World's On HeroinによるPunk Goes Popの第二弾。流石に記事のタイトルをPunk Goes Popとしてしまうと詐欺っぽいので変更しました。
もはやScreamo/Metalcoreカバーアルバム化している本家。しかし個人的には初期のようなPopでPunkなカバーをしてる楽曲を聴きたい所。と言うことで自分で探してまとめてみた・・・というのがこの企画。選曲条件はPunk Goes Popシリーズに収録されていないという事と、Pop Punkバンドであるという事。
前回の記事では「次回はMelodic系にしたいと思います(適当)」とか言ってましたが、今回もPop Punkバンド。今風な曲を今っぽいPop Punkのアレンジでカバーしてるバンドが多めになっているので、もはや本家と変わらなくなってきて、既にこの企画の意義自体が薄れていますが…(笑)
洋楽いいとこ取りコンピ 「Pop Punkカバー集めてみた vol.1」
Tracklist
01. Cambridge - 22 (Taylor Swift)
02. City Lights - Pop (Nsync)
03. Hit The Lights - How Will I Know (Whitney Houston)
04. July - The Story Of Us (Taylor Swift)
05. Kid Liberty - Fuck You (Cee Lo Green)
06. Let's Jump Ship - Live While We're Young (One Direction)
07. Mercy! Mid-Atlantic - We Are Never Ever Getting Back Together (Taylor Swift)
08. New Found Glory - Crazy For You (Madonna)
09. Quietdrive - Carry On My Wayward Son
10. Till We Drop - Someone Like You
11. We Set Signals - Call Me Maybe (Carley Rae Jepsen)
Cambridge - 22 (Taylor Swift)
元Heroes Fore Hireのヴォーカルが結成した豪州のPop Punkバンド、CambridgeによるTaylor Swiftのカバー。Stand Talll RecordsのN島さんが、このカバーについてのツイートをされていたのが、今回の第二弾を作るきっかけになりました。凄く良いカバーだと思います。疾走感を気持ちよく感じさせてくれるアレンジ。
しかしこのバンド名…Canadaの同名バンドと被ってしまいますね。あっちはメロディックハードコアですが。
City Lights - Pop (Nsync)
OhioのPop Punkバンド、City LightsによるNsyncのカバー。これも良いカバーだと思います。当時のボーイズグループ(Backstreet Boys、Nsync)っぽいR&Bナンバーのノリを残しつつ、しっかりとPop Punkしてます。2011年に1stフルで高い評価を得た彼らですが、この2008年リリースのDemo集の時点で既に高いクオリティだったんですね。
そういえば、元メンバーのJustin Timberlakeがいつの間にか新作出してましたね。"Suit & Tie"聴きましたが、ネオソウルっぽくてかなり良いです。ああいうアーバンでクールな感じのソウルが彼は似合いますね。
World's On Heroin: City Lights / In It To Win It (2011)
Hit The Lights - How Will I Know (Whitney Houston)
Pop Punkカバーさせたら右に出るものは居ないんじゃないかってくらい、選曲・アレンジ共に素晴らしいクオリティに持ってくるHit The Lights。
現在のサウンドはAlternative/Emoな方向に行っていますが、2ndアルバムの時みたいにこういうフックのあるサビを持ってくる曲をまたやって欲しいですね。Every Avenue、Mayday Parade等エモメロサウンド好きはドンピシャな選曲・アレンジになってます。素晴らしい。
July - The Story Of Us (Taylor Swift)
CanadaのPop Punkバンド、JulyによるTaylor Swiftのカバーです。
そしてまたまたTaylor Swiftのカバー。彼女の楽曲のメロディの良さを証明するかのように、多くのバンドがこぞってカバーしているようです。
Pop Punkカバーの魅力の一つに、本来バンド・サウンドで表現されていないポップソングを、シンプルなバンド・サウンドで再現するっていう所があると思います。そして楽曲の良さを損なわない程度に駆け抜ける疾走感を持たせるのも魅力だと思います。それらの条件が高いレベルで満たされた良カバーです。
