洋楽いいとこ取りコンピ 「僕の好きなCruzian Pop Punkバンドを集めてみた」






今回は、久々Cruzian Pop Punkバンド特集!以前日本のCruzianを紹介しましたが、今回は海外編って事で僕の好きなCruzian Pop Punkバンドを紹介していきたいと思います。






そもそも

そもそもCruzian Pop Punkって何よ?って話なんですが、簡単に言うと、Cruz Recordsっていうレーベルのバンド達(AllやBig Drill CarやChemical People)が鳴らす特徴的なPop Punk、またはそれらに影響を受けたサウンドを指します。
跳ねるように軽快なドラム、グルグル動きまわるベース、ドライビンで歯切れの良いギターに、何処かひねたメロディライン…取り敢えず後で紹介するAllの"Fool"を聴いてもらえれば何となくわかってもらえるかもしれません。とは言え、後世に大きく影響を与えたCruz Records所属のAll、Big Drill Car、Chemical Peopleは結構引き出しが多かったので、一口にこれこそがCruzianサウンドだ!とも中々言い難い所はあるんですが。

今回は正にCruzian Pop Punkそのものなバンドから、そういったCruzianなサウンドを匂わせるバンドまで、僕の好きなバンド・好きな曲を中心に紹介ていきます。僕の趣味全開の選曲ですので割りと似たような曲風が並んでいますが、もっと色々な魅力を持ったジャンル(?)ですので、気になる方は色々チェックしてみて下さい。同じバンドでも色んな曲風が揃ってたりするので面白いですよ。
前回記事:「Cruzian Pop Punkサウンドな日本のバンド探してみた」

All - Fool


from "Allroy's Revenge (1989)"

Californiaの4人組Pop Punkバンド。
Cruzian Pop Punkってどんなサウンド?と聴かれると、僕はまずこの曲を聴いてもらいます。多くのCruzianマニアを生み出した元凶とも言えるCaliforniaシーンの伝説、ALLの名盤"Allroy's Revenge"からの名曲です。この他に超名曲"She's My Ex"も入ってるんですからやば過ぎます。
ALLの前身であり、現在は平行して活動しているDescendents(ボーカル以外メンバー同じ)の方が世界的には人気・有名な印象ですが、ココ日本では同じくらい…あるいはALLの方が人気かもしれませんね?それもこれもこの軽快なサウンドとひねくれポップ加減が日本人のサブカル気質を擽るんでしょうかね?
Review: All / Allroy For Prez (1988)

Big Drill Car - In Green Fields


from "CD Type thing (1989)"

Californiaの4人組Pop Punkバンド。
ALLよりもフォロワーが多いBig Drill CarもまたCruzianマニアの界隈では神格化されてるバンド。ドライビンなギター、ALLと比べるとストレートな展開がPunk好きにはよりグッと来たのかもしれませんね。後述のGamefaceやThe Tank、The Unknown等、国内ではHoistやNofoot、Valve Drive等が影響を公言しています。僕の別ブログのタイトル"Friend Of Mine"は彼らの代表曲から取りました…そういう意味で僕も彼らの影響下にあると言っていいのかしら?なんて(笑)ちなみにこの"World's On Heroin"はALLの代表曲のタイトルから取りました。
Review: Big Drill Car / CD Type thing (1989)
             Big Drill Car / No Worse for the Wear (1994)

Chemical People - All The Best Things! 


from "Ten-Fold Hate (1989)"

Californiaの3人組Pop Punkバンド。
この影のあるメロディはStrung Out辺りにメロディックバンドに影響を与えてる気もします。ALLやBig Drill Carの話はよく聴きますが、彼らについては余り聴かないのはやっぱり流通量の少なさでしょうかね?ギターはCruzianというよりGreg Ginn(Black Flag)的な変態さを感じたりして、よりロッキンでハードなサウンドが魅力。それがまた前述の影のあるメロディとの相性がグンバツ!正直このバンドは余り作品を持っていないので多くは語れないのですが、早く全作チェック入れたいですね。


Doughboys - I Won't Write You A Letter


from "Home Again (1989)"

CanadaのQuebec出身の4人組Punkバンド。
Mega City FourのWizが関わった"Crush (1993)"から聴き始めたせいなんですが、彼らの後期のUKメロディックなAlternative/Punkサウンドというイメージでした。この曲のような初期もCruzianの影響下にはあるんでしょうが、Husker Du辺りの80's Collegeの影響も感じれて、泣きのフレーズが結構入っててたまらない!でも実はこの時期よりHusuker Du/Sugar方向に進んでった"Crush"の方が好きだったり…。
Review: Doughboys / Crush (1993)

Gameface - Good


from "Good (1993)"

