現在、4日遅れで東北は梅雨入りしたそうですが、それが終わればいよいよ夏がやってきます。「いよいよ」と言いましたが、全ての人たちが別に夏を心待ちにしているとは思いませんが、パンク好きな人の多くは、夏にポジティブなイメージを持っているんじゃないかなあと勝手に思ってます。何せバンドTシャツを着まくれますしね。僕は夏大好きです。
そんな夏にピッタリな夏のアニメソングを集めてみました。夏に向けてのプレイリストの参考にしていただけたら幸いです。まあ大体「海」か「夏」をテーマにした曲を選んだだけなんですけどね。割りとアッパーな曲は少なめです。
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きまぐれオレンジ☆ロード ED (1987)
長島秀幸 - オレンジミステリー
このアニメはOPもEDもトレンディドラマの主題歌のような雰囲気ですよね。ちょっとAOR好きの心をくすぐるアーバンでクサいサウンドがたまらんです。海岸線をドライブしながら聴きたいです。
きまぐれオレンジ☆ロードの絵って初期のBASTARDっぽいなと思ったら萩原一至がアシスタントしてたんですね。納得。
このアニメはOPもEDもトレンディドラマの主題歌のような雰囲気ですよね。ちょっとAOR好きの心をくすぐるアーバンでクサいサウンドがたまらんです。海岸線をドライブしながら聴きたいです。
きまぐれオレンジ☆ロードの絵って初期のBASTARDっぽいなと思ったら萩原一至がアシスタントしてたんですね。納得。
ふしぎの海のナディア OP (1990)
森川美穂 - ブルーウォーター
この企画記事を考えた時、一番最初に浮かんだ曲。聴くだけでワクワク感と、OPの印象的な太陽と海の映像が一気に広がります。
貞本義行のキャラデザに、庵野秀明と樋口真嗣の特撮オタクが手がけるアニメーションって事で、GAINAXの個人的に最強メンバーです。摩砂雪、鶴巻和哉の両氏も作画監督・アニメーターとしてかなり好きですが、やはり両監督の異常とも言える特撮への憧れからくるカットやデザイン、展開なんかがGAINAXらしい作品たらしめてるのかなと思います。
エヴァQの最初に上映された巨神兵のヤツとかもろそうですよね。ただの「特撮オタクが金かけて撮ってみた」っていうやりたい放題の作品。自主制作時代では金をかけずに特撮映画を撮ってたみたいですからね。きっと嬉々として制作する庵野監督が思い浮かびます。
でっかい何かがビルや建物のセットをぶっ壊すというカタルシスや(ウルトラQ的なアレ)、特撮あるあるみたいなカットや構図にニヤニヤする作品だったと思います。まあ正直内容自体、面白いか面白く無いかって言うとアレですけど(笑)
YAWARA! ED (1992)
LAZY LOU's BOOGIE - いつもそこに君がいた※Twitterでこの曲の話になり、どうしても入れたかったので入れました!
ビーイング系を彷彿とさせる、90年代特有の繊細なギターアレンジ。キャッチーなメロディを印象的に繰り返す後ろで、繊細かつエモーショナルなフレーズ。メロディアスハードロックな大げさな展開だったりもしますが、当時の雰囲気なのかシティ・ポップのように洗練さもあります。90年代のこういう音はやはり懐古的な部分もありますが、大好きな音です。
YAWARAも面白いですよね。浦沢直樹は、大きな風呂敷を広げてサスペンスを展開していくよりも、こういう漫画の方が好きだったりします。もしくは短編系。つまりマスターキートン以前の作品が好きです。
南国少年パプワくん OP (1992)
TOME - んばば・ラブソング
ショタとムキムキ男性の裸を描くために漫画家になったのではないかという、柴田亜美によるパプワくん。自由人HEROでもその路線でしたね。長編書くのが苦手なのか…?っていう印象ですが、相変わらずギャグは面白いと思います。本編よりも番外編の方が好きでした。
この曲自体もパプワくんのバカバカしさとトロピカルな感じが上手く出ている曲だと思います。
この曲自体もパプワくんのバカバカしさとトロピカルな感じが上手く出ている曲だと思います。
スラムダンク OP (1993)
BAAD - 君が好きだと叫びたい
