何とCaliforniaのMelodic PunkバンドのGamefaceにメールでインタビューさせてもらいました!このようなチャンスを作って頂いたBullion Recordsの廬原さんには本当に感謝の気持ちでいっぱいであります。
Gamefaceと言えばTexas Is The Reason、The Ataris、New Found GloryやFuneral For A Friendのメンバーや、Frank Turner等もファンを公言する程の影響力のあるバンド。
そんな彼らが2003年の"Four To Go"以来となる6枚目のオリジナルアルバム"Now Is What Matters Now"を3/19に遂にリリース!そんな彼らの待望の新作について、少しインタビューさせてもらいました。
僕のド下手糞なインタビューにも気を悪くする事無く、丁寧に答えてくれたJeffさんは本当に良い人です…。本当にお忙しいところありがとうございました!
Interview
Interviewer: Tsukasa
―初めまして。私がGamefaceの大ファンという事で、今回インタビューさせてもらえる事になりました。宜しくお願い致します。
Jeff: こちらこそ、インタビューどうもありがとう!君が長く僕らの事を好きでいてくれたなんて最高だね!
―まず"Now Is What Matters Now"のリリースおめでとうございます!
再結成、そして今作のリリースは私含め多くのGamefaceファンにとって本当に嬉しいニュースでした。今回の再結成はどういったきっかけのものだったのでしょうか?
Jeff: これが決まるには長い時間を費やしたよ。2012年にRevelation Records25周年イベントに出演したんだけど、また一緒にやれてとても興奮したし、何より友達として集まれた事が重要だったんだ。その時はまた曲を書くなんてことは考えもしなかったんだけど、他のライブをやった時に情熱やエナジーを取り戻してきたんだ。その頃1ヶ月ぐらいCome On Downのメロディーが頭に浮かんでいて、曲として仕上げた時にすべて正しい方向に進んでいるんだって思えたよ。
Gameface - Come on Down from "Now Is What Matters Now (2014)"
―今作のテーマやタイトルに込められた意味を教えて頂けますか?
Jeff: テーマとしては人々が持つ機会を認識することと、それを決して離さないことを
念頭においていたんだ。僕ら年を取ったし、人生にある時間だって限られてくる。
―今作の中で"Come On Down"、"Swing State"、"Picture Day"、"Always On"を聴かせてもらいました。どれも素晴らしくて、Gamefaceが帰ってきたんだ!と興奮しました。
既に公開されている"Come On Down"はこちら日本でもとても反応が良いですが、アメリカでの反応はどうですか?
Jeff: こうやってまたバンドが活動出来る事は素晴らしいし、いまだに僕らのことを思い出してくれる人がいるのは幸せだよ。僕らは決して有名なバンドではなかったし、この再結成から何か多くのことが生まれるとは思ってはいない。でも、ファンの人達は新作を楽しみにしてくれていたようだし、それだけでも大きな意味があるね。
―私は"Picture Day"お気に入りなのですが、貴方自身が今作で特に思い入れのある曲はありますか?
Jeff: 僕もあの曲が好きなんだ!ミュージックビデオも撮影したんだよ。君には早く見てもらいたいな!今作には好きな曲ばかりでどれかを選ぶのは本当に困難だけど、あえて選ばせてもらうならRegular Sizeかな。
Picture Day
―解散後、貴方はソロやYour Favorite Trainwreckを経験しました。私は今作がそれらのプロジェクトのような音になると勝手に予想していたのですが、"Every Last Time"時代のようなソリッドなPunk Rockで驚きました。若返ったようにすら感じたのですが、今作はそういった事を意識したという事はありますか?
