでご飯を幾らでもお代わり出来そうな"Gesture"に、Alternative好きの心を刺しまくる"Silver Anniversary"のイントロは夜聴くとどうにかなりそうになるし、もうたまんないわけです。

Gesture


この作品がリリースされた1994年は、Punkシーンを大きくクローズアップ出来る年だと思うんです。
The Offspringの"Smash"やGreen DayのDookieの爆発的セールスは、色んな意味で転換期と捉えられるし、 Melodic Hardcoreの創始者とも言えるBad ReligionがメジャーレーベルからStranger Than Fictionをリリースした年でもあります。細かい事言えば、後の人気バンドであるBlink 182やMxPxのPop Punk勢や、the Bouncing SoulsやUnwritten Law等もこの年にデビュー作をリリースしてるそうな。
そんな中リリースされたこの作品は、そういったPunkがポピュラーシーンへと再び飲み込まれていく渦中にあったわけではないのかもしれないけれど、僕みたいな極東の若造にこれだけの衝撃を与えられるサウンドは20年経つ今でも決して色褪せません。


Tracklist

1. Square One
2. Page
3. Nice
4. Buck
5. Audience
6. Gesture
7. Kill Me
8. Wait For Monday
9. Silver Anniversary
10. Someday Too Soon
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