この時代のビーイング系アーティストによるアニメ・ゲームへのタイアップは象徴的ですよね。1つのアニメのOP/EDを代わる代わる同レコード会社のアーティストが対応していく、みたいな感じ。スラムダンク、ドラゴンボールGT、コナン等など。そういう意味で90年代アニメを見ていた人には、ビーイング系の音こそ、「これぞアニメソング!」という印象を持っている人も多いかも。
ハードロック風なこの曲も、作品の割りと男子バスケットボールという硬派な感じに合っていて凄く良いと思います。やはり高校生のスポーツアニメは、夏の大会での全国大会を目指すモノが多いので、自然とオープニングも夏を思わせるような爽やかさと熱量を感じる気がします。
七つの海のティコ OP (1994)
篠塚満由美 - Sea Loves You
CMでのハウス食品のシチューがやたらウマそうに思えた、この世界名作劇場の1つである七つの海のティコ。リズミカルなベースに、ワウのかかったギターで結構ダンサブルな感じなんですが、コーラスとひたすらにポジティブなメロディが夏っぽさを醸しだしてます。
OP映像が無かったのですが、何故か1話のフルが公式チャンネルにありました。こう1話を見ると、正直この作品は全部見てないんだなあ…という程度の記憶でした。このシャチみたいなのかわええという記憶はありましたけどね。なおこんなスレがあった模様。
僕自身なんJをまとめる喜びはあった: シャチとかいう地球最強の肉食獣wwwwwwww
H2 OP (1995)
久保田利伸 - 虹のグランドスラム
スラムダンクの欄でも述べましたが、高校生によるスポーツ作品、というだけで夏っぽさがありますね。特に夏の代名詞とも言える甲子園を目指しているわけですから。まああだち充は、野球を下地にしたラブコメ・青春作品なだけですが。まあそこが良いんですけどね。サクッと読める感じが好きです。あだち充は「ラフ」が最高傑作だと思ってますが、少し前の「クロスゲーム」も結構好きです。後地味に「ナイン」も好きです。「QあんどA」は絶対に許さない。
久保田利伸によるOPも、あだち充特有の「汗臭くない野球少年達の青春作品」(初期は結構汗臭いですが)を思わせる、軽やかなナンバー。
ポケットモンスター OP (2000)
松本梨香 - OK!
これは特に理由もなく、夏っぽいかなあと…適当に選曲。ポケモンの曲の中でもかなりの熱量を感じたというのもありますが。悪く言えば暑苦しい(ギターが)。
衝撃の事実を友人から知りました…。未だサトシってポケモンマスターになってないんですって…と言うかそもそもポケモンマスターってどうすればなれるんでしょうか?調べてみたら
ポケモンマスターとは、あらゆるポケモンを使いこなす、最強のポケモントレーナーのことである。アニメポケットモンスターから出てきた言葉。ポケモントレーナーの最終目標である。
と言うことは、シリーズが続く限り、新たなポケモンは増え続けると言う訳で、サトシのポケモンマスターへの道はより険しくなっていくんですね…。
サトシ「151匹とか多過ぎ…でもやってやるぜ!」(赤&緑)
数年後…
サトシ「やった!151匹全てをゲットして使いこなせるようになったぞ!」
新聞「ジョウト地方で新たなポケモンが発見されました!」
サトシ「251匹に増えてる件について」
を繰り返して、現在では649匹程いるそうですね。こりゃ正に「なかなかなかなかなかなかなかなか大変だけど(白目)」ってやつですね。
学校の怪談 OP (2000)
Hysteric Blue - グロウアップ夏といえば怪談、と言うことでこの選曲。Hysteric Blueの爽やかな楽曲が妙なギャップを生んでいますね。ちなみに、僕はこのOPを見たらチャンネルを変えてました。何故なら怪談とか怖い話が大嫌いだったからです。あのポンキッキーズみたいなのでやってた、トイレの花子さんも見てなかったくらいです。あれは怖いとかそういうのじゃなかったらしいですが。
スクールランブル OP (2004)
堀江由衣 with UNSCANDAL - スクランブル夏といえばスカ、と言うことでこの曲。スクールランブルのスラップスティックな感じをスカで元気いっぱいで表現しています。
この小林尽という人は、ギャグやコメディの方が面白いと思うんですが、意外とシリアスも書きたい人のようで、そこら辺のバランスがおかしくなるとアレかなと。夏のあらし!と違って、最初はコメディでしたからね。何か違うな、と思って切った人も多いのでは。とは言え、僕は彼の作品は好きなので今でも読みますが。短編とかの方が向いてるのかもと思いますね。「一路平安!」とか面白かったですし。