Californiaの4人組Punkバンド。
最近活動再開し、新作リリースも決定しテンション高めの僕ですが、今回紹介するのは初期の彼ら。徐々にエモーショナルなサウンドに傾倒していき、Alternative Rockな雰囲気も見せていくんですが、初期ではCruzianかつDr.Strange Recordsなサウンドでかっ飛ばしています。ベースもウネウネしまくりでギターも駆けまわってますしね。僕としてはこの時期も好きだし、Sugar~Bob Mouldに傾倒していく今のサウンドも大好きですね。あぁ新作楽しみ。
Review: Gameface / Three To Get Ready (1995)
             Gameface / Always On (2000)

Doc Hopper - Skyler


from "Aloha (1994)"

Maineの4人組Punkバンド。
TwitterやFacebookを見る限り、現在も活動中のようですね。90年代から続いてるのは純粋に凄いですね。メンバーのChris等はErgs!のMikeyらとFor Scienceを結成したり、サイドプロジェクトを色々やってるみたいですし、皆バンド活動が好きなんですね。
サウンドの方は、Big Drill CarやHusker Duを通過した、初期Doughboys的なサウンドって感じ。良い意味でクセがないので、Cruzian系のバンドでも聴きやすいかも?
Review: Doc Hopper / Aloha

G-Whiz - Run


from "Medical 7 (1994)"

Arizonaの4人組Pop Punkバンド。
このモロCruzianサウンドにニヤニヤが止まらないですよ!更に、漂う「突き抜けないB級感」が何とも言えない味わいをもたらしています。
Review: G-Whiz / The Pop Punk Singles Collection 1989-2006 (2006)

Alligator Gun - Curfew


from "Onehundredpercentfreak (1995)"

Milwaukeeの4人組Punkバンド。
The Promise RingやDashboard Confessionalに在籍していたScott Schoenbeckが所属していたバンドとしても知られています。エモーショナルなメロディの中に香るCruzianサウンド。GamefaceやSaves The Dayとか好きな人にオススメです。
今チェックし見たらFacebookに今までの作品をフリーダウンロード出来るリンクが公開されてました。是非チェックを!
mkepunk: http://www.mkepunk.com/?s=alligator+gun

Brown Lobster Tank (a.k.a. The Tank) - Sunshine


from "Tooth Smoke (1995)"

Californiaの5人組Pop Punkバンド(当時は4人組?)。
現在はThe Tankとして活動しているこのバンド。現在のModern Rock風味のMelodicよりも、この時期のDr.Strange印の爽やかメロディックの方が好きって人も多そう。どちらにせよボーカルのKen Conteの歌いまわしであれば僕は何だって楽しますよ。Kenが現在ボーカルを務めるImplantsも併せてチェックを!
Review: Brown Lobster Tank / Tooth Smoke (1996)
             Implants / From Chaos To Order (2013)

Marble - Prick


from "Spinning Around (1995)"

Minnesotaの4人組Punkバンド。
本当にこの作品をCDでもLPでも欲しい!今現在YouTubeでしか楽しめない状況…やっぱり手元に置いておきたいですよね。現在日本でも手に入れられる音源というと、Porcelain Boysの"Away While..."に入ってる2曲だけでしょうか?Porcelain BoysとのSplitがあるんですが、"Away While"に収録される際にPorcelain Boys側の曲だけではなく、Marble側の曲も収録されているお得っぷり。誰かこっちも再発してくれないかなあ…チラチラ


Armchair Martian - Xenophobe A Car


from "Armchair Martian (1996)"

Coloradoの3人組パンクバンド。
Allの3代目ボーカルChad PriceがBass/Chorusで参加していたArmchair Martian。今作では参加していませんが、3作目でプレイしています。その後中心メンバーと共にAlternative CountryバンドDrag The Riverを結成しています。
そんなバンドですが、このボーカルのJon Snodgrassが良い声でして。ストレートなメロディックパンクに仄かに感じさせるALLの匂い、そしてしゃがれた良い声が相俟って、しばらくChadが歌ってるんじゃないかと勘違いしていた程(笑)


Bodyjar - You've Taken Everything


from "No Touch Red (1998)"

Australiaの4人組パンクバンド。
去年再結成し、新作をリリースする等、Cruzian好きのみならず多くのメロディックファンを興奮させたわけですが、日本での流通が余り宜しくなく中々手に入りにくい状況です…国内盤のリリースを願ってます…泣
このバンドはCruzianな要素もありつつ、力強いメロディにソリッドなサウンドが格好良くて大好きなので、長いこと続けて欲しいです。
Review: Bodyjar / Plastic Skies (2002)

All Systems Go! - Nothing At All


from "All Systems Go! (1999)"

Canadaの4人組Pop Punkバンド。
メンバーがBig Drill CarとDoughboysで結成されたバンドで、サポートでちょろっとKarl Alverez(All/DescendentsのBass)が加入したりした事もあり、好きな人にとっちゃ所謂Supergroupってやつですね。音は本当にBig Drill CarとDoughboysの間って感じで、特に初期Doughboysが好きな人はコレだよコレ!と思って当時聞いてたんじゃないでしょうか。(後期がちょっとAlternative/Guitar Rock的になってたから)


