Mary Has A Gun / PM (2012)



Rate: 8.4/10.0
Genre: Pop Punk/Rock/Powerpop
For Fans of: Vanilla Sky, From Dawn To Fall, The Anthem.
Country: Bouches-du-Rhône, Fance.
Label: Bullion Records


01. Le lien - リード・トラック
02. Un Effort
03. Où Va Le Vent
04. Virtuel
05. Réponds Moi
06. Le Temps D'y Croire
07. P.O.P
08. En Silence
09. L'Epreuve
10. Alice - PV曲
11. Left For Dead
12. Love Story - 国内盤ボーナス・トラック(Taylor Swiftカヴァー)
13. Le lien - 国内盤ボーナス・トラック(Acoustic)

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Alice


フランス語という、ある種英語よりも触れる機会が少ない言語を歌うポップパンクバンド!と言われると、如何にポップパンク好きだとして、やや躊躇してしまう所ですが・・・(フランス語ってやっぱ特徴的ですよね)。上記のように母国語だからこそ、彼らも歌いやすいんでしょうか、メロディのノリが凄く良いです。USポップパンクがルーツの一つにあるのは間違いないのでしょうが、それとも何処か違った趣の暖かいメロディなのは、やはり母国語であるフランス語自体発音や感覚が生み出すものなんでしょうね。
例え英詩であれ、ラテン語圏の人たちのメロディ感覚っていうのは、母国語のまろみのある味わいというか・・・(意味不明)、そこら辺に引っ張られてメロディもまろやかになってる印象です。英語のそのものが放つキレってのがあまり無くて、メロディの滑らかさが目立つ感じ。そこら辺は日本と近いのかも。

Le Lien


日本の英詩の曲の場合も、多くは日本語の感覚でメロディを作ってる印象なので、USとはまた違ったメロディや雰囲気が出ていると思います。勿論色んなバンドが居るわけですが、それが上手くハマって唯一無二で、決してUSのバンドに勝るとも劣らないグッドメロディを鳴らすバンドも居ると思います・・・って話が逸れましたね。

要は、同じ英詩でも母国語の生み出す雰囲気で大分メロディが変わると思うんですよねって話です。そしてこのバンドは、英詩ではなく母国語そのもので歌っちゃうわけですから、よりフランスの特徴を捉えたバンドなのだと思います。まあフランス語で歌えば良いのかってわけではないですが、少なくともこのバンドは日本人が聴く上で、母国語がネックになることはない魅力を持ったバンドではあるのは間違い無いです。

とか何とか言って、今調べてたら母国語だ何だとか言ってたら新曲が英詩だった件について。

Easy Way


まあ今作自体全曲母国語ってわけでもなく、最後の曲(Bonustrack除く)の"Left For Dead"は英詩でしたし。そしてその曲も良いし、このEasy Wayも良い感じなんですよね。散々母国語がどうのとか言いましたけど、英語の曲の方が世界に向けて発信する際には良いのかもしれませんね。メロディ自体はどっちでも変わらずグッドメロディなので、問題無さそう。

今作のオリジナルリリースは2010年のようなので、新曲も今年出したみたいだし・・・もしかしたらリリース情報あるかも?!疾走感ある曲あったら面白いかなあと・・・個人的な願望ですが(笑)
Chunk! No, Captain Chunk!の"Something For Nothing"でヴォーカルのLeoが参加した経緯もあるそうですし、新作にChunkが関わってくるかも?そうなると低音ミックスが得意のあの感じになるのかしら?それはそれで面白そう!

後Taylor Swiftのカバーがかなり良い感じなので是非日本盤を!個人的にPunk Goes Pop Seriesはこういうカバーを収録してほしいなあと願っております。正しく好みの問題なのですけれど、ラウドな感じのカバーはまた別枠でやってほしいかなあと。

Love Story (Cover Taylor Swift)


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