List of 2016 Albums (Oversea) Part.1

前回の記事では、今年聴いた国内のバンド・アーティストをリストにしましたが、今回は洋楽編って事で紹介させて頂きます。





List of 2016 Albums (Oversea)


American Football / American Football (LP2)



まさか彼らの新作のリリースをリアルタイムで体験出来るとは。Emoというサウンドそのものに特別な思い入れは無いけれど、彼らが素晴らしい音を鳴らす魅力的なバンドって事はこの作品を聴いてわかりました。



Bad Rabbits / American Nightmare



いつ出るのかと待ちわびて、蓋を開けたら「あれ?」って感じが正直な感想。Therefore I AmとかLions LionsのようなBoston的Post Hardcoreサウンドの要素が強めになっている今作。もっとSoulとかに傾倒していくのかな、なんて勝手に考えていたからだけなので、何度か聴いていたらしっくり来ました。ソウルフルな歌いまわしや独特の力強いグルーブは相変わらずなので、letlive.の2ndとか好きな人にはぐっとくるかも。


Beach Slang / A Loud Bash of Teenage Feelings



うーん相変わらず良いですね。1stよりもアレンジ等にIndie感が増したような気がします。


Bob Mould / Patch The Sky



御大の新作は相変わらずの良作でした。Merge Recordsに移籍してから3作目になりますが、全部良いですね。Husker Duと言うより、Sugar好きのどストライクのサウンドが満載。


Brian Fallon / Painkillers



The Gaslight AnthemのフロントマンBrian Fallonのソロアルバム。よりアコースティックなサウンドだと、彼の渋くも温かい歌声とメロディの良さが際立ちますね。


Bruno Mars / 24K Magic



もう最高。彼の作品の中で一番です。


Ceres / Drag It Down On You



TL上で知ったバンド。気持ちの良いIndie/Guitar Rockを聴かせてくれました。ベストに入れるかも。


Charlie Puth / Nine Track Mind



この曲でデビューアルバムより先に大ヒットをし、一躍時の人となったCharlie Puthの1st。確かに人気出るわけだわって感じにフックのあるメロディがいい感じ。


Chestnut Road / Chestnut Road LP2



少々落ち着いた感じが出てきたものの、いい感じにIndie/Guitar Rock感が出てきてそれもまた良いですね。この曲はモロUKメロディックですけど。


Childish Gambino / Awaken, My Love!



この曲のイントロで全部持ってかれました。ためたグルーヴからCHORUSパート展開に入って、イントロと同じフレーズが裏で鳴ってるのがもうタマランです。


curbside / DECADES



相変わらずの格好良さ。グッドメロディも然ることながら、カナダ産メロディックバンドらしく硬質で切れ味鋭いリフは健在です。


CUSTODY / BLISTERED SOUL



Manifesto Jukebox、Phoenix Foundation、Cigarette Crossfireらに続くか、Finland産メロディックバンドの7inch。前述のバンドよりも欧州感は薄いかなあって感じで、中期Samiam好きな人はグッと来るのかなあと。


Descendents / Hypercaffium Spazzinate



American Footballのコメントでも言いましたが、まさか彼らの新作をリアルタイムで体感出来るとは。ぶっちゃけあまり期待しすぎないようにしようとハードル下げて聴いたら、ニヤニヤが止まらない楽曲がズラリと並びました。流石でしたね。


Dinosaur Jr. / Give a Glimpse of What Yer Not



ギターソロが最高に良いですよね。彼らはずっとこのままで居てほしい…。


The Dirty Nil / Higher Power



何この格好いいバンド。Noise/GarageなガチャガチャPunkサウンドで、しっかりRockしてます。そんでもって3ピースなんですよね?ずるいわ。


Face To Face / Protection



前作でピンとこなかった僕ですが、今作は良いですね!疾走感やらベースのブリブリ感にギターの爽快感と、初期の魅力を思わせるサウンド。


Gates / Parallel Lives



スケール感がどんどん増してきて、フェスのデカいステージでも負けない雰囲気ですね。いい意味でメジャー感も出てきたかなと。つまり僕好み。


Half Hearted Hero / Isn't Real



"It's Cool, But The Fullblast Already Did It"なんて曲名にしてたピロピロメロディックな彼らはどこへ?なサウンドですが、一気に変わったってよりはじわじわ変わってったので、聴き手も戸惑いなく移行出来てた感があります。Turnover含め、個人的には好みな変化かなと。


Hot Mass / Hot Mass



シンガロング系UKメロディックですよ!いや、そんなカテゴリはあるか知りませんが、とにかくバーニングでサッドなメロディックでMILLOYとか好きな人はかなりグッと来るかと。


The Hotelier / Goodness



この疾走感出されちゃあねえ。完璧ですよ。他の楽曲もガチャガチャっとした熱量はあるんですけど、痛みや繊細さもその中に内包した感じがあって、すんごくエモいです。


I Love Your Lifestyle / We Go Way Back 



Guitarpop的なキラキラ感がありながら、パンキッシュにがむしゃらに掻き鳴らす感じがタマラんです。


Implants / The Olden Age



Ken Conteの伸びやかなボーカルも相変わらずのピロピロなファストメロディックを聴かせてくれて安心です。今年はあまりメロディック系はチェックしていませんが、このバンドは外せませんでした。


In Her Own Words / Unfamiliar



この曲の節回し、特にCHORUS前の高低差を巧みに操るメロディラインがたまらんです。


James Walsh Gypsy Band / I've Got The Feelin'



復刻盤なんですが、一応今年リリースって事で載せました。GypsyのメンバーだったJames Walshのソロ・プロジェクトらしいんですが…Gypsyも知らない僕としては、「ほーん」位の感想で聴いてみたらぶったまげました。巧みなストリングスアレンジと小気味良いグルーヴをバックに、ブルー・アイド・ソウル的なメロウなサウンドを奏でた素敵な作品でした。


Jimmy Eat World / Integrity Blues




正直あまり通ってないバンドだったんですが、最近Billboardとか良くチェックするようになったら、この曲が流れて「おっ」と反応しちゃいました。こんなUS Modern Rockなサウンドなんですね。


Part2へ続く…


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