
01. The Undertones- Here Comes The Summer (1979)
02. The Barracudas - Summer Fun (1981)
03. Hüsker Dü - Celebrated Summer (1985)
04. Sonic Surf City - Summer Is Fun (1990)
05. Fifteen - End of the Summer (1994)
06. Screeching Weasel - The First Day Of Summer (1996)
07. Ben Grim The Summer's Really Over (1998)
08. 88 Fingers Louis - Summer Photos (1998)
09. Silver Sun - There Goes Summer (1998)
10. Travoltas - Endless Summer (Part.2) (2000)
11. The Ataris - How I Spent My Summer Vacation (2001)
12. The Apers - Almost Summer (2003)
13. The Copyrights - Stuck In Summertime (2007)
14. Parasites - The First Day of Summer (2009)
15. Teenage Bottlerocket - Summer (2012)
今回は夏がテーマって事で、タイトルに"Summer"が付く曲を集めてみようと思いました。きっかけはTeenage Bottlerocketの新譜に"Summer"という曲が収録されていたので、やってみようと。
ただModernなPop Punkとかも併せて記事にしようかと思ったんですが、思ったより曲数が増えたので、分けることにします。よかったらそちらも覗いてみて下さい。
The Undertones- Here Comes The Summer (1979)
イギリスのパンク・パワーポップバンド。
"Summer"というと真っ先に上がったこの曲。大学入りたてに先輩に聴かせてもらって衝撃を受けました。この時代のパンクってこういうポップなのもあったんだ!と。
Sex PistolsとかThe Clashのロックの危うい印象を強くしたバンドのイメージが先行していたので、こういうポップなバンドも人気があったってことを知りませんでした。
The Undertonesと言えば"Teenage Kicks"で有名ですが、こちらも欠かせない名曲だと思います。
The Barracudas - Summer Fun (1981)
イギリスのサーフパンクバンド。
この聴いてるだけで「ぱ~ぱぱぱ~!ぱ~ぱぱ~!」と口ずさみたくなるくらいハッピーな曲ですね。そう言えば5月に初来日したようですね。デビューから30年かかって初来日・・・当時から聴いていた人はもう40代とか50代とかでしょうか・・・絶対ライブ行って聴いたらあの日を思い出して泣いちゃいそうですね。
Hüsker Dü - Celebrated Summer (1985)
ミネアポリスのパンクバンド。90年代のオルタナミュージックやアンダーグラウンドミュージックに大きく影響を与えたバンドだと思います。
そう言えばBig Drill Carもカバーしてたましたよね、この曲。Husker Duの中でも爽やかな部類の曲だと思います。溢れ出る甘酸っぱさが最高ですね。こんな夕暮れの海辺でこの曲聴いたらテンションがおかしくなりそうです。2:54~のギターがヤバいです。
以前レビューしたのでよければどうぞ。
Hüsker Dü / New Day Rising (1985)
スウェーデンのサーフパンクバンド。
オリジナルは90年にリリースされたそうですが、97年リリースの"tune in turn on wipe out"(この動画で使われてるこのジャケのCD)というコンピレーション盤にも収録されています。この作品は08年に日本で再発されたようなので、手に入りやすい作品だと思います。気になる方はチェックを。
Fifteen - End of the Summer (1994)
カリフォルニア・イーストベイパンクシーンの雄、Fifteen。
こういう泣きのパワーがあるサッドラフメロディックは本当日本人も好きな人多いと思います。イーストべイパンクはGreen DayやOperation Ivy等を生み出したシーンと言う事で、パンク好きは要チェックなシーンだと思います。Samiamは本当に最高です。
Screeching Weasel - The First Day Of Summer (1996)
シカゴパンクシーンのみならずUSパンクシーンに於いて重要バンド、Screeching Weasel。
多くのバンドに愛されるシンプルなラモーンズポップパンクって感じで、初期パンク好きにも、メロディック好きにもイケると思います。
個人的に彼らの曲は、聴くよりも歌ったり演奏したりすると、良さが倍増するような気がします。コピバンなんかしたら絶対「あれ?こんなにイイ曲だっけ?」ってなるパターンのバンドだと思います。パターンのバンドだと思います(キリって言われてもって感じですが(笑)
Ben Grim The Summer's Really Over (1998)
WisconsinのCruzianなポップパンクバンド。
誰しも一度は憧れるCruzian Pop Punkサウンドをこれでもかって位やってのけちゃってます。チクショウ。
以前レビューしたので良かったら覗いてみて下さい。
Ben Grim / Retro
88 Fingers Louis - Summer Photos (1998)
シカゴのメロディックバンド、88 Fingers Louis。
このメンバーが後にやるバンドは皆格好良いですよね。Rise Against、The Story So Far、Break The Silence等々、キレがあるパンクバンドって感じ。
その上記のバンドよりも、やはり88 Fingers Louisこそ至高!っていう人が多いのもわかるくらい名曲だと思います。90年代メロディック名曲選なんてアルバムがあったら是非とも入れたいくらい!
Silver Sun - There Goes Summer (1998)
イギリスのサーフ・パワーポップバンド。
大体の曲に対し、夏っぽさに対しての言及はしてきませんでしたが・・・このバンドの曲はもう夏全開
って感じですよね。ビーチ・ボーイズライクな高い綺麗なコーラス、ひたすらキャッチーなメロディ、ちょっぴり捻くれ要素もあり、聴いてる人を本当にハッピーにしますよね。本当早く新作出して欲しいです。6年経ったからそろそろ・・・ね?