フルメタル・パニック! The Second Raid OP (2005)
下川みくに - 南風
南風というタイトルもそうですが、この曲自体が夏に放映していたので、夏の印象が強いです。清涼感のあるアレンジも良い感じ。
アニメとしても良い出来で、僕の周りでも人気がありました。流石に最後まで描くのは難しいでしょうが、また見てみたいですね。短編のふもっふも面白かったですし。スパロボにも携帯機ではなく据え置き機の方でも参戦して欲しいです。ついでにANUBISも。
アニメとしても良い出来で、僕の周りでも人気がありました。流石に最後まで描くのは難しいでしょうが、また見てみたいですね。短編のふもっふも面白かったですし。スパロボにも携帯機ではなく据え置き機の方でも参戦して欲しいです。ついでにANUBISも。
ARIA The NATURAL ED (2006)
癒し系アニメ、ARIAの第2期ED。作品の雰囲気にあう優しげな曲調に、瑞々しいヴォーカルが心地良いです。夏の暑い日の良い清涼剤になるのではないかと。
死んだような目をした先輩が、コレを見て目を輝かせていたのを覚えています。それだけの癒し効果…。ベネチアに行きたくなります。しかし「ネオ・ヴェネツィア」なんて名前だと、「ネオ・ヴェネツィア代表」とかいって、ガンダムファイトとかしちゃったりしそうですよね。
瀬戸の花嫁 OP (2007)
SUN&LUNAR(桃井はるこ & 野川さくら) - Romantic summerこれまた夏や海を舞台にしたアニメ、かつ曲調がサーフ・ロックという、完璧なまでに夏のアニメソング。徹底したギャグ路線が良かったですね。早口でドタバタしててテンポも良いですし、話の展開やギャグそのものも面白かったです。見たことない人には是非オススメしたいです。
サマーウォーズ 主題歌 (2009)
山下達郎 - 僕らの夏の夢山下御大による、サマーソング。もうこれは間違いないでしょう。少年の一夏の冒険を、ここまでノスタルジックに聴かせてくれるんですから。作品にピッタリだったと思います。
サマーウォーズそのものも、設定やら何やら突っ込みどころ満載故に、賛否両論だったりするわけですが、僕的には十分楽しめました。おおかみこどもの雨と雪は未だ見てないですが…どうなんでしょうね?
夏のあらし! OP (2009)
面影ラッキーホール - あたしだけにかけて小林尽作品2作目。どんだけ好きなんだよ!というわけでもなく、たまたま夏っぽい曲だったので。
戦後の昭和の舞台を描いた作品ということで、OPが昭和歌謡曲のレコードのジャケットのポーズをキャラクターがとっているという演出。曲調自体もちょっと時代がかってますね。夏のむせ返るような暑苦しさも感じる程に。
話が進むにつれ、どんどんシリアスになる今作。元々、スクールランブルとは違うぞ?という雰囲気だったので、そこら辺はすんなり入れました。ただ避けられがちな戦時中の話や、空襲等を扱っているので、そこら辺は読む人を選ぶかもしれません。
THE iDOLM@STER 挿入歌 (2011)
天海春香、高槻やよい、双海亜美/真美、萩原雪歩、水瀬伊織、四条貴音 - 神SUMMER
アイマス好きとしては、この企画でこの曲を選ばないわけにはいきません。本当は太陽のジェラシーの方が好きなんですが、アニメでは挿入歌やEDとして正式に使われていなかったので、こちらを選曲。他にも「リゾラ」や「自転車」等夏っぽい曲もありますね。
さて、皆さんの夏のアニメソングはどういったものでしょうか?この記事を機に夏のアニメソングが話題に出てくれれば幸いです。
おまけ (ゲーム編)
パワプロ9 OP (2002)
堀内恵子 - Tomorrow~未来への翼~
基本的にパワプロのOPの夏感は異常です。9は名作ですね。やっぱサクセスは猪狩をライバルに甲子園を目指す作品が至高。初体験が5だっただけに。
以降の作品だと、15の栄冠ナインは秀逸な出来だったと思います。あれやろうと思えば一生出来ますよね。あれをPSPでやれないものか…。パワプロ2012はスルーしてしまったんですが、2013はやってみようかな…まあ取り敢えず様子見で。
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