洋楽いいとこ取りコンピ 「90's US ROCK特集」



今回は企画モノということで、90年代のバンド特集。っていうか僕が好きな90年代の曲です。なので「あの曲がねえじゃねえか!」という意見は勘弁して下さい。

大学に入ってからハマったものもあれば、高校時代にどっぷりハマった曲もあります。やっぱり10代の頃にハマった曲の方が思い入れが強いですね。思い出もありますし。
90年代の音楽は凄く大好きだし、それについて凄く語りたいなぁと思いましてこの記事を書きました。いつも自分勝手な記事ですが、今回はより自分勝手な記事になります。
知ってる方は、ああこういうのあったよな・・・と懐かしんで頂ければ嬉しいですし、知らない方は、何かの参考になれば幸いです。

ちなみに僕はグランジ系はちょっと苦手です。なのでそこら辺のバンドは入ってないです。轟音系も暗い音も好きですけど、メロディが陰鬱すぎたり、取っ付きにくいとちょっと苦手です。ハードコア別物ですけどね。

主にUSオルタナ・モダンロックバンドをチョイスしています。もしくはそれに近い感じの。ブルース・フォーク・カントリーミュージック等のUSミュージックのルーツを感じさせる物です。僕の中でUSモダンロックの概念は「最近のバンドでアメリカンロックって感じのサウンドを出しているバンド」です。アメリカンロックってなに?って言われたら、上述のブルース・フォーク・カントリーミュージックをルーツに感じる泥臭いようなサウンドです。サザンロックとかそんな感じ。
まぁあくまで僕の感覚で言ってるので、ご了承下さい。

あの時代のAlternative Rockて、80年代にポピュラーだった音楽的要素がなければ、全部オルタナロックだった感はありますよね。そういう意味でオルタナってこういう音楽だぜ!って言いづらい気がします。New Waveもそうですけど。ジャンルってか、一大ムーヴメント・シーンって感じがしますよね。

Tracklist

01. 311 - Feels So Good
02. Better Than Ezra - King Of The Orleans
03. Counting Crows - Angels Of The Silences
04. The Dave Matthew's Band - Crash Into Me
05. Everclear - Father of Mine
06. Fishbone - Everyday Sunshine
07. Fuel - Bittersweet
08. Goo Goo Dolls - Black Baloon
09. Gin Blossoms - Found Out About You
10. Hootie And The Blowfish - Hold My Hand
11. Incubus - Drive
12. Live - All Over You
13. Matchbox Twenty - Push
14. Rage Against The Machine - Sleep Now in the Fire
15. The Replacements - When It Began
16. Red Hot Chili Peppers - Under The Bridge
17. R.E.M - Near Wild Heaven
18. Soul Asylum - Somebody to Shove
19. Third Eye Blind - Narcolepsy
20. The Verve Pipe - The Freshman
21. The Wallflowers - One Headlight
22. Weezer - Buddy Holly

311 / Feel So Good "Music (1993)"


ネブラスカ出身の5人組ミクスチャーバンド、311のファンキーな曲。高校時代、友人が「このバンドって格好良いの?」と聞くかれて、僕は一回も聴いたことないのに、「テクニカルで格好良いよね」と適当なこと言った思い出のバンドです。事実リズム隊の安定感のある演奏は高水準とも言えます・・・よね。ライブ上手いですしね。それ以降ちょっと聴いてみようと思いハマりました。

Better Than Ezra / King Of The Orleans "Fiction, Baby (1996)"

1988年から活動しているルイジアナの3人組バンド、Better Than Ezraの曲。何か結構音外したり、演奏をミスったりしてるのもご愛嬌ですね。このバンドの魅力として、オルタナロックにカントリーテイストな要素もあるところですかね。結構The Replacementsの影響も感じれて好きっす。

Counting Crows / Angels Of The Silences "Recovering the Satellites (1996)"

カリフォルニアの7人組モダンロックバンド、Counting Crowsの疾走感のあるロックソング。1stは泥臭くもフォーキーでグルーヴのあるアルバムだったんですが、2ndからはソリッドでタイトな曲が増えました。1stの感じこそ彼らの持ち味ですが、2ndのこの曲は特別に好きですね。

