Genre: Pop Punk/Punk/Powerpop
For Fans of: Chixdiggit!, Teenage Bottlerocket, Weezer.
Country: Wisconsin, US.
Label: Fat Wreck Chords
Link: facebook
「シンプル・イズ・ベスト」
この英文って何か変だなと思う今日この頃…まあとにかくこの言葉伝えたい意味は十分に理解出来る。それはもうMasked Intruderの2014年リリースの2ndを聴けばしっかりと。
I Fought The Law
I Fought The Law
マスクを被ったこのフザけた4人組は、それぞれntruder Red、Intruder Green、Intruder Blue、Intruder Yellowとフザけた名前を冠し、少ないコードとシンプルな展開に極上のメロディを乗せ、聴き手の心にこれでもかと侵入し、かき乱しまくってくれます。
1曲目の"I Fought the Law"のどキャッチーなメロディの応酬に、裏のやり過ぎって位なコーラスワークに素晴らし過ぎて笑いが止まりませんし、個人的にイントロからChorusまでの展開が完璧なキラーチューン"Crime Spree"含め、徹頭徹尾青空爽快3コードPop Punkを展開してくれちゃったりするわけですよ。
Crime Spree
誤解を恐れず言えば、本来Rockをよりシンプルに下手くそでも出来るのがPunkだと思うのですが、Punkはあらゆる要素を取り込み、複雑化の一途を辿っている部分もあるのかなと。勿論音楽ってのはPunkが生まれ出た時と同様、様々な要因で色々な音が生まれていくので、その事に対して一ミリも否定的な気持ちはありません。ただ、何故シンプルに3コードのパンク・バンドではなく、複雑になってくかって言うと、「単純に難しい」んだと思うんですよね。そういうバンドが居なかった70's後半はさておき、雨後の筍のようにパンクバンドが溢れてくるようになれば、他との差異を出すっていう理由でシンプルにやらなくなっていくバンドもいたんじゃないかと思うわけです。少ないコードでオリジナリティを出す事は至難、じゃあその上に乗せるメロディで勝負…それって例えばシンプルなギターロックバンドがメロディでThe Beatlesに勝負を挑むような恐怖感があるのかなと。
特にJ-Popなんかは、3コードパンクのように1コードで様々なメロディを引き出していくって手法ではなく、たくさんのコードに引っ張られてメロディを引き出すって印象。メロディアスな曲はコードがよく動くか、ベースラインが動き回って、メロディを引っ張ってる感じするんですよね。僕なんか曲作りのセンスが皆無なので、3コードで曲なんか作ったら、全部それぞれのルート音だけを歌っちゃいますよ。とにかく少ないコードでメロディアスな曲を作るって難しいと思うんですよ。カノンコードに慣れている日本人にとっては(やっぱり3コードの感覚はブルースとかR&Bの感覚がないと難しいのかしら・・・)。
When I Get Out
それでやっと話が戻ってMasked Intruder。このバンドはそんな恐怖感をあざ笑うかのような出で立ちで現れ、「どうだ簡単だろ」ってな具合にシンプルなコードのラモーンズパンクをやり、とんでもなく極上のメロディを乗せきってしまったのです。正直な所、衝撃ですよ。僕は割と複雑化を辿っていくPunkシーンを追いかける事を楽しんでいる方なので、こういうバンドは余りチェックしていなかったんですよね。どうしても飽きがきてしまう部分があるというか…それでもこのバンドはそういうキャッチーさを持ち合わせながら、また聴きたいという中毒性を持ったメロディを武器に持つバンドだったんです。
色々うだうだ話していますが、曲を聴いてグッと来たら是非チェックしてみて下さいね、超オススメですよって事です。
The Most Beautiful Girl
1. I Fought the Law
Crime Spree
誤解を恐れず言えば、本来Rockをよりシンプルに下手くそでも出来るのがPunkだと思うのですが、Punkはあらゆる要素を取り込み、複雑化の一途を辿っている部分もあるのかなと。勿論音楽ってのはPunkが生まれ出た時と同様、様々な要因で色々な音が生まれていくので、その事に対して一ミリも否定的な気持ちはありません。ただ、何故シンプルに3コードのパンク・バンドではなく、複雑になってくかって言うと、「単純に難しい」んだと思うんですよね。そういうバンドが居なかった70's後半はさておき、雨後の筍のようにパンクバンドが溢れてくるようになれば、他との差異を出すっていう理由でシンプルにやらなくなっていくバンドもいたんじゃないかと思うわけです。少ないコードでオリジナリティを出す事は至難、じゃあその上に乗せるメロディで勝負…それって例えばシンプルなギターロックバンドがメロディでThe Beatlesに勝負を挑むような恐怖感があるのかなと。
特にJ-Popなんかは、3コードパンクのように1コードで様々なメロディを引き出していくって手法ではなく、たくさんのコードに引っ張られてメロディを引き出すって印象。メロディアスな曲はコードがよく動くか、ベースラインが動き回って、メロディを引っ張ってる感じするんですよね。僕なんか曲作りのセンスが皆無なので、3コードで曲なんか作ったら、全部それぞれのルート音だけを歌っちゃいますよ。とにかく少ないコードでメロディアスな曲を作るって難しいと思うんですよ。カノンコードに慣れている日本人にとっては(やっぱり3コードの感覚はブルースとかR&Bの感覚がないと難しいのかしら・・・)。
When I Get Out
それでやっと話が戻ってMasked Intruder。このバンドはそんな恐怖感をあざ笑うかのような出で立ちで現れ、「どうだ簡単だろ」ってな具合にシンプルなコードのラモーンズパンクをやり、とんでもなく極上のメロディを乗せきってしまったのです。正直な所、衝撃ですよ。僕は割と複雑化を辿っていくPunkシーンを追いかける事を楽しんでいる方なので、こういうバンドは余りチェックしていなかったんですよね。どうしても飽きがきてしまう部分があるというか…それでもこのバンドはそういうキャッチーさを持ち合わせながら、また聴きたいという中毒性を持ったメロディを武器に持つバンドだったんです。
色々うだうだ話していますが、曲を聴いてグッと来たら是非チェックしてみて下さいね、超オススメですよって事です。
The Most Beautiful Girl
Tracklist
2. The Most Beautiful Girl
3. Crime Spree
4. Saturday Night Alone
5. When I Get Out
6. Stars
7. Almost Like We’re Already In Love
8. Hey Girl
9. Don’t Run Away
10. You’re the One to Blame
11. Weirdo
12. I Don’t Wanna Say Goodbye to You Tonight
13. Locked Up and Lonely
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