Ben Grim - Sad Ass


from "Split Ben Grim/Links '7 (1999)"

Wisconsinの4人組Pop Punkバンド。
数年前に彼らの唯一のアルバムが再発されたのをきっかけに知ったバンドですが、これがまた良い!何が良いってシンプル&グッドメロディ!これってPop Punkに於いて重要なポイントだと思うんですよね。それが難しいから、色々細かい事とかやるんですが…。
メンバーは常に何かのプロジェクト・バンドをやってる印象で、そのどれもが良いんですよね。King FridayやBen Grim、The Jennifer Echo、そして最近G-Whizのメンバーと始めたThe Davis Babyも良い感じ。今度音源出すみたいなんで今後共チェックしていきたいですね。
Review: Ben Grim / retro. (2010)
WOH's Recommendation "The Davis Baby"

Fun Size - Pickle


from "Pop Secret (1999)"

Richmondの4人組Pop Punkバンド。
軽快に青臭く駆け抜けてくサウンドが胸に刺さります。次作のFueled By Ramenからリリースする2ndアルバム"Glad To See You're Not Dead"では、Lifetime的なエモーショナルメロディックを見せてくれるので若干垢抜けるんですが、Cruzian好きはやはりこちらの垢抜けない青臭さの方が刺さるんじゃないでしょうか?
Review: Fun Size / Glad To See You're Not Dead (1998)

Jettison - Can't Get Anymore

from "Search for the Gun Girl (1999)"

New Jerseyの3人組Punkバンド。
Porcelain Boys改め、Jettisonの1stアルバム…で良いのでしょうか。個人的にはPorcelain Boysよりエモーショナル度が増してるJettisonの方がツボですね。随所に散りばめられたギターのフレーズがもうエモーショナル過ぎます!
Review: Porcelain Boys / Away Awhile... (1997)

The Miles Apart - Let It Shine


from "Some Memories Last Forever (2000)"

Italyの3人組Punkバンド(その後4人組)。
バンド名をMega City Fourの"The Miles Apart"から取ってるように、彼らを彷彿とさせる切ないUKメロディックがルーツにあるようですが、このイントロのフレーズを聴いた瞬間にCruzianサウンドを思い出さずに入られませんでしたよ。僕のフェイバリットバンドの1つ。


Full - Kilomile


from "Songs To Break Up To (2001)"

Chicagoの3人組Pop Punkバンド。
最近Discographyがリリースされたので購入したんですが…スンバラシイ!特に'97~'01くらい時期の彼らの楽曲のクオリティの高さと言ったらないですね!メロディの節回しが本当にツボをつくんです。ギターやベースがグルグルかけ回るフォロワーバンドは数あれど、ここまでメロディを心地良くかけ回ってくれるバンドは中々いません!Parasites辺りのPowerpopにも通づるグッドメロディの応酬に悪酔いしそうな程!オススメ!


The Pavers - Emma Lee


from "Wrecking Ball (2002)"

New Yorkの5人組Pop Punkバンド。
Allの2代目ボーカルにして、歴代で最も人気のあるボーカリストScott Reynoldsが所属するバンド。ALLはソングライターが4人いるという意味でバラエティに富んだバンドでしたが、The PaversはScottのルーツが色んな切り口で楽しめるという意味でバラエティに富んでいます。とは言え、どうしても期待してしまうのはALLのような曲。彼らの中でScott時代のALLっぽさが滲み出まくってるこの曲は外せませんね!


The Unknown - Social Circle (2006)


from "Unpopular (2006)"

Ohioの4人組Pop Punkバンド。
個人的には5th"Radio Lied To Me (2003)"や6th"Unpopular (2006)"辺りのコーラスがグッと入った辺りの方が好きなバンドです。グッドメロディのバンドなだけにコーラスがあってハモりがあった方がPowerpop好きとしてはたまらんのです。誰か4thの"Pop Art"僕に下さい。

The Real Danger - Let Me Go

from "Making Enemies (2010)"

Hollandの5人組Melodic Punkバンド。
Chad Price期のALLのようなストレートなCruzian Melodicサウンドが痛快ですね。アウトロのギターワークが最高だし、最後の締め方も「らしく」てニクいですね!2ndである今作はBandcampにてName Your Price出来るので、是非チェックしてみてください!


Jetty Boys -  Cherry Cola (2013)

from"Let 'Er Rip! (2013)"

Wisconsinの3人組Pop Punkバンド。
Powerpop系のキャッチーさとコーラスでCruzianサウンドをやられるとヤバイですね。こちとらParasites系のバンドには弱いんです。そんなParasitesともSplit出してたりして、その曲もTextbookとか好きな人もイケるSugar経由のCruzianサウンドって感じで良いんです。今後も要チェックバンドです!



おまけ: Uphill Down - Milford



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