Dave Matthew's Band / Crash Into Me "Crash (1996)"

出すアルバム全てプラチナディスク(100万枚)以上というヴァージニアの大人気4人組ジャム・ロックバンド(当時は5人組)、Dame Matthew's Bandの名曲。今作は800万枚と大ヒットしたアルバム。南アフリカ生まれのデイヴの切れ味よく刻むアコギに、そしてバックの演奏隊もジャズ畑の人間とあって演奏技術も半端じゃない。ライブで曲と曲の間や曲中に挟むジャムセッションも凄いクオリティー。フォークの暖かいメロディ、ロックの攻撃性を、ジャズの即興性・多様性で包み込んだ彼らのサウンドはミュージシャンに愛されるバンドとして米国でも大人気です。1stと2ndはマジで名盤です。

Everclear / Father of Mine "So Much for the Afterglow (1997)"

オレゴンのオルタナっぽい5人組ポップロックバンド、Everclearのヒット曲。こういう90年代のラジオヒットっぽい曲好きなんですよね。軽くてキャッチーで口当たりの良い感じの。アメリカの広大な風景を見ながらドライブしている最中に聴きたいです。

Fishbone / Everyday Sunshine "The Reality of My Surroundings (1991)"

そりゃ君たちはカリフォルニアでしょうと言わんばかりにファンキーで黒くて陽気なサウンドを掻き鳴らす、6人組ミクスチャーバンド。ミクスチャーバンドとしての彼らよりも、ファンクロックバンドとして彼らを評価したい素晴らしいアルバムです。彼らの全てが詰まってると思ってる彼らの代表曲のライブです。このライブも彼らの魅力が詰まった素晴らしいもの。ファンクってものを取っ付き易くしてくれた、僕に取って大切なバンドです。

Fuel / Bittersweet "Sunburn (1998)"

※良い感じの動画がなくて、FLCLのMADになってしまいました。外国人ってFLCL好きですよね。
テネシーの4人組オルタナロックバンド、Fuelのシングル曲。最初はオルタナっぽい感じなんですが、メロディに入るとハードロックっぽいリフで力強い感じに。そこが好きですね。そしてPVの90年代っぽい雰囲気がたまらなく好き(変なボロボロの建物の中、暗い、客がいっぱい、ライブしてる、照明は緑色っぽい感じ)。1stフルはShimmerっていうむっちゃ良い曲があるのでオススメですよ。

Goo Goo Dolls / Black Baloon "Dizzy Up The Girl (1996)"

ニューヨークの3人組モダンロックバンド、Goo Goo Dollsのグラミーにもノミネートしたヒット曲。今回の記事に載せたバンドの中でもダントツに好きなバンド。僕のフェイバリットバンドの一つです。USロックバンドの中じゃ一番ですね!!Goo Goo Dollsのコピーバンドでライブをする予定があったんですが、中止になってしまったので、いずれ何処かでライブしたいです。曲も5曲くらいだったんですが、10曲くらいやっちゃうという無茶もしたい。やりたい曲しか無いんですよね。

って全然紹介にもレビューにもなってないですね。このアルバムはヒット曲の"Iris"もありますし、この曲もありますし・・・ポップパンクバンドが良くカヴァーする名曲"Slide"もあります。全曲シングルカットしていいぐらい素晴らしいアルバムです。初期のReplacementsの匂いが全開のパンキッシュなサウンドから、現在のモダンロックサウンドへと移行していったアルバムです。個人的には彼らの最高傑作です。

Gin Blossoms / Found Out About You "New Miserable Experience (1992)"


アリゾナのフォーキーな5人組オルタナロックバンド、Gin Blossomsの名曲。いつもはHey Jealousyをチョイスするんですが、たまにはこの曲も・・・ということで。Hey Jealousyと同じくらい好きな彼らの代表曲です!フォーク・カントリーのようなUSの土地の匂いを感じれるようなサウンドが魅力ですね。
いつ聞いても泣ける・・・

Hootie And The Blowfish / Hold My Hand "Cracked Rear View (1994)"