Jeff: 僕らはこういうサウンドの作品を作ろうとした事は以前からなかったんだ。君は正しいと思うな…僕らは再結成によって再び情熱を取り戻したから若さやエナジーに溢れて、こういうサウンドを生み出したんだと思う。今作は僕らがどんなバンドであるかをより良く表現出来たと思う。前作から10年以上も過ぎているのにね。
そう、僕らはきっと若返ったんだよ(笑)
Gameface - My Star from "Every Last Time (1999)"
―今作ではBig Drill CarのFrank DalyやSense FieldのJo Bunch、Letters To CleoのKay Hanley、Errortype:11のArty Shepheredと、豪華なゲストメンバーが多く参加しています。彼らはどういった経緯で参加してもらうことになったのですか?
Jeff: 今作をリリースにあたって、僕ら自身の結成を祝うために何か特別な事をしようと考えていたんだ。彼らと一緒に作品を作る事はスリルがあったし、作品に花を添えてくれたと思うね。
Big Drill Car - In Green Fields from "CD Type thing (1989)"
―貴方はBig Drill CarのTribute Albumに参加する程、Big Drill Carが好きだとお見受けします。Frank Dalyとの共演はどうでしたか?
Jeff: フランクは最高さ。彼は僕にとって大好きなシンガーの一人なんだ。そしてBDCは僕らに大きな影響を与えたバンドの1つ。僕らはよくライブに行っていたし、彼らはいつでも最高の時間を与えてくれたよ。フランクが最近音楽活動に戻ったというのは知らなかったんだ。僕は単なるファンの1人だからね。作品にシンガーをゲストで迎えようというアイデアが出た時に最初に浮かんだのは彼なんだよ。最高の仕事をしてくれたと思うし、僕ら2人の歌声は良いものになったと思うな!
―レコーディング中の印象的なエピソード等あれば教えて頂けますか?
Jeff: 正直過去はレコーディングにストレスを感じることもあったんだ。でも、今回は楽しくて気楽にやれた。どの曲も僕らが思うように出来たし、旧友であるEric Stenmanと一緒に出来て良かったよ。
※Eric Stenman
The Tank, Far, Knapsack, Saves The Day, Senses Fail等のProduce/Mixingを手がける。JeffとはGamefaceだけではなく、サイドプロジェクトのYour Favorite Trainwreckとも一緒に仕事をしている友人みたいです。
―貴方の生み出すサウンドはPunk Rockでありながら、メロディはCountryやFolkのような暖かさと優しさを感じます。さながらThe ReplacementsやBuffalo Tom、Bob Mould(Husker Du)を彷彿とさせますが、今作に於いて影響を受けていると感じている音楽・バンドはありますか?
Jeff: 君が名前を挙げた人達は全員好きだ(笑) Bobはここ最近は特に影響を与えてくれているように思う。彼はミュージシャンとして素晴らしいキャリアがあるし、成功しているよね。50歳を超えてもロックは出来るって証明してくれているよ。他にも色々な音楽には触れてきて、そういうものが自分の曲に出ているとは思う。
それが僕らの音が様々なカテゴリーをされる理由の一つなのかもしれないね。
Bob Mould - The Descent from "Silver Age (2012)"
―現在のアメリカのPunkシーンで注目しているバンド等はありますか?
Jeff: Superchunk、The Hold Steady、Lucero、Frank Turner...かな?
―再結成したあなた達をひと目みたい!と思う日本人は多くいます。来日の予定等はありますか?
Jeff: 機会があれば是非!
―私の大好きなDescendentsと同じくらい、私はあなた達の歌からポジティブなパワーをもらってきました。出来れば彼らのように長く活動をしていって欲しいと願っています。そう願うファンは僕以外にも大勢いると思います。最後にそんな日本のファンの人たちへ一言お願いします。
Jeff: みんなが今作を気に入ってくれたら嬉しいな!
インタビューどうもありがとう!
おまけ
Review: Gameface / Now Is What Matters Now (2014)今作をレビューしたので宜しければこちらもどうぞ。
また、PUNX SAVES THE EARTHの3104さんもインタビューしているので、そちらも併せてどうぞ!より内容の濃いインタビューになっているので、是非チェックしてみてください!
PUNX SAVE THE EARTH: [Interview] Gameface
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