実は凄いよアニメソング 「ワウがかかったギターが気持ち良いアニメソング」




ワウペダル:ワウペダル (Wah-wah pedal)とは、車のアクセルペダルのようなイメージで筐体につけられたペダルを足で操作する事により、聴感上強調される周波数帯を変えるエフェクターである。





このペダルを踏んだり戻したりする事で、ギターのカッティングが「チャキチャキ」した音が、「ワウワウ」とか「シュワシュワ」みたいな音になります。これによってクリーンのカッティングよりも伸びがあって粘っこいリズムを生み出したりも出来るし、オルガンの音をよりパーカッシヴに表現も出来るので、ファンクとかジャズとかでよく使われてる印象があります。その流れで、ポピュラーミュージックでも跳ねたビートの曲にも使われたりして、僕達にも耳馴染みの良いサウンドだと思います。

※こんな感じの音です。歪を乗っけても格好良いですよね。
Jimi HendrixのVoodoo Childなんかまさにそれ。

今回は、そういうワウがかかったギターが印象的な曲を中心に選曲してみました。中には耳を凝らさなきゃ聴こえないものもありますが、気持ち良いフレーズを鳴らしているので、注意して聴いてみて下さい。面倒な人はそういうものかと思って聴き流していって下さい。

Tracklist


1. 科学忍者隊ガッチャマン OP - ガッチャマンの歌  (1972)
2. わんぱく大昔クムクム OP - クムクムのうた (1975)
3. 超電磁ロボ コン・バトラーV OP - コン・バトラーVのテーマ (1976)
4. UFO戦士ダイアポロンED - UFO少年団の歌 (1976)
5. おばけのホーリー OP - 約束するよ (1991)
6. 幽★遊★白書 ED - アンバランスなKissをして (1993)
7. 七つの海のティコ OP - Sea loves you (1994)
8. 怪盗セイント・テール OP - 時を越えて (1995)
9. ポケットモンスター OP - めざせポケモンマスター (1997)
10. ああっ女神さまっ ED - デンワしてダーリン  (1998)
11. カードキャプターさくら OP - Catch You Catch Me (1998)
12. おジャ魔女どれみ OP - おジャ魔女カーニバル!! (1999)
13. ジャングルはいつもハレのちグゥ ED - ファンファン&シャウト (2002)
14. トップをねらえ2! OP- Groovin' Magic (2005)
15. らき☆すた OP - もってけ!セーラーふく (2007)
16. アイドルマスター 挿入歌 - SMOKY THRILL (2011)
17. Working'!! ED - いつものようにLOVE&PEACE!!

ガッチャマン然り、ダイアポロンだったり、個人的に子門真人、水木一郎氏の歌う曲はひたすらワウギターが多い気がします。今回入れては居ませんが、ゲッターロボやコンバトラーV等にも入っていますし、ワウペダルはこの時代のスーパーロボットもの特撮ものには欠かせない要素になっていますよね。

そして"クムクムのうた"が渋過ぎます。上述のロボットものOPのワウの使い方はジェームス・ブラウン的なファンクの性急感・緊張感を期待されてドキドキワクワクを演出しているような感じがしますが、この曲では「演歌的な泣き」をワウで表現しています。弦を震わせる以外の方法で、感情の強弱や揺れを表現出来る面白いエフェクターですよね。
しかし最後のブレイクからの「しらせだなぁ!」がいなせ過ぎる。

サッカーアルゼンチン代表のアグエロ選手は子供の頃はクムクム狂いだったそうな。
練習を抜けだして視聴していたら、あだ名が「クン」になった程らしいです。

おばけのホーリーの"約束するよ"は、以前の記事"ベースが格好良い曲"でも紹介しましたが、今回でも紹介。跳ねたベースのゴーストノートとワウのかかったディスコ風なカッティングギターの相性が抜群です。
幽★遊★白書の"アンバランスなKissをして"は、これまで紹介した曲の中ではかなりワウギターが前面に出ていると思います。シンセストリングスが裏の主旋律を鳴らしていて、ギターはひたすらパーカッション的なポジションをとっているんですが、それがまた格好良い。Bメロのカッティングがもうたまらないです。間奏の部分でちょっと前の方に出てきたと思ったら、シンセに譲っちゃってもう…ソロくらいあれば良いのに…(笑)"めざせポケモンマスター"の方では、ギターソロがギンギンに鳴っていてたまらないです。まあでもこの曲の魅力はソロ後のコーラスワークの妙だと思います。初めてアソコを聴いた時鳥肌が立ちました。
パーカッション的と言えば、七つの海のティコの"Sea loves you"もワウギターは影に隠れていますが、裏でシュワシュワなってることによって、海に潜っているような感じが出てる気がするんですよね。

幽遊白書は世代だったせいか、OP・EDどれも良い曲に感じてしまいます。
"太陽がまた輝くとき"とか大好き。

女の子向けのアニメの曲とかだとオシャレな使われ方してるんですよね。怪盗セイント・テールの"時を越えて"とかカードキャプターさくらの"Catch You Catch Me"とか、粘っこい感じが無くてクールというか洗練されて聴こえますよね。他パートのアレンジのおかげなんでしょうかね。一方のおジャ魔女どれみの"おジャ魔女カーニバル!!"はオシャレとは違った狂ったようなアッパーなアレンジ。こっちではブラスやストリングスがひたすら前面に出ていてますが、このフレーズにドキドキ感を出してるのは、ワウギターなんじゃないかと勝手に思ってます。洗練性とは違った、前述のJBファンク的な性急感というか。まあ一番テンションを上げさせてくれるのは、イントロのアーミングですけどね。「ぎゅわぁーわぁーわわぁーん↑↑」ってやつ。あれで絶頂しそうになります。

ジェームス・ブラウンといえば、ジャングルはいつもハレのちグゥの"ファンファン&シャウト"、アイドルマスターの"SMOKY THRILL"なんかはもろそういうオマージュすら感じるアレンジ。アイドルマスターの曲ももっと掘り下げていけばワウ使って曲もいっぱいあるかもしれませんね。
トップをねらえ!2の"Groovin' Magic"やWorking'!!の"いつものようにLOVE&PEACE!!"のディスコ的なストリングスアレンジもオシャレで良い感じ。Working'!!の方はいつかのSMAPのようなアイドルソングっぽくてまた面白い。そう言えば彼らはWah Wah Watsonに弾いてもらった曲もあるんですよね…ゴイスー。

日本語字幕を付けてくれた方が居るので是非。面白いですよ。

まとめ


同じワウギターでも、おしゃれな曲もあれば粘っこい曲もあり、アレンジが違えばこうまで印象が変わるのかって感じでした。そういった状況や聴かせ方に応じたワウ・ペダルの使い方の一端を見れた気がします。ファンクを聴くばかりでなく、ポピュラーミュージックに眠るワウギターを体験することで、新たな表現・引き出しを生み出せるかもしれませんね。まあプレーヤー側の気持ちに立ってこんな事言ってみたものの、実際はワウ・ペダルなんか使いこなせないんですけどね。ゲヘヘ。

あと、1980年代のワウがきいたギターが入ったアニメソングを見つけられなかったのが少し残念でした。こういう時1人だと引き出しが足りないなあと感じます。まあこの偏った感じが僕のブログの特色だと思ってもらえればコレ幸いであります。
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