サウスカロライナの4人組モダンロックバンド、Hootiw And The Blowfishの代表曲。ヴォーカルがアフロアメリカンで、音はカントリーサウンドと異色のバンド。現在ヴォーカルはソロでカントリー歌手として頑張っています。結構人気もあります。後半のゴスペルっぽいコーラスが良いですよね

Incubus / Drive "Make Yourself (1999)"


カリフォルニアの5人組オルタナロックバンド、Incubusのヒット曲。最初はHoobastank経由で知ったんですよね。高校時代にHoobastankを友人に薦められて、そこのライナーノーツにIncubusの名前が出てたので、サウンドが似てるのかなぁ~と思って聴いたら、むっちゃ格好いいやんけ!!と衝撃。"A Crow Left Of The Murder"から入ったんですが、後にこのアルバムも借りてヘビロテに。個人的にオルタナサウドというと彼らが浮かぶことが多いです。HoobastankもLostprophetsも彼らからの影響が強いですよね。初期のミクスチャーな感じも、後期のフリーキーでスリリングなロックサウンドも格好良い!今作はそれらをつなぐバランスの良いアルバム。オススメ!

Live / All Over You "Throwing Copper (1994)"


ペンシルバニアの4人組ポストグランジバンド、Live(ライブ)のヒット曲。ポストグランジバンドらしく、ハードロックを土台としたヘヴィなサウンドでメロディアスな曲を歌います。Talking HeadsのJerry(No Doubt、The Von Bondies、The Verve Pipeのプロデュースでも有名)プロデュースということでIndieっぽいアレンジの曲もあります。ヴォーカルも存在感有りますよね。このバンドもそんなに有名ではないですけど、何気にこのアルバムも800万枚売れてるんですよね。

Matchbox Twenty / Push (Country Ver.) "Yourself or Someone Like You (1996)"


フロリダの4人組モダンロックバンド、Matchbox Twentyの大ヒット曲。このアルバムは1500万枚以上の売上だそうです。すげえ・・・。ってか早く新譜出してくれ・・・。ロブのソロもいいけど、やっぱりマッチボックスが一番です!!
この曲はカントリーヴァージョンです。疾走感あって、良い感じ。原曲も素晴らしいですけど!1stも2ndも3rdも大好きですけど、オススメはベストです!新曲が6曲も入ってますし、それがまた素晴らしい。

Rage Against The Machine / Sleep Now In The Fire "The Battle of Los Angeles (1999)"


カリフォルニアの4人組オルタナロック・ミクスチャーバンド、Rage Against The Machineのヒット曲。
極左とも言える姿勢と攻撃的な音楽性、そしてソリッドなサウンドに高い演奏力を持ち合わせています。それ故に熱心なファン・あるいは妄信的なファンが多いため、忌避感のある方も多いバンドでもあります。でも単純に格好いいと思えるサウンドですし、たまに聞くと思わず拳を握ってしまう程、音がぶつかってきます。

The Replacements - When It Began "All Shock Down (1990)"


ミネソタの4人組オルタナロックバンド、The Replacementsの91年のMTV Video Music Awardsにもノミネートしたクレイアニメ風PV。これが彼らの最後のアルバムになってしまいました。サウンドは完全にメインソングライターのPaul Westerbergのソロ作品とも言える程、彼のフォーク色の強い作品になりました。初期のハードコアパンクのスタイルを支えたBob Stinsonが脱退してからその傾向は顕著になっていきましたよね。後期の3作品が僕は好きですけどね。Pleased to Meet Me (1987)、Don't Tell a Soul (1989)、All Shook Down (1990)とか。

初期のパンクサウンドは後のUSパンク・グランジシーンにも影響を与えましたし、後期のサウンドは、USインディーロック・USモダンロックにも強く影響を残しました。90年代のUKメロディックにも影響与えています。アンダーグラウンドシーンにおける重要バンドでもありますし、気にある方は是非チェックを!GOO GOO DOLLSに匹敵するくらい大好きなバンドです。

Red Hot Chili Peppers - Under The Bridge "Blood Sugar Sex Magik"