Travoltas - Endless Summer (Part.2) (2000)
オランダのサーフパンクバンド。
やっぱりアレなんですかね?サーフミュージックと"Summer"は切っても切れない関係なんでしょうか?
それはさておき、このパワーポップパンクらしい展開はたまんないですね。Ⅳ/Ⅴ/ⅠⅦ/Ⅵ(0:29~)みたいな王道展開にニヤつきが止まらないですね。もはやパワーポップやる人からすると曲作る上で手グセみたいな感じになってそう(笑)
オランダはこのバンド然り、The Apers然り、パワーポップ系は良いバンドがいるってイメージがします。メロディック系も、50/50とかSelfish、Antillectual、Real DangerとかPoultryとか日本でも名前聴きますし、まだまだ掘っていけば良いバンドいるのかもしれませんね。この前Real DangerのCD買いましたけど凄く良かったですし。
The Ataris - How I Spent My Summer Vacation (2001)
インディアナの人気メロディックバンド。
来日キャンセルは残念ですが、お父さんが危篤ってそりゃ国外でライブとか有り得ないですよね。また別の機会に来日するっぽいらしいので、その時は東京に行けたら良いなあ。
"Boys Of Summer"と迷ったのですが、あれは一応ドン・ヘンリーのカバーなのでこっちにしました。パワーポップバンド系のSummerを冠する曲と比べると、メロディック系はやはり泣きの夕暮れ系ですね。「もう・・・夏が・・・終わっちまうぜ・・・へへ」みたいな感じ。サーフ系は「ひゃっほう!夏だ!海だ!砂浜だ!女の子もいるし!最高だぜ!話しかけられないけどな!」ってイメージ。
以前レビューしたので、良かったら覗いてみて下さい。
The Ataris / Blue Skies, Broken Hearts...Next 12 Exits (1999)
The Ataris / So Long, Astoria (2003)
The Apers - Almost Summer (2003)
オランダのパワーポップバンド。
やはりサーフサウンドの妙はコーラスだよなあと感じさせる一曲です。このバンドは何て言うか、パワーポップバンドの持つサブカル感が余り無くて、最近の垢抜けたポップパンクとか好きな人でもすんなに聴ける若いキャッチーさがある印象です。一回聴いて音の鳴る方にグッと引き寄せられますもんね。
The Copyrights - Stuck In Summertime (2007)
イリノイのメロディックパンクバンド。
このバンドはパワフルにかき鳴らしてる様がもうエモーショナルですよね。夏は夏でも終わりを歌う切なさを携えています。
しかしこのバンド本当に良いですよね。僕ってさっきから同じような事しか行ってるような気がしますが・・・ともかく!以前レビューしたので、良かったら覗いてみて下さい。
The Copyrights / North Sentinel Island (2011)
Parasites - The First Day of Summer (2009)
New Jerseyのパワーポップパンクバンド。
Screeching Weaselと同名の曲ですが、カバーではないです。個人的にはこっちの方が好きです。曲としてもバンドとしても。
シンプルなコード展開なのに、こんなにも胸をときめかせるようなドラマチックな展開に出来るセンスが半端じゃ無いです。それでいてパンクの躍動感や疾走感もしっかりあって、そのキャッチーさをダレたものにしていません。デビューから20年以上経ってもこういう曲作れるんですから・・・凄い才能です。まだ新作とか出す予定あるのかしら?是非出して欲しいですね。
以前レビューしたので、良かったら覗いてみて下さい。
Parasites / Punch Lines (1993)
Teenage Bottlerocket - Summer (2012)
ワイオミングのパンクバンド。
このバンドもScreeching Weasel的なキャッチーなラモーンズパンクロックを、より現代的に垢抜けた感じでやってるのが良いですね。良い意味で古臭くないって感じ。彼らから入って、そこからルーツを辿って・・・みたいな事もアメリカやここ日本でもあるかもしれませんね。
このバンドの夏はマイナーな泣きの夏ではなく、メジャーコードな爽やかな夏って感じですね。今年のクソ暑そうな夏には、こういう明るい曲の方が良いかも?
-Back Number-
vol.25 「70年代のシンガーソングライター集めてみた」
vol.23 「3ピースパンクバンドって最強な件について」
vol.22 「今後フルを期待しているPop Punkバンドを集めてみた」
vol.20 「ミュージカル名曲選」
vol.19 「北アイルランド出身のロックバンド集めてみました」
vol.16 「さあ皆でクラップハンズ!!」
vol.14 「ALLの個人的裏ベストを作ってみた」
vol.12 「個人的に良ポップパンクカバー曲を集めてみた。」
vol.11 「Bad Religionのマイベストアルバム作ってみた」
vol.10 「最終的にはSoul/R&Bですよね」 [Side '55-'72]/[Side '72-'89]
vol.09 「イタリアン・スクリーモ特集」
vol.08 「80's Hard Rockバンドのバラード特集」
vol.07 「夜はしっとりとピアノソングを…」
vol.06 「素晴らしきアコースティックギターの使い手達」
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