(90's Emo名盤選) Braid / Frame & Canvas (1998)



一言レビュー「キラーチューン連発の90'sEmoの名盤」

Genre: Post Hardcore/Indie Rock/Emo
For Fans of: Jawbox, Promise Ring, Texas Is The Reason.
Country: Illinois, US.
Label: Polyvinyl Records

1. The New Nathan Detroits
2. Killing A Camera
3. Never Will Come For Us
4. First Day Back
5. Collect From Clark Kent
6. Milwaukee Sky Rocket
7. A Dozen Roses
8. Urbana's Too Dark
9. Consolation Prizefighter
10. Ariel
11. Breathe In
12. I Keep A Diary

Myspace

Killing A Camera


このバンドもまた以前の記事"The Appleseed Cast / End of the Ring Wars"のように、絶妙なバランスのバンド。ノイズとクリーンサウンド、轟音と綺麗なフレーズが同居しているんです。
しかもこのバンドはパンク・ハードコア的な疾走感や衝動をしっかり音楽にぶつけているんですよね。そこが凄く個人的にグッと来たポイントでした。何だかんだ言って疾走感がある曲は大好きなんですよ。
そんな素晴らしいサウンドを鳴らしている、90年代エモサウンドを代表するバンドの一つ、イリノイ州のBraidの3rdアルバムをれぶー。

First Day Back


プロデュースはJawbox、Burning AirlinesのJ.Robbins御大によるプロデュースということで、彼流のインディーロックサウンド、所謂オルタナの暗さと荒々しさが加わったインディーロックになる・・・訳ではないのが、Braidの凄い所だと思います。確かにJ.RobbinsによるDCハードコア・パンク的な精神性が、いくらかは叩きこまれていて、そういう荒々しさが良い具合に出ているのかもしれない(あくまで予想だけど)。でもしっかりBraidの良さ、つまり上記の"轟音と綺麗なフレーズ"が同居している部分が出ているんですよね。
まぁむしろBraidのその良さをしっかり出せたっていうのも、J.Robbinsの手腕なのかもしれないですけどね。でも曲を書くのも演るのもバンドですから、やはりBraidを褒めるべきだと思います。

Urbana's Too Dark


90's Emoの中でもパンクとか好きな人にもいける激しさと疾走感、そして予想以上にポップなメロディがキャッチーさに拍車をかけています。最初に初期エモ聴く人にもオススメですよ!
個人的に今年出たBraidのEPは「う~ん」って感じだったので、この作品がやはり最もオススメでベストです!

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