上記動画の概要欄に公式ダウンロードリンクが貼ってあるので、気になる方はチェックを。
Kid Liberty - Fuck You (Cee Lo Green)
テキサスのPop Punkバンド、Kid LibertyによるCee Lo Greenのカバー。
Pop Punk/HardcoreなバンドがPopソングをカバーするとこうなるんですね(笑)キャッチーなサビが、よりシンガロングしやすくなっている気がするくらいタフガイ度が増えています。とは言え、そこまでゴリゴリし過ぎずにさらっとやっているので、聴きやすいとは思いますが。面白いカバーです。
Let's Jump Ship - Live While We're Young (One Direction)
オーストラリアのバンド、Let's Jump ShipによるOne Directionのカバー。
こうやって聴いてみると、サビのフックが凄いですね。自然と口ずさんでしまいそう。そしてこのカバーをしているLet's Jump Shipのアレンジも、背伸びをしてない等身大のサウンドって感じで好感触。彼ら自身の楽曲も、何処か垢抜けて無いサウンドなのにメロディが素晴らしい!そのせいか甘酸っぱさが増し増しでたまんないです。
Youtube: Let's Jump Ship - Ohio (Official Music Video)
Mercy! Mid-Atlantic - We Are Never Ever Getting Back Together (Taylor Swift)
New JerseyのPop Punkバンド、Mercy! Mid-AtlanticによるTaylor Swiftのカバー。
またTaylor Swiftです。この曲も本当に多くのバンドがカバーしていますが、このバンドが一番秀逸な出来だと思いました。まずMusic Videoが何か微笑ましくて良い!ムーグ/シンセも良い雰囲気を作っていますね。
こちらの楽曲も、上記動画の概要欄に公式ダウンロードリンクが載ってるので、気になる方はチェックを。
New Found Glory - Crazy For You (Madonna)
FloridaのPop Punkバンド、New Found GloryによるMadonnaのカバー。
このバンドもオリジナルへの愛が感じられる良いカバーが多いですよね。作品としてのカバーをよくリリースしますし、Pop Punkカバーと言えば彼ら!という人も多そうです。Jordanの伸びやかなボーカルが女性ボーカルの楽曲との相性バッチリって感じです。
Quietdrive - Carry On My Wayward Son
MinnesotaのPop Punkバンド、QuietdriveによるKansasのカバー。
この曲を始め、TotoのAfrica、Cyndi LauperのTime After Timeもそうですが、70's~80'のカバーとの相性が良い気がします。恐らくその時期のHard Rockに影響を受けたドラマティックなアレンジを取ってるのも要因の1つかも。その中で仰々しさやクドさみたいなのを除外して、爽やかに聴かせてくれるのが彼らの魅力だと思います。
Till We Drop - Someone Like You (Adele)
ハンガリーのPop Punk/Hardcoreバンド、Till We DropによるAdeleのカバー。ここまで来るとキャッチーなMetalcoreって感じがして選曲条件から外れてしまいそうですが、一応Pop Punkバンドと自称していますし、選曲しました。
A Day To RememberばりのヘヴィなPop Punkサウンドは、人によっては好き嫌い別れると思いますが、面白いアレンジだと思いますので是非。原曲の雰囲気は全くないくらい自分たちのサウンドにしています。
この楽曲も上記動画の概要欄に公式ダウンロードリンクが載せてあるので、気になる方は是非。
We Set Signals - Call Me Maybe (Carley Rae Jepsen)
AustraliaのPop Punkバンド、We Set SignalsによるCarley Rae Jepsenのカバー。
この曲もよくカバーされていますね。最近のカバーの人気曲の共通点に、「サビ部分でバスドラをドコドコ出来るか」ってのがある気がします。キッズに人気のジャンルのバンド(タフなサウンドになっているPop PunkバンドやScreamo/Metalcoreバンド)としては、やはり自然に落とした展開を作れるパートがあるのが重要なのかもしれませんね。
クド過ぎれば、僕も「ちょっとなあ」と引いてしまいますが、コレくらいだったら全然アリな感じ。
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