カリフォルニアの4人組のオルタナロック・ミクスチャーバンド、Red Hot Chili Peppersの代表曲。ギターのJohn Fruscianteの色が強い曲ですね。枯れてサイケデリックなギターが素晴らしいです。彼が抜けたバンドは恐らく格好いいと思いますが、もうあのサウンドは戻ってこないと思います。でも良い意味で裏切って欲しいとも願っていますけど。とりあえずレッチリの作品とジョンの作品だったらジョンのソロ方が好きなので、ジョンのソロの方が期待していますけど。

R.E.M - Near Wild Heaven "Out Of Time (1991)"


ジョージアの4人組オルタナロックバンド(現在は3人)、R.E.Mの人気曲。ミーハーな僕はOut Of Timeが一番好き。次作の"Automatic for the People"も好きですけど。今作のアコースティックなポップサウンドは聴きやすくて大好きです。他にもたくさん名曲があっておすすめのアルバム。アーティスティックな要素が強いバンド故に、過大評価・過小評価する人と割れ易いバンドだとも思います。それ故に熱心なファンも多くて、90年代以降のインディーシーンに最も大きく影響を与えたバンドの一つなのは間違いないですね。そういった人たちと比べると僕はそこまでファンではないですけど(笑)

Soul Asylum - Somebody to Shove "Grave Dancers Union (1992)"

ミネソタの4人組オルタナロックバンド、Soul Asylumの疾走感溢れるロックナンバー。The Replacementsのミネソタの盟友として、お互いに影響を与え合っていたそうな。後にThe Replacements解散後にBa.のTim Stinson(現Guns N' Roses)がSoul Asylumに加入したくらいです。まぁ何が凄いって、まだ活動してるってことですよ。90年代の一発屋って結構解散してるんで、こういうバンドは凄いですよね。

このアルバム以降USモダンロックへと移行していくのはGoo Goo Dollsを彷彿とさせますね。つまり僕好みになっていくということです!たまらん!

Third Eye Blind - Narcolepsy "Third Eye Blind (1997)"


カリフォルニアの4人組オルタナロックバンド、Third Eye Blindで一番大好きな曲。一番ヒットした曲"Semi Charmed Life"も最高ですが、この曲も大好き!Semi Charmed Lifeはよく紹介するので今回はこっちを紹介。このセルフタイトルアルバムの大ヒットは、Stephan Jenkins(Vo/Gt)、Kevin Cadogan(Gt)の二人のソングライターがいて初めて出来た事だと思うんですよね。Bad Religionみたいに。このアルバム後Kevinは脱退してしまうんですよね・・・その後のアルバムは微妙に・・・

The Verve Pipe - The Freshman "Villians (1996)"


ミシガンの6人組オルタナロックバンド、The Verve Pipeのヒット曲。叙情的なギターと語りかけるようなヴォーカルに酔いしれます。中盤の叫ぶように歌い上げるところもグッときます。正直このアルバム以外そんな好きじゃないんですけど、このアルバムに関してはこの曲の為だけに買った甲斐はありました。

The Wallflowers / One Headlight "Bringing Down the Horse (1996)"


カリフォルニアの3人組モダンロックバンド(当時は5人組)、The Wallflowersの大ヒット曲。Bob Dylanの息子、Jacob率いるロックバンドとしても話題でしたね。現在はソロの方で活躍しています。ファンとしてはソロ(ルーツミュージック)も良いけれど、バンド(ロック)でのリリースを期待しています!6年も待たせないでくれ!

Weezer / Buddy Holly "Weezer (1994)"

カリフォルニアの4人組オルタナパワーポップバンド、Weezerの大ヒット曲。高校時代は狂ったように聴いていましたね。これを薦めてくれた友人に只々感謝です。高校でもコピバン出来たのも良い思い出です。
ナードでポップでハードなサウンドに涙腺が緩むと共に、こんなダメなオレでも良いんだ!と何故か勇気を与えてくれる力がこの曲、このバンドにはあります。本当に最高です。サマソニとか来ないかな。行けないけどねええええええええええええええええええええええええ!!!

終わった・・・無駄に時間かかってしまった・・・
今度時間のある時に「90's US PUNK特集」でもやろうかな。
ってか意外に楽しかったからすぐやろう。今週中に。


洋楽いいとこ取りコンピバックナンバーはこちら




0 件のコメント:
コメントを